パンデミックが発生したらどうすればいいの?個人で出来る対策は?

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パンデミックとは
流行病が広範囲に拡散して
それを防ぎようがなくなってしまっている
状態のことです。

新型のウイルスなどの流行や
インフルエンザなどの流行によって
これが発生することがあります。

正直なところ、パンデミックの発生は
個人ではどうすることもできません。
一人が何かをしたところで、
世の中で、流行病が発生するのを
防ぐことはできませんからね…

ですが、「自分の身を守ること」はできます。
もちろん、どんなことをしても
感染を100パーセント防ぐ、ということは
なかなか難しいですが、
感染する確率を0.1パーセントでも下げていく
ということはできるのです。

パンデミックが発生した際に身を守るためには
どのような点に注意をしていけば
良いのでしょうか。
それを見ていきましょう。

ちなみに「パンデミック」とは人間が勝手に決めた
基準ですから、パンデミック宣言がされたから何か変わるのか?
と言われれば、答えはNoです。
言葉に惑わされず、実際の状況を見る方が大事です。

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個人で出来るパンデミック対策

世界的な対応だとか
流行病そのものに対する対応だとか
そういったことは個人レベルでは
なかなか難しいですし、
現実的ではありません。

と、なればパンデミックが発生した際に
個人で出来ることとなると
「自分の身を守ること」になりますね。

一つ一つは小さな積み重ねですが
大事なポイントを理解しておくことに
よって、流行病から身を守ることの
できる可能性は高まります。
しっかりとそれぞれのポイントを
理解しておくようにしましょう。

基本的な予防をしっかりと行う

どんな病気であったとしても
基本的な予防をしっかりと行う、
ということはとても大事なことになります。
パンデミックだろうと、通常時だろうと、
予防はしっかりとしておくことで、
風邪にしてもそうですし
新型ウイルスにしてもそうですし
感染する可能性をある程度、
下げることはできるでしょう。

新型ウイルス予防対策も参考にどうぞ。

簡単に基本的な部分を解説しておくと、
・手洗い、うがいの徹底
・マスクによる予防
・乾燥対策(部屋は加湿器などで、喉は定期的な水分補給で)
・不必要な外出を控える
・可能な限り人混みを避ける
・消毒液やウェットイティッシュなどを利用する
・不規則な生活を避ける

このあたりになるでしょうか。
上のようなことをすべて行ったとしても
100パーセント感染を防ぐことが
できるわけではありませんが、
それでも何もしないよりはだいぶ
異なってくると思います。

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デマ情報に注意する

パンデミックが発生した際には
ネット上でデマ情報が入り乱れることが
予想されます。
最近では自然災害発生時や、新型ウイルス発生時などに
決まって、ネット上にデマ情報や
過激な情報などが出回るようになりました。

こういった情報に踊らされてしまわないように
注意することも大切です。

また、デマかどうか関係なく
ネット上では過激な論調や憶測が出たり
ピリピリムードが漂っていたりすることも多いですから、
そういったことで精神的な負担になってしまう
こともあると思います。

ネット上で不安を感じてしまって
精神的にダメージを受けてしまう、
なんてことになれば
ウイルスとは関係のないところで
ダメージを受けてしまうことになってしまいます。

そういった情報を「これはデマっぽいな」だとか
”過激な情報をスルーできる”のなら良いですが
いちいち真剣に受け取ってしまって
精神的な負担になってしまうようであれば
パンデミック発生の際にはネットや
SNSをあまり見ないようにする、
ということも大切です。

最新情報はしっかり入手する

上で、精神的に負担になるなら
ネットは見ないほうが、と書きましたが
最新情報を入手するようにするのは
大事なことですね。
ニュースやネット、自治体などの情報から
しっかりと最新情報を入手するようにしましょう。

なお、ネットで入手する場合、
↑で書いたようなことになってしまう人は
大手のニュースサイトや、公式発表のみを見るようにし、
SNSやニュースのコメント欄など
そういう場所は見ないようにしつつ、情報を
入手していくのが良いかと思います。

大手ニュースも煽ったりすることはありますし
情報が錯そうしていたりして、公式発表も
全てが正しいとは限りませんが
それでも、煽りやデマか本当か分からない情報を
見るよりは信憑性はあるはずです。

特別な対応がある場合はそれに従う

パンデミックが発生するようなことがあれば
何らかの特別な対応が行われる可能性が
あります。

もちろん、個々の生活の事情もありますから
従うことができない対応も
あると思います。
なので、自分たちの生活スタイルの範囲内で
対応できることには対応していく、
ということを大事にしていきましょう。

例えば、外出を控えるようにだとか
そういう対応もあるかもしれませんし、
会社側で在宅勤務の指示(業種によっては無理ですし、
前の私のような接客業じゃ絶対無理ですが…)や
時差通勤の指示など、
自分で対応できる範囲内で、
そういう指示があった場合は
対応をしていけるようにしておきましょう。

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パニックにならないように

パニックは一番の敵です。
確かに流行病は恐ろしいものですが
パニックになったところで、
流行病から身を守ることはできません。
むしろ、逆効果でしょう。

パニックになることで、
精神的な負担も強まるでしょうし、
パニックになってしまうことで
他の人とトラブルになったりと
流行っている病気そのものとは
関係のない部分で、トラブルが発生してしまう
可能性を高めるだけです。

パニックになったら病気に感染しにくく
なるのであれば、それも良いかもしれませんが
病気から身を守る、という点において
何の役にも立ちませんから、
パニックにはならないようにしましょう。
できる限り冷静でいるほうが
結果的にはそのほかのトラブルから
身を守る、ということに
繋がってきます。

必要なものを確保しておく

必要なモノは、ある程度
確保しておく、ということも
大事なことのひとつになります。

パンデミックが発生すると
その時の状況によっても異なりますが
生活必需品などが品薄になったり
する可能性も否定はできません。
その時の状況によって
自分にとって必要なものは
ある程度確保しておいたほうが良いでしょう。

転売屋や買い占めなどもいるために
品薄になりやすい時代になっています。

必要以上の買い占めは、逆に品薄を増長
させるだけですから
避けるべきですが
とは言え、自分が動かないと何もお店に
無くなってしまうような状況であれば
ある程度の購入はやむを得ないとも言えます。

ただし、パニックを起こして異常な量買い占めする必要はありません。

常備薬などの確保

もしも持病で常備薬などを貰っている場合、
場合によっては少し多めにそれを
貰っておくと良いかもしれません。

と、いうのもパンデミック発生時には
病院が混雑したり
病院で流行病の感染が確認されたり
してしまった場合
常備薬を確保できなくなってしまう
可能性も否定はできません。

そのため、病院に通っている場合は
先生としっかり相談をして
必要とあらば、
少しいつもより多めに貰っておくなどの
対策を自分なりに考えておくことを
おすすめします。

また、病院に何度も通えば、
流行しているウイルスに感染する
リスクが高まるのも当然なので、
その点に関しても、注意は
しておいた方が良いでしょう。

まとめ

パンデミックの発生そのものを
個人の力でどうにかすることは
難しいです。
そのため、もしもそういう状況に
なってしまった場合は、
自分の身を、自分で守れる範囲で
守っていくしかありません。

ウイルスそのものもそうですが
パニックなどが引き起こす二次災害的な
部分も恐ろしいのは確かです。
そういった部分も含めて
しっかりと自分の身を守っていくように
していかなくてはなりません。

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