予約キャンセルがお店に与えるダメージ!予約時のマナーとは?

この記事は約6分で読めます。

店員Kです!

新商品の「予約」
色々なお店で出来ると思います。
本だったり、ゲームだったり、ブルーレイだったり…
予約したことがある人も多いのではないでしょうか。

飲食店などであれば、宴会の予約なども可能ですね。

しかし、この予約。
案外”無断キャンセル”や
突然キャンセルする人が多いのです。

確かに、お客様側にも色々な都合があるのでしょう。

が、軽々しく予約をキャンセルされてしまうと、
お店側としても困ってしまいます。

それは、何故か。
今回は予約キャンセルをされた場合の、
お店へのダメージについて書いていきます!

スポンサーリンク

予約には責任を持って…

予約は「絶対に買うからとっておいてね」と言うもので
なければならない、と私は思います。

「たぶん買うから取っておいて」では困ってしまうのです。

そのため、予約する際には責任を持って、予約することを
推奨します。

もちろん、やむをえない事情であれば仕方がないですが、
前の勤務先時に、結構居たのが
「取りにこれないかもしれないけど、予約しておく」みたいな人です。

基本、予約は
「買わないかもしれない」「これないかもしれない」という人たちは
してはいけないものです。

「これは必ず買うぞ!」というもののみ、
予約するようにしましょう。

予約キャンセルがお店に与える損害

と、言われても「予約キャンセルすると何が悪いのか」と思う方も
居ると思います。
キャンセルされれば、その分、普通の客に売れば良いのではないか、と。
確かにお店側の事情を知らなければそう思ってしまっても仕方が
ないのかもしれません。

ですが、予約のキャンセルは、一般の方が思う以上に
お店にダメージを与えることも多いのです。

新商品は発売日が勝負…

新商品に関しては、発売日が勝負です。
本にしても、ゲームにしても、CDにしても。
一番売れるのは当然、発売日。

ですが、予約されている分に関しては発売日には売ることが
できません。

どんなに取り置きの期間が長いお店でも、発売日当日中に
自動的に予約キャンセルにするお店はないでしょう。

私の前の勤務先では「発売日を含めて3日間」取り置きしていましたし、
お店によってはもっと長いところもあるかもしれません。

しかし、連絡もせずに予約をキャンセルする、ということは
”その3日間”は売ることができない、ということです。

人気商品などの場合、当日に品切れすることも多いです。
「もう品切れになってしまいました」なんてことも何度か経験しています。

”実際には取りに来ない予約の分”があるのに、
何の連絡もくれない為、予約キャンセルかどうかも分からず、
”その場では売ることはできません”

この時点で、売り時を逃しているわけです。

そして、3日間が経過した商品(私の旧勤務先の場合は)
は、一般向けに販売に出します。

ですが、これが困ってしまいます。発売日から3日経過した
商品って、商品によっては既に飽和している可能性も。
結構、売れないことも多いのです。

すると、予約を無連絡でキャンセルした人の「せい」で、
本来なら発売日当日に売れていたはずのものが、売れずに
お店に残ってしまう、ということになってしまいます。

売り時を逃しただけではなく、お店の滞留在庫まで増えてしまう。

これはもはや罪です。

スポンサーリンク

元々入荷する予定でなかった商品の場合は悪質

一般受けしそうにない商品は、お店の判断で入荷しないこともあります。

性質が悪いのが、この部分の予約をする人で、
予約があれば「入荷する予定のなかった」その商品を発注します。

しかし、こういうのを取りに来ない人も居ます。
当然、元々は入荷する予定すらなかったレベルのマイナー商品ですから、
売れないわけです。

こういう商品は1年、2年、3年とお店にいつまでたっても残り、
結局、お店側は何も悪くないのに、そのソフト分マイナスになるわけです。
しかも、発注の手間までかけさせられて…。

飲食系・食品系の場合はさらに悪質

私はその業界の人間じゃありませんから、詳しくは書けませんが、
飲食店の予約キャンセルは本当に性質が悪いみたいですね。
かなりの損害になると、飲食店経験者の知り合いが言ってましたし、
実際にニュースなどにもなってますよね。

席を確保しておくわけですから、他のお客様を入れられない損害。
そして、料理などの用意をしてしまっていた場合はその損害。
そしてその手間。

キャンセル料が発生して然るべきだと思います。

ほか、持ち帰り系の食料品の予約でも、
とりに来ないのは本当に悪質です。

予約する際の心構え

予約する際に大切なのは「必ず買うか」「必ず利用するか」を
自分の中でよく確認することです。
もしも、少しでも迷っている心や、生活環境的に「買えるか分からない」と
言う場合は、絶対に予約しないで下さい。

当日、新商品の発売日に買いに行けば、大人気商品やマイナーなものを
除けば手に入るでしょうし、
飲食店なども予約なしでもどこかしらは空いているはずです。

「行かない可能性がある」「買わない可能性がある」のであれば
予約は絶対にしてはいけません!”禁止”です。

…が、人間には色々な事情もありますから、本当にやむを得ずに
予約キャンセルしなくていけないこと、
予約の商品を受け取りにいけないこともあると思います。

そんな場合は、予約したお店に電話して、
”予約キャンセル”であることを早めに伝えてください。
”予約したら、キャンセルする際は連絡するのが礼儀であり、当たり前です”

で、自分の名前とキャンセルしたい商品、その理由などを
相手に伝えればOKです。
1回目で怒られることはまずないと思いますが、
繰り返していれば、予約を断られる可能性もあります。

とにかく、予約キャンセルの場合は、必ず、
それもなるべく早めに決断することです。

それが出来ない、
最低限の礼儀が守れないのであれば
その方に、商品の予約や、集まりの予約をする資格はありません。
病院の予約も同様です。
お客様気分なのかもしれませんが、本当に迷惑ですし、
無断キャンセルをするような人は来なくても結構だと思われていると
思いますよ^^

お店側の対策などは?

お店側も予約の受け取りに来ない人に対する対策などは
ある程度しています。

ですが、対策には限界があります。

あまり強く縛りつければ、、今度は、別の意味で
お客さんを失ったりする可能性もありますし、
普通のお店を利用する人にとっては良い迷惑だと思います。

お店によっては、内金(予約の保証金みたいなもの)を
とるお店もありますし、
お店によっては、代金先払いのお店もあります。
そうすると、確かに予約受け取り率は上がります。
現状、それぐらいしか対策できないのが、お店にとっては苦しいところです。

私の前の勤務先では、新作ソフトの予約が100あったとすれば、
1~2割、酷い時は3割ぐらいこないこともありました。
しかも、連絡なしで、です。

常識の無い人が多いのか、
お客様は神様気分の人が多いのか、
それとも単に物忘れしているのか。

どれかは分かりませんが、
予約する資格のない人が、世の中にはたくさんいます。

まとめ

予約の最低限のマナーすら守れない人に商品や場所の
予約をする資格はありません。

誰にでも向き・不向きはありますし、
自分が人に迷惑をかけてしまいそうだと感じるのであれば
予約するのはやめておくことをおすすめします。

お店はどこも、とても厳しい時代です。
それこそ、予約の無断キャンセルによる損害ですら
大ダメージになるほどに、です。

マナーを守れない人が増えれば増えるほど、
お店での予約も不便になっていくと思います。

言っても分からないのであれば、
お店もきつく、ルールで縛るしかありませんからね…。

皆様も予約を利用する際はマナーを守りましょう!

タイトルとURLをコピーしました