明るくなると目が覚める原因と対処法!心配する必要は…?

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「明るくなると目が覚めてしまう」
そんな人もいると思います。

起きる予定の時間よりも早く目が覚めてしまったり、
まだ寝ていたのに、朝早く目が覚めてしまって
寝ることが出来なくなってしまったり…
そういう状態ですね。

これは、気にする必要はあるのかどうか、
原因はいったい何なのか、
対処法はあるのかどうか、
その点について詳しく解説していきます。

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多くの場合「心配」する必要はない

朝、明るくなると目が覚めてしまったり、
予定よりも早く目が覚めてしまったとしても、
多くの場合「心配」する必要はない、というのが答えになります。

「病気なのかな…?」だとか
「寝不足にならないかな…?」だとか
色々心配する人もいると思いますが、
”朝早く目が覚めてしまう”という状況が、病気である可能性は
”低い”です(絶対にない、という意味ではありませんが
全体的な割合で言えばわずか、という意味です)

基本的には「病気以外の原因」が隠れていたり、
そもそも「気にする必要がない」ものだったりすることが
ほとんどです。

基本的には、
「他の体調不良や気になる点は特にない(既に原因が分かっている持病などは除く)」
「早めに目が覚めてしまっても日中に眠くなったりしない」
のであれば、気にする必要はありません。
日中眠くなってしまう場合も、落ち着いて原因を突き止め、
対処していけば問題ないです。

ここから先では、考えられる原因とそれぞれの対処法を
解説していきますので、
朝、目が覚めてしまう…ということを
悩んでいる方は参考にしてみて下さい。

加齢によるもの

まず、原因として考えられるのは
「加齢によるもの」です。

当然、人によって個人差はありますので
一概には言えませんが、
加齢によって睡眠が浅くなるようなことは
実際にあることです。

これは、病気ではなく、”普通”の現象になりますので、
自分がある程度年齢を重ねてから
自然とそうなってきている場合に関しては、
特に心配する必要はありません。

他に調子の悪い部分があったり、それで寝不足に
なったりしている場合は別ですが、
そうでない場合は、特に対処する必要もありません。

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就寝時間が早く、睡眠時間が足りている

就寝時間が早ければ、当然、
朝になれば自然に目が覚める可能性も高まります。

これに関しては、ごく普通のことですし、
睡眠時間が足りている、という証拠ですから、
寝不足になったりでもしない限り、
気にする必要はありません。

どうしても気になるのであれば、
就寝時間を少し遅らせるなどして、調整してみても良いですが
日常生活に寝不足などの支障が出ていないのであれば
そのようなことをする必要は、ないですね。

部屋に朝日が差し込むことによるもの

部屋の窓から朝日などが入り込んできたり、
自分が寝ている場所に日差しが当たったりすれば
当然、目が覚める可能性は高まります。

自然に起きれる、ということは、悩むことでは
ないとは思いますが
気になるのであれば、
カーテンを閉めておいたり、雨戸をしめたり、
場合によっては、朝になっても直射日光が当たらない場所に
ベッドを置くなどすれば、
朝に目が覚めてしまう可能性を下げること自体は可能です。

また「アイマスク」などを用いるのも、一つの方法ですね。

部屋の温度によるもの

夏場は特に多いことですが、
朝、太陽が昇ってくれば、当然、部屋の室温は
上がっていきます。
その結果、寝苦しくなって、自然と目を覚ましてしまう…
というパターンですね。

この場合に関しては、
エアコンなどで調節することをおすすめします。
朝方に「暑い」と感じて目を覚ます場合、
ほとんどの場合は、この理由だと思いますので、
設定温度をある程度高めにして、
エアコンをつけたまま寝るなど、
上手く工夫して、
「気温の上昇により目を覚ます」ということを
防ぐようにしていきましょう。

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トイレが近いことによるもの

朝方になると、トイレに行きたくなって
目を覚ましてしまう…
という場合もありますよね。

この場合に関しては「トイレに行きたくならないようにする」
ことで、朝に目が覚めてしまうことを
防ぐことが出来るかと思います。

ただし、これも「加齢」によってトイレが近くなったり、
人によっては元々トイレが近かったりと、
どうすることも出来ない場合があるのも事実です。
その場合は、ある程度「朝になるとトイレに行きたくなってしまう」
ということを受け入れるしかありません。

対策としては、

・就寝前の飲み物などを控めにする
・アルコール系などは控える(トイレが近くなる)
・薬などを飲んでいる場合、それが不要なものであれば控える(トイレが近くなる場合あり)
・寝る前に必ずトイレに行くようにする
・気にしすぎないようにする(精神的な問題で近くなる可能性もある)

などがあります。
これらに思い当たる部分があるのであれば、
実践してみるのも、一つの方法と言えます。

周囲の音によるもの

朝になると、どうしても周囲が騒がしくなるものです。

例えば、家族と一緒に同居している場合、
先に起床する家族がいれば、
当然、家族の生活音が耳に入ると思いますし、
外などでも、工事が始まったり、車の交通量が増えたりして
夜中に比べると”音”が増えます。

敏感な人はこういった音でも目を覚ましてしまうことが
ありますので、
もしも”音”が気になっている場合に関しては
「耳栓」や「イヤーマフ」などを用いて、
”朝になると聞こえてくる音”が聞こえなくなるように
対応しましょう。

音が原因の場合は、それで目覚める可能性を
下げることができます。

ただ、目覚まし時計などの音も聞こえにくくなりますので、
寝坊には注意が必要ですね。

精神的な原因によるもの

精神的なストレスや、鬱病などの場合にも
早朝に目覚めやすくなるケースがあります。

ストレス・鬱病・強い不安感などなど、
そういったことが原因で、睡眠が浅くなってしまっている
ケースですね。

これに関しては、まず
「精神的な負担になっている事柄(原因)」を取り除くことから
始めなくてはいけません。
ストレスなどが解消されない限りは、そのままである
可能性が高いです。

鬱病にまで進んでしまった場合は、
恥ずかしがることではありませんので、
医療機関で診察を受けたほうが良いですし、
精神的な負担(ストレス)を、自分で解消したりできるなら
良いですが、それが難しい場合は、
症状が進行する前に、心療内科などでアドバイスを貰うなり、
治療をするなりする、ということも大事になります。

病気の可能性は?

病気の可能性はあるのかどうか。
基本的に「朝、明るくなると目が覚めてしまう」だけで、
寝不足にもなっていないのであれば、
あまり心配する必要はありませんし、その可能性は
低いかと思います。

ただし、下記のような場合は、
時間のある時でも良いので、病院で一度は相談し、
必要であれば検査なども受けておくと良いですね。

・寝不足になってしまっている
・精神的に酷く落ち込んでいる
・他に気になる部分や体調不良の部分がある
・早朝に目が覚めるだけではなく、他の時間にも目が覚める
・そもそもあまり眠れない
・自分で現在の状況が気になっていて不安を感じる

これらの場合は、一度診察を受けておいた方が確実です。
精神的なストレスなどによるもの、
鬱病や不眠症などの可能性は考えられます。

ただし、”命に関わるようなもの”である可能性は
限りなく低いので、
その点は、過剰に心配しなくても、大丈夫です。

まとめ

朝に目が覚めてしまう場合でも、
寝不足になったりしていなければ、特に問題はありません。

気になる場合は、上記のような対処法を
思い当たる部分があれば、試してみましょう。

不眠などの心配がある場合は、時間のある時に
医師に相談してみることをおすすめします。

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