店長の嫌がらせでバックレに追い込まれた先輩アルバイトの話

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店員Kです!

私がアルバイトとしてお店で働き始めた時、
ワタシに色々教えてくれて親切にしてくれた
アルバイトスタッフさんでした。

ちょうど、私がアルバイトを始める直前に
その店では店長の交代があったそうです。

前の店長の代ではその先輩アルバイトスタッフさんは
エースとして重宝されていたようです。
しかし、運の悪いことに新しくやってきた店長との
折り合いがつかず、最後にはバックレにまで追い込まれてしまいました。

これは横で見ていた私から見ても
「店長 酷すぎだろ…」と思うような嫌がらせの数々だったので
今回の記事ではこの恐怖の事例について書いて行こうと思います。

本当にこんな風に人を退職に追い込む店長も居るのですよ…
残念なことに。

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先輩アルバイト…

退職に追い込まれた先輩アルバイトは確か私より3,4ぐらい上だった
気がします。気さくな男性アルバイトさんでしたね。
入りたてのワタシとシフトが被ることも多かったので、
色々と教えてもらいましたし、
個人的に回転ずしに連れて行ってもらったこともありました。
接客や仕事ぶりも、のちに店長になった私が思い返してみても
全く問題は無かったと思います。

始まる店長の嫌がらせ…

最初は、2人の間柄は普通に見えました。
私が採用される1か月ぐらい前にその店舗の店長に着任した
新店長。まだ様子見だったのかもしれませんね。

しかし、半年ぐらい経った頃からでしょうか?
店長のその先輩バイトに対する扱いが次第に酷くなっていきます。

正直、当時、その店長と立場が同じだったら止めたでしょう
「あなたは幼稚園児ですか?」と。

ですが、当時の私は入りたてのアルバイトスタッフ。
その先輩には申し訳ないのですが、ただただ成り行きを
見守ることぐらいしかできませんでした。

正直きつかったです。
お世話になった先輩と店長の板挟み状態ですからね…。

「解放してくれ」とも思ったものです(笑)

では…具体的にどんな嫌がらせがあったのかについて
書いていきましょう。

①挨拶しない

まず、店長は社会人としての基本的なことをしなくなりました。
私を含め、他のアルバイトスタッフさんに対しては挨拶をするのに
先輩が「おはようございます」とあいさつをしても、
せいぜい「ん」ぐらい。
社会人としてこれは資質を疑いますね。申し訳ないですけど。

で、次第にその「ん」も無くなってきて不機嫌な顔をしているだけ。
正直、はっ倒してやろうかと何回も思いました(汗
「一体何様なんですか?」と。

ただ、私は当時新人でしたし、先輩と店長の間に起きていることなので
”介入しない”という賢い(ずる賢い)道を選択するに至りました^^

挨拶ぐらいしましょうよ…ねぇ?

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②嫌味を聞こえるように言うようになった

見出しのとおりです。
「アイツ使えねーなー」だとか、そういう嫌味を本人に聞こえるように
大きな声で言うようになりました。
お客さんにも聞こえる声で。

かなり辛辣でしたね。
本人に直接言うわけでもなく、
他の人に対して言いながら本人にも聞こえるように言う。

ただ、これはお客さんにも聞こえてるレベルだったので
私も言いました

「お客さんに聞こえますよ…」と。
その時、店長は確かに”ごめん”と言っていたのを覚えています。

この辺りから、私のその店長に対する信頼は薄れていきました。
正直、本当に見るに堪えなかったのです。
あまりにも幼稚すぎて。

そして”こうは絶対にならない”とも思ったものです
いえ、なってはならない。

③本人にだけ厳しい

そして嫌がらせはエスカレート。
バイトシフトが終わった先輩を呼び出して
「お前のやり方が気に入らない」などと言いはじめるまでに
事態は悪化していきました。
正直、最悪です。

その他にも、仕事中の作業で
他の人だったら絶対OKなぐらいに掃除してあった商品を見つめて
「手ぬくんじゃねぇよ」とか、
「やり直し」とか、もはや虐めに近いレベルでした。
本当にどうしてああいうことするんでしょう?

