根性論の押し付けはNG!間違った根性論が引き起こすトラブル!

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根性論…

根性があればなんでも乗り切れる、
みたいな考えのことです。

しかしながら、最近では
これを間違った方向に使っている人が
目立つようになり、
誤った根性論によって、傷ついている人が
いるのも事実です。

特に”無知な人”や
”古臭い考えに支配された人”が
振りかざす根性論ほど
厄介なものはないですね。

もしも、自分が根性、根性みたいな
考えである場合は
「トラブル」に発展してしまう前に
よく考えて行動することが
大切になります。

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根性論を誤解しないために…

確かに、人間にとって根性が
プラスに働くこともあるでしょう。

ですが、それは人に押し付けるものでは
ありませんし、自分の考えが中心に
なってしまっていてはいけません。
いずれは、トラブルになります。

また、明らかに間違っていることや
違法性のあることまで
根性論で押し切ろうとする
”自分に都合のいい根性論”を
振りかざす人が多いのも事実です。

そういったことをしていると
最終的には、大変なことに
なる可能性もあります。
例えば、水分補給は甘えだ!みたいな
根性論を振りかざしていて、誰かが
熱中症で倒れたら、
それは、根性論を口にし、水分補給を
させなかった人間の責任です。
熱中症になった人間の根性が足りなかった、
だとかそういう問題ではありません。

日常生活や仕事で、
根性論を振りかざしていませんか?
もし、心当たりがある場合は
トラブルが起きる前に、改善していくことを
おすすめします。

大事なポイントを解説していきますので
根性!根性!みたいな考えの人は
今からでも遅くありませんから
考えを改めましょう。

根性ではどうにもならないこともある

まず、これはしっかりと覚えておいてください。
”根性があれば、なんでもできる”みたいな
考えになってしまっている人もいますが、
根性では解決できないこと、どうにもならないことも
この世の中にはたくさんあります。

何かできない人に対して
「根性が足りない!」だとか
そういうことをすぐに口にするような人は
注意が必要です。

根性だけではどうにもならないことは
世の中にはたくさん存在しています。
むしろ、根性があれば何でもできるのであれば、
この世の中に、何かに悩む人なんて
いなくなるでしょう。

根性で出来ることには限界があります。
当たり前のことのはずですが、
何故だか、この部分すら理解できなく
なってしまっている人がたくさんいますから
注意しましょう。

”根性では、できないこともあります”

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根性論の押し付けはNG

根性論を人に押し付ける行為は
絶対にやってはいけない行為の一つです。
特に、自分が上司の立場に
当たる場合、それをやると
”パワハラ”に相当しますから、
何も考えずに、部下に対して根性論!根性論!
みたいなことになってしまわないように
注意してください。

また、自分を物差しにして
考えることも控えましょう。
人間の感じ方や限界というものは
人によって異なります。
あなたは人間の中心でも
人間の基本でもなんでもありません。

例えば”自分の時代は1か月休みなしで頑張ったぞ!”
みたいなことを言い出す人もいますが
(私の勤務していたブラック企業の上層部が
似たようなこと(もっと長い期間…汗)を言ってました)
これは、間違いです。
人の限界や感じ方は、それぞれの人間によって
大きく異なります。
仮にあなたが大丈夫であったとしても
他の人全員が大丈夫とは限りませんし
体質も生活環境も何もかも、
人によって違うわけですから、
自分の中の根性論や基準を
相手に押し付けてしまうことのないように、
気を付けていく必要があるのです。

間違った根性論はNG

”間違った根性論”とはどういうことか。

例えば、水分補給。
人間にとって水分補給は非常に大事なモノで、
夏場は特に、熱中症予防のためにも
非常に重要なポイントになります
(水分補給だけしてればよいというものでは
ないですが、水分補給も大事な要素のひとつです)

が、水分補給は甘えだ!根性が足りない!みたいな
”間違った根性論”を振りかざす人もいます。
既に、水分補給が大事であることは
はっきりしているのに、その事実すら認めずに
根性!根性!を口にする…
これは大変危険なことです。

自分の無知を根性でごまかそうとしているのであれば
今すぐに改善するべきです。
いずれ、重大な事故が起きるでしょう。

↑の例でいえば、水分補給を拒んでいて
誰かが倒れたら、
それは”間違った根性論”を口にして
人自体の責任になります。

違法行為を根性論でごまかさない

会社などに多いですが
違法な行為を根性論でごまかさないようにする、
ということもとても大事なことです。

サービス残業の強要もそうですし
パワハラ行為もそうですし、
不当な勤務を続けさせたり
休みを取り上げたり…
そういったことを、根性で乗り切れ!みたいな
言葉で誤魔化すのは絶対にNGです。

根性云々の問題ではなく
違法行為は違法行為です。

自分の悪い部分を棚に上げて
根性でどうこうを口にするのは
非常に悪質な行為であり、
それで部下が過労で倒れでもしたら、
最悪の場合は罪に問われることになります。

調子に乗って、パワハラや
違法行為を根性論でごまかしていると
後々大変なことになります

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何か起きたあとに言い訳は通用しない

もしも何かが起こってしまった場合、
後から何を言っても言い訳は通用しません。
間違った根性論、身勝手な根性論によって
誰かを傷つけたり、違法行為を繰り返していたり
する場合、何かが起きてしまったら
そこで終わりです。

例えば、会社で部下を酷使していた場合に
部下が倒れでもしたら、もう言い逃れはできません。
全ては根性論で無理をさせた会社側・上司側の
責任になります。
今の時代はあらゆる場所に「記録」が残りますから
とぼけても無駄です。
「そんなつもりじゃなかった」も通用しませんし、
他のいかなる言い訳も通用しません。
もちろん、謝って済む問題でもありません。
場合によってはすべてを失う可能性だってあります。

「何かが起きてからでは遅い」ということを
しっかりと考えて、対応していく必要があるので、
注意しましょう。

病気の感染などを引き起こす可能性

根性論は、病気の感染などを
引き起こす可能性があります。
日常的なもので言うのであれば、
インフルエンザなどになりますね。

病気で休むなんて根性がない!みたいな
上司の間違った対応は
結果的に職場に風邪やインフルエンザ、
その他のウイルスを流行させる
原因になります。

例えば、インフルエンザになった部下を
根性論で出勤させるようなことがあった場合、
もしも誰かがインフルエンザを発症したら
それは出勤させた上司の責任です。
時折、根性論で無理やり部下を出勤させて
流行が広まったら、部下のせい!みたいな
人もいますが違います。
上司のせいです。

インフルエンザもそうですし、他のウイルスなども
そうですが「体調管理がなってない」「根性が足りない」と
言う問題ではありません。
体調管理をしていても感染することはありますし
根性などで、インフルエンザに感染しないのであれば
誰も感染などしません。
あまり現実離れした”おかしな根性論”を
振りかざすことのないようにしましょう

まとめ

根性だとか、気力だとか
そういったものがプラスになることも
あるのは確かです。

ですが、最近では↑のような
間違った根性論が振り回されていて
結果的にトラブルになっている
ような事例も多く見かけるようになりました。

自分が「身勝手な根性論」を振り回したり
していないかどうか、
今一度よく確認をしてみることも
大事なことのひとつになってくるかと思います。

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