加齢による記憶力の低下の対策と注意点!騙されないように注意!

この記事は約6分で読めます。

加齢による記憶力の低下は、
最終的には誰もが避けては通れない道です。

長く生きれば、それだけ
人間はあらゆる部分が衰えていきます。
脳も、例外ではありません。
人によって個人差はありますが、
必ず、記憶力というものは
落ちて行ってしまうものです。

では、そんな「加齢による記憶力の低下」への
対策にはどのようなものがあるのでしょうか?

その対策と
”注意しなければいけない部分”について解説していきます。

スポンサーリンク

誰もが通る道。対策と注意点

人間、老化に勝つことはできません。
どんなに健康な人間でも、最終的には
老いていきますし、衰えていきます。
それを、受け入れて、
上手く付き合っていきつつ、
なるべくその衰えの幅が少なくて済むようにしていく、
ということが、一番ベストな対応になるのではないでしょうか。

いつまでも「自分は若いんだ!」と現実逃避しているのは
自分のためにも、周囲のためにもなりませんし、
加齢による記憶力の低下を防ぎたい一心で、
騙されてしまったり、おかしくなってしまったりするのも、問題です。

上手く付き合いつつ、
なるべくその中で、快適な生活を送れるようにする、
というのが一番現実的な対応です。

では、上手く付き合っていくためにはどうすれば良いのか、
注意するべき点はどのような点か、それを、それぞれ
解説していきましょう。

病気か、加齢かの見極めが大事

まず、大事な点として
本当に「加齢による記憶力の低下なのかどうか」
という点は非常に大事な点になってきます。
認知症のような病的なものが原因で
物忘れが激しくなっているのと、
単純に加齢によって、記憶力が低下しているのでは
訳が違います。

病的なものが原因の場合は、
早めに適切な対処を取ることが何よりも大事になりますし、
治療によって、その進行を大幅に遅らせることも可能です。

この見極めはしっかりと行っていくことが大事ですし、
何らかの病気を見落としてしまっている場合、
治療の開始が遅れることで、症状が進行してしまう可能性も
ありますから、本人だけではなく、周囲も含め判断し、
怪しいと思ったら、病院で診察を受けるようにするのが
一番確実な方法です。

病的な物忘れと、記憶力の低下の見極めは難しいところですが
危険信号としては

・明らかに急激に症状が進行した
・新しいことを全く覚えられない、すぐに忘れてしまう
・日常生活に支障の出るレベルの物忘れ(家を忘れる、ご飯を食べたか忘れる)
・物忘れをしている自覚が本人にない
・性格上の変化(怒りやすくなったなど)も出て来る

この辺りになるでしょうか。
思い当たる箇所が多い場合や、
自分自身で不安に感じている場合に関しては
早めに診察を受けることをおすすめします。

単なる加齢による記憶力の低下であれば
それはそれで安心にもつながると思いますので
診察は受けておいて損はないと思います。

スポンサーリンク

怪しいものに騙されないようにする

「加齢による記憶力の低下に!」みたいなことを
謳う商品や、怪しげなものもたくさん存在しています。
そういったものに騙されないように注意しましょう。

”人間の弱み”となる部分には
必ずそれに付け込もうとする人がいます。
加齢による記憶力の低下でも、そうです。

加齢による記憶力の低下に悩んでいると
ついつい「これが効きます!」みたいなことを
言われると、信じたくなってしまうものですが、
”何の根拠もないもの・効果のないもの”も
そういった中には多く混ざっているので、
騙されないように、という点は、
本人も周囲も、しっかりと注意しておいてください。

当然、加齢による記憶力の低下を
100パーセント完全に抑え込むことなんて
できないわけですし、
そういった”怪しげなもの”に手を出せば
”たいして効果のないもの”に永遠とお金を
払い続けることになったりと、
さらに自分の生活が辛く、苦しいものに
なっていってしまいます。

何にでも縋りたくなる気持ちはわかりますが、
それでも、騙されないように注意は
しなくてはいけません。

完全に治したり、食い止めるのは困難

”加齢”自体、人間にはどうすることもできないものです。

ある程度それを遅らせたり、という程度が
現実的な”限界”です。

一度始まった加齢による記憶力の低下を
完全に治すことはできませんし、
進行を遅らせることができても、
絶対にならないようにする、という予防も
難しいです。

本当に誰にでも、なる可能性のある事柄ですし、
年を重ねれば重ねるほど、さらにそういう可能性は
高まっていきます。

ただ、これは”受け入れなければいけない”ことです。
「自分はまだまだ若いんだ!」とか思い込んでいたり
記憶力の低下を受け入れられず、精神的に病んでしまったり、
そんなことをしていても、
何の解決にもなりません。

老化は、誰もが経験することです。
辛いことですが、それでも受け入れなければ
いけないことでもあります。

周囲にも迷惑をかけることになってしまいますし、
自分自身も精神的な不安や怒りが強まるだけで、
何もいいことはありませんから、
加齢による記憶力の低下が始まったことを自覚したら、
それを受け入れて、その上で「どう付き合っていくか」を
考えることが、何よりも大事なことになります。

少しでも記憶力の低下を遅らせるためには?

少しでも記憶力の低下を遅らせるためには
どのようなことを意識すれば良いのでしょうか。

ポイントをざっくりと羅列します。
ただし、下記のようなことを全て意識しても、
個人差と言うものがあり、
記憶力の低下の進行が他の人よりも早い人もいるでしょうし、
逆に、何の対策もしなくても
記憶力の低下がほとんど起きないような人もいます。
これは本当に個人差によるものですから、
どうすることもできません。

・睡眠時間をしっかりと確保する
・規則正しい生活を送るよう心掛ける
・精神的に余裕を持つ(精神的に不安定だったり、病んだりしている状態はマイナス)
・何か自分が楽しめる趣味を見つける
・適度な運動を心掛ける
・頭を使うようにする(パズルでも考え事でも頭の体操でも何でも)
・食生活を工夫する
・メタボなどに注意する

このようなところでしょうか。
細かく書くと、さらにいろいろ出てきますし、
食生活に関しても「あれだ!」「これだ!」と色々言われていますが
結局のところ、最終的には個人差の部分も多く、
上記のような部分を意識しつつ、
あまり必要以上に不安に感じたり、神経質になりすぎたりせず
(むしろ、それでストレスをためてしまったりすれば逆効果です)、
普通に生活していく、というのがベストな対応になります

スポンサーリンク

ある程度は受け入れて

先ほどから書いていることですが、
最終的には”ある程度の記憶力低下は受け入れる”しか
ありません。

どんなに気を付けていても
どんなに自分でなんとかしようと思っても
”加齢による記憶力の低下”は避けられません。
これだけは事実です。
人によってその程度は異なりますが
それは、個人差によるものだったり、
生まれてからの今までの生活習慣だったり…
色々な要素の積み重ねで決まることです。

そのため、ある程度は受け入れる、ということが
何よりも大事なことになります。
老化を受け入れることができずに
病んでしまったり、周囲に八つ当たりしてしまったり…
そんなことをしたって、記憶力の低下が
無くなるわけじゃありませんし、
むしろ周囲にも、自分にもイヤな思いを
させるだけですからね…

まとめ

加齢による記憶力の低下は
”ある程度気を付けつつ”
あとは受け入れていくしかありません。

気を付けたいこととしては
”騙されたりしないようにすること”
”病気を見落とさないようにすること”です。
これらは、特に気を付けるようにしましょう!

タイトルとURLをコピーしました