ブラック企業で得るモノってあるの?元黒企業店長が語ります。

ブラック企業

店員Kです!

皆様はブラック企業で勤務して得られるモノは
あると思いますか?

今回の記事では、ブラック企業で働き続けて、
何か得ることのできるものがあるのかどうかを
実際の経験談を元に書いていきます。

「得られるもの」とはプラスの意味とは限りません。
マイナスの意味のものもありますし、
ブラック企業は奪われるものもそれ以上に多いのです。

実際に働いてみて、何か得るモノがあったのかどうか、
それを書いていきましょう。

ブラック企業で得るモノ

良い意味か、悪い意味かは置いておいて、ブラック企業で得ることのできるものは
確かにあります。
全く何も得られないわけじゃありません。

ですが「良い意味で得られるもの」に関しては「ほとんどありません」

得られるモノの大半が悪い意味で得られるモノですし、
わずかな良い意味で得られるモノも、わざわざブラック企業で学ぶようなことじゃ
ありません。他にも同じようなものを得られる場所はたくさんあります。

では、順番にブラック企業で得られるものをご紹介していきます!

※ブラック企業で失うモノについても以前まとめました
失うモノについては、こちらの記事でご紹介しています!

忍耐を得られる…

耐えること、我慢すること。
それらをブラック企業では得ることができます。

会社の理不尽な扱い、サービス残業や不当に奪われていく休日。
上司からの罵倒。成果を出しても認められない部分、、などなど
ブラック企業では日々あらゆるモノを我慢することになります。

なかなか言い返せる空気すらないのが事実。
そんな生活を続けていると「忍耐力」がつきます。

会社の理不尽な扱いに対してグッと我慢したりだとか、
休日が無くて、プライベートな時間がとれないストレスを我慢したりだとか…
とにかく「忍耐力」は強くなると思います。

我慢、我慢、我慢の日々になりますから
我慢強くはなりますし、そうでなければ、ブラック企業で勤務を
続けることはとても難しいです。

そのため、ブラック企業に残る人は
ある程度「忍耐力」のある人ばかり。

そういう環境ですので忍耐力は得られます。
…と、いうより得らざるを得ない、という感じでしょうか。

経験を得られる

経験を得ることができます。これは唯一のプラスでしょうか。
社会的な礼儀にうるさいところも多く、
そういう礼儀的な対応は学べると思います。

ですが…礼儀はどこの会社でも学べますから
これはあくまでおまけです。

私の言う経験とは
「ブラック企業で働いた」という経験です。

ブラック企業!ブラック企業!と叫んでいても
やはり、一度実際にブラック企業の中で働いてみないと
その恐ろしさは分かりません。

身を持って体感すると、やはり聞いていた話とは
違いますし、会社に対する不満なども、実際に
身を以て体験できるわけですから、これは大きな経験と
なりました。

ある意味では、今、こうしてブラック企業について書いているこの記事も
ブラック企業で働いた「経験」があるからこそかけているわけです。

ブラック企業で働くことで、プラスの意味で得ることは
ほとんどありませんでしたが、この「経験」だけは
今後の人生を生きていく上で、私にとっては大きな経験になりましたし
この経験は今後も大事にしていきたいと思います。

負の感情を得られる

これはマイナス面での得られることです。
負の感情。会社に対する不満だとか、上司に対する不満など…。
色々です。

私の旧勤務先の上層部の人間は、自分が何もせずに寝ているのに
人には何か文句を言ったり、
「~~~~~だから」と言ったことが全然違ったのにも関わらず、
それを謝る様子も一切見せずに、そのことで逆切れし始めたりと大変でした。

こういうことをされ続けたので
人間不信…というか私の場合は「偉い立場に居る人間」に対して強い不信感を
抱くようになりました。

あの会社以外もこうなのではないか。と。

とにかく、ブラック企業での勤務を通して、
上層部に対する不信感をかなり強くしました。

人によっては(上がとにかく嘘をつくので)
人間不信に陥る人も居るみたいです。

従順な心を得られる

これもマイナスです。
ブラック企業で「長い間」働くためには
会社に対して従順である必要があります。

私は辞めましたし、ブラックな部分に対しては
Noと言っていたのですが、
やはり一部の社員は、会社に従順な態度をとって居ました。
(そうしないと、生き抜けない会社なので…)

と、いうことでブラック企業勤務を続けると人によっては
従順な心を得ることができます。。

…が、これは自分の意思を捨てるという意味で
会社に染まることを意味するので、
私は得てはいけないもの、だと思います。

失うモノの方が多い

ブラック企業に勤めると「得られるものがある」
そういう人も居ます。
確かに、上で書いたように、ある程度のものは得られるかもしれません。

ですが、ブラック企業での勤務はそれ以上に多くのモノを
失うものだと私は思います。

どんなモノを失うか。
前に別の記事で失うモノをまとめましたが、簡単に書いておくと

・時間 (ほとんどの時間を会社で過ごすことになります)
・プライベート (遊ぶ時間なんてほとんどありません)
・人間関係 (接する時間がないので次第に疎遠になります)
・健康 (無理して働くので当然不健康になります)
・常識 (次第に黒企業のシステムがふつうだと思い始めます)

とにかく、色々なモノを失うのです。
失うモノは多いですが、得られるモノはほんのわずか。

そのことをよく理解しなくてはいけません。
生活が懸かっている場合は仕方がないかもしれませんが
”脱出しようと思えばできるのにしない人”は
今すぐ脱出した方が良いです。

人生一度きりしかないと言うことを良く考えてください。

黒企業では働く価値なし

基本的に、黒企業では働く価値はありません。
気付かずに入社してしまったり、生活のためどうしても…という場合などを
除き「自ら進んでブラック企業で働く必要はありません」

入社したら3年は働いてみろ、という言葉があります。
けれど、これは”普通の会社”に限った話です。
本当に酷い、辛い、ブラック企業で3年も働いてみたらどうなるか…

世の中で起きているブラック企業関連の事件では、
3年持たずに倒れてしまった方なども多いです。

「入社したら3年は~」は正しい言葉ではない、と
私は思います。
あくまでもそれは普通の会社に適応される言葉であって
ブラック企業には当てはまりません。

鬱になって人が変わってしまった人や倒れてしまった人も
居ました。
だからこそ私は言います。
ブラック企業で「駄目だ」と感じたら絶対に我慢しないでください。

すぐに逃げてください。

3年間も働く必要は絶対にありません。
勤務先がブラック企業で、精神的にも肉体的にも辛いのであれば
「3年間耐える」のではなく、「今すぐにげる」
これが正しい対応方法だと思います。

ブラック企業で得られるものなんて知れています。
他の会社でも得られることや、悪い意味での得られることぐらいしか
ありません。

ブラック企業で得られるものは「ない」と言っても
過言ではありません。
経験などを得ても、奪われるものが多すぎて、
結局マイナスになりますから…。

まとめ

よほどの事情が無ければ、ブラック企業で働き続けるのは
やめた方が良いです。
私も、店長をやっていたお店が閉店になった際に、
その会社の中でも”超”がつくブラックな部署への異動打診が
ありましたが、断って退職しました。

確かに、自営業となった今もいろいろ辛い部分はありますが、
それでも後悔はしていません。
1度しかない人生を会社に尽くして終わらせる…
そんなの悲しいと私は思ったので…。