④陰険な嫌がらせ

そして陰険な嫌がらせも始まっていました。
本人のシフトは次第に削られていき、
シフト表は加入順に並んでいたのですが、
あるとき、私の名前をその先輩より先に書き始めて
「〇〇(私の名前)先にしちゃった」などと言われました

先輩への嫌がらせなのでしょうけれど、
正直、私と先輩の関係にも亀裂が入るので
その時は「なんてバカなことを」と言いそうになりました。

私情をシフトにまで持ち込むなんてどうかしています。

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⑤ついに連絡までしなくなった…

そして極め付け。
ついに店長は先輩に仕事を与えることがなくなり、
完全無視をするようになりました。
ハッキリ言って店長失格です。

さらには店で始めた新しい取り組みについても全く連絡しておらず、
私が先輩に尋ねられて初めて先輩に情報が回っていないことを
知りました。

店長であればどんなにキライなスタッフに対してでも
ちゃんと教えるべきことは教えないといけないと思うのですが。

そして先輩にお伝えしていたところ、
何故か店長に「いいから」とキレられました
もはや意味が分かりませんし、
この先輩をめぐる一連の店長の対応については
私は店長を”軽蔑”しています。
ハッキリ言ってありえません。
信じられない。

もしも私が店長の上司だったら店長を解任してるでしょうね^^
完全に店長不適合です。

ちなみにこの件に関してはあまりにひどいので、
私が本社の社員に相談しています。

…が、その直後、先輩は辞めてしまったので結局どうにも
ならなかったのですけれどね…。

嫌がらせの結末

長らく続いた当時の店長による嫌がらせ。
その結末は突然訪れました。

先輩も最初は明るかったのですが次第に元気を失っていきました。
まぁ、当たり前です。
あんな扱いされちゃあ、誰だって嫌になるでしょうし…。

そして先輩は、ある日私に
「〇〇は頑張ってる。これからもがんばって」と言いました。

当時は「?」だったのですが
彼はもう辞めるつもりだったのでしょう。

次の日、朝から店長・私・先輩の3人だったのですが
先輩は姿を現しませんでした。
バックレです。

バックレは褒められる行為ではありません。
ですが、あの店長を見ているとそれも仕方がないかとも思います。

何故なら彼が、退職する意思を店長に伝えれば
あの店長はおそらく彼を罵倒したと思います。
散々悪口を言った挙句、悪態をつく。
そんな様子が実際に見なくても私には想像がつきます。

なので、彼もバックレという道を選ばざるを得なかったのでしょう。

ここで言います。
先輩を退職に追い込んだのは”当時の店長”です。
バックレの原因も店長にあります。

私はその店長にお世話になっていたので悪い事は書きたくないですが
それでもこれは許しがたい事です。
本当に店長なのか?
その自覚はあるのか?

この件以降、私はその店長と距離を置きました。
店長が異動になるまでの数年間ずっと、
私は信頼せず、店長と一緒に仕事をしました。

あんな小学生レベルの嫌がらせの挙句、バイトをバックレに追いやって
何の反省もしていないような店長、
私は店長として認めません。

まとめ

そんなこんなで先輩は退職しました。
あれ以降、一度も連絡をとっていないので、私には彼が今どうしてるか分かりませんし、
バイトを辞めれば他人ですから、干渉するつもりもありません。

しかしあの一件は良い勉強になりました。
店長として絶対にやってはならないことをこの目で学ぶことが
できたのですからね…。

当時の店長の行動は本当に卑怯であり最低です。
ダメな例としてふさわしい事例でしょう。
暴力を振るわなかったのはせめてもの救いですが、
本当にありえない。

私もそのあと店長をやりましたが、
今でも本当にありえないことだと思っています。

今も、あの店長はそういうことをしているのでしょうか。
下で働くアルバイトスタッフさんたちが心配です。

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