ブラック企業は根本的には変えられない!その冷たい現実とは?

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店員Kです!

この世にはたくさんのブラック企業があります。
ブラック企業での勤務は本当に辛いものですし、
私は一刻も早くブラック企業から「逃げ出す」ことを推奨しています。

ブラック企業での勤務が長引けば長引くほど、
色々なものを失うことになりますからね…。

しかし、働く側にとっても、それぞれ事情があると思いますし、
そう簡単に辞められない…というのもあると思いますし、
会社がブラック企業で辛いけれど、
そこで働く仲間は大切だったり、
その会社自体は好きだったりすることもあると思います。

中には”会社を変えたい”と思う人もいるでしょう。

しかし…
ブラック企業は”変えられる”ものなのでしょうか。

今回の記事では”ブラック企業を変える”ということについて
書いていきたいと思います。

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ブラック企業を変える…?

ちゃんと話し合えば、分かるはずだ。
そんな”理想”を想い描く人もいるかもしれません。
ですが、実際のブラック企業で勤務してきた人間から言わせてもらえば
それは”無理”です。

ブラック企業を変えるなんてことは夢物語。

今までに明るみに出た会社の体質が変わったかどうかと
問われれば「根本的」に変わってはいないでしょう。

某牛丼チェーンなんかも「表面的」には変わったみたいですが
あくまでも表面のみ。

ブラック企業を根本的に変えることはできないのです。

一番良いのは「撤退」

ブラック企業を「変える」というのは所詮は夢物語です。
基本的にブラック企業と戦うのであれば、
「撤退」するか「破壊」するか、しか
道はありません。

撤退はその名の通り、変えるのを諦めて、自分が辞めることです。
個人的にはこれをおすすめしています。
ブラック企業なんて構うだけ時間の無駄です。
その会社がどんなに好きだったとしても、そのブラックな一面こそが
その会社の本性です。

それを受け入れて、大人しく撤退してしまうのも一つの戦いだと
思います。

ブラック企業でそのまま働き続けるのも個人の自由ですが
人生は1回しかないものですし、できれば撤退の道を選び、
退職してしまった方が良いかと、私は思います(あくまで個人の意見です)

ブラック企業にそのまま飼われてしまうような状況が続いたり、
自分の考えがブラック企業に染まってしまったり、
ブラック企業を変えようとしたり…
そういうことはあまりお勧めできません。

辞めてあとは「相手にしない」
これこそが一番のブラック企業対策です。

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変えるための方法は現実には実現困難

ですが、どうしても変えたい場合は「破壊」しかありません。
これは当然、物理的な意味ではありません。
会社組織的な意味で、です。

後で書きますが、会社と言うのは、たとえ不正が明るみになって
「反省」したとしても、どこかで同じ不正を繰り返すものです。
少しずつ、カタチを変えて、必ず黒い部分は残ります。

なので、ブラック企業を変えたいのであれば、
会社の上層部を全て一新し、会社組織ごと一度倒産に追い込むぐらいのことを
しなければ無理なのです。

…ですが、そんなこと、現実的には出来ません。
ですから、ブラック企業を変えることは無理に等しいのです。

一応、それぞれ起こしえそうな行動を見ていきましょう。

一人が騒いでも無駄

ブラック企業を変えたい、そう思うのは自由です。
ですが、思うだけで行動を起こすのは考えた方が良いです。

まず”一人”で行動する場合。
会社内で騒ぐのは確実に無駄です。
一人の力ではどうにもなりません。

一人、いえ、数人が騒いでも無駄でしょう。
会社の圧力によってそのまま潰されてしまうでしょうし、
いくら騒いだところで、会社が考えを変えることはありません。

騒ぐ程度ではブラック企業は変わらないし、
何かを検討することもありません。
100パーセントそのままです。

むしろ、騒いだ社員本人が厄介者扱いされるだけでしょう。
自分の立場を余計に悪くしてしまいます。

一人の力は、大勢の力の前では無力です。
残念ながら、これは現実です。

もしも騒ぐことで解決するなら…

もしも外部(労基とか)の力を使わずに解決するのであれば、
相当な大人数集めなくてはなりません。
会社内で賛同する社員を見つけて、全員で行動を起こす、ということですね。
労働組合によるストライキなどの規模と同等の規模で行わない限り、
会社は耳を傾けません。
組合すらない場所は、より厳しいです。

ちなみに、労働組合と言うモノも、ストライキ⇒給料UPみたいな流れは
もはや”形骸化”しているので、あまり機能していないところもあります。
もう、最初から”筋書き”が決まったうえでの茶番劇、ということですね。

会社の半数以上が一気に退職する、だとかそういう非現実的な動きが
無い限り、大勢集めたところで丸め込まれるのがオチです。

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改善は表面上だけ

仮に労働基準監督所などに訴え出る、もしくはどこか別の場所に
内部情報をリークするなどして、ブラック企業の黒さが
明るみに出たとしましょう。

それで、世間的なバッシングを受けて、指導なども入り
”改善”したとしても、、、
それは”表面上だけのものです。
表面上だけの変化では意味はありません。

しかし、労基などの仕事はこれで終わりです。
”表面上”の改善がみられる場合は、それ以上の指導などが
入ることはないでしょう。

しかし、それでは意味がありません。
ブラック企業って、結局(他の企業もそうですが)
作っているのは「人」なのですよね^^

ですから、いくら指導が入って「表面上」改善されたとしても意味が
ないのです。

人の考えはそう簡単には変わりませんから、
必ず「裏」で、同じようなことが繰り返されています。
むしろ、それまでよりもさらに陰険な黒企業に
なってしまう可能性も。

実際にとあるブラック企業も
変わったように見えますが、実際は外見だけのようです。
(内部で色々あるみたいですから…)

このように、世間的に明るみに出て、バッシングを受けたとしても、
それは一時的なものであり、
完全に”黒い部分”が取り払われることはないでしょう。
表面上が白くなるだけです。

黒企業を変える唯一の方法

これは、相当面倒くさいです。
現実的には実現不可と言っても良いでしょう。

会社が一度倒産して、
再度別のメンバーで会社を立ち上げる、だとか、
ブラック企業の上層部を全て、刷新するぐらいのことを
しなければなりません。

ブラック企業の黒い部分、
”人”の部分を変えない限り、また同じことが繰り返されます。

しかし、上でも書いた通り、これを実際に実行するのは
相当難しいですよね。

会社の上層部を全て解雇する、なんて一社員にできることではありません。
もちろん、会社を潰すことも一社員の力ではほぼ不可能でしょう。

相手が大きな会社であれば、あるほどです。

もしも本気でブラック企業を変えたいと願うのであれば
人生を賭けないといけないぐらい手間がかかります。
しかも、それでも良くて、会社がつぶれるぐらいです。

「変える」ことはほぼ不可能です。

ですから、私はブラック企業を変えることはできないと思いますし、
そこまでしない方が良いと思います。

まとめ

ブラック企業そのものを”変える”ことは困難です。
良くて”営業停止”だとか”倒産”だとか、それが限界でしょう。
しかも、それをするのにすら、相当な時間と労力、
まさに人生を賭けるぐらいのことをしないといけません。

バカは〇ななきゃ治らない…みたいな言葉がありますが
それと同じです。
ブラック企業は潰れなきゃ直らないのです。

ですから、黒企業なんかを相手にして無駄に人生を使うことは
ありません。
その会社から逃げる、関係を断ち切って一切かかわらないことを
私はおすすめします。

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