企業の担当者不在という言い訳!そんな茶番は通用しない。

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世の中には、不祥事などを起こすとすぐに
「担当者が不在でわからない」などと言い訳する
会社・団体がいます。

もはや「言い訳のテンプレート」と言っても良いでしょう。

しかし”担当者不在”で、済ませようとしているのであれば
世の中を舐めすぎです。

担当者不在などと言う言い訳は、通りませんし、
今の世の中では、そんなことを言えば、
ほとんどの人が「出たよ~また時間稼ぎだ」と
失笑しているでしょう。

言い訳・うそのかたまりと思われても良いのであれば
何も言いませんが、
本当に担当者不在なのであれば、ちゃんと企業・人として
示すべきものは示さなければならないのです。

何かを追求されて
「担当者不在でお答えできない」

これは「嘘をついています 時間を稼いでいます」
と同義です。
もはや、そんな茶番は今の世の中では通用しないのです。

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みっともない言い訳のテンプレート

都合が悪くなると言い訳を始める企業や会社は
とても多いです。本当に情けなくなってしまうぐらいに。
この「担当者不在」という文言に対しても、
その言い訳のテンプレートのひとつ!と言っても
過言ではないでしょう。
呆れてしまう言い訳です。

「記憶にございません」
「こんなことになるとは思ってなかった」
「この場ではコメントを控えさせていただきます」
どれも、言い訳のテンプレートで見苦しいものです。

担当者不在、について、
社会人として”最低限”覚えておくべきことを
下記にまとめます。
それもできないのであれば、社会人としては失格でしょう。

担当者は「誰」なのか

まず、明確にするべきこと。
担当者は「誰」なのか、ということですね。
”担当者不在でお答えできない”のであれば、
その担当者は誰であるのか。
これは最低限説明する必要があるでしょう。

これを明確にできなければ、
言い訳・うそつきだと思われても仕方がないです。
「担当者が誰だか分からない」というのも
会社として情報伝達が最悪レベルであることを
世間に知らしめるだけですから、
きちんと担当者の名前を明かせるように
しておかなくてはなりません。

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担当者は「いつ」戻るのか

これを明確にするのは社会人としての常識です。
これすら明確に出来ないようでは、
社会人としての資質を疑われるでしょう。
もちろん、会社ぐるみでも同じことです。

取引先とのやり取りで
「〇〇さんはいらっしゃいますか?」と尋ねられて
「今担当のものは不在でして…」と言った際に
「いつごろ戻られますか?」と聞かれて
それに答えることができなければ、
信用にもかかわるでしょう。

本当に”いつ戻るか分からない”場合でも
戻ったらこちらから連絡を入れる、だとか
そういう配慮を普通であれば行うはずです。

問題を起こした場合も、その精神は忘れてはいけません。
担当者不在で不祥事について説明できない、と言うのであれば
その担当者が「誰」なのか、
そして担当者が戻るのは「いつ」なのか、
これをはっきりしないといけません。
この2つを最低限伝えることが出来なければ
企業として「ほら吹き企業・情報伝達も出来ていない」ということに
なります。

どんなに言い訳をしようと、時間稼ぎをしようと、
もう世間は「担当者不在でお答えできません」という
テンプレートに聞き飽きています。
だったら誰が担当なのか?
その担当がいつ戻るのか?
これを、最低限説明できるようにしておかなくては、
もはや、お話にすらなりません。

その上で、担当者が戻ったら
どこで、どのように、いつ、説明をするのか、
そこまで約束しなければいけません。
それが、企業としての、団体としてのマナーです。

見苦しい言い訳はするな!

何科の不祥事を起こした際に
「担当者不在で~」と逃げる企業・団体は
たくさん存在します。
会社などでもそうですし、政治の世界でもそれはそうです。
ですが、先ほどから述べているように、
そのテンプレート的な言い訳は今の世の中では通用しませんし、
見苦しいことをすればするほど、ネットなどでも徹底的に
叩かれて企業として、再起不能になるでしょう。

悪い事をしてしまったのであれば、素直に
ごめんなさいと言う。
子供のころから習ってきたハズのことです。
それが、企業の上の方に行くと、できなくなってしまう。
当たり前のことが出来なくなってしまうのは
とても悲しい事です。

また「担当者と連絡が取れない」だとか
そういう言い訳もやめましょう。
嘘丸出しですし、本当に取れないのだとしたら
「会社としてどういう連携をとっているのか」ということになります。
もしも本当に取れないのだとしても、
別の担当者(会社の仕事を一人で抱え込んでいて他に分かるヒトがいない、
なんてことは通常、あまり考えられません)を見つけるか
何らかの対応は”ただちに”行う必要があるのです。

まとめ

見苦しい言い訳が蔓延する社会。

問題を起こした企業などによる
「担当者が不在でお答えできません」というのは
テンプレートです。
嘘のテンプレート。

じゃあ、あなたは何も答えられないのか、
担当者は誰なのか、
担当者はどこにいるのか、いつ戻るのか。
これらに答えられない限り、
社会人としては最低レベルの陳腐な言い訳と
言わざるを得ないでしょう。

会社として色々あるのだとは思いますが
今の世の中は、嘘をつけばつくほど不利になります。

隠しても、本当にすぐばれる世の中です。
もう、隠しても無駄なのです。
そのことを、しっかりと覚えておくようにしましょう。

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