部下にミスを押し付ける方法を知り、対処法を学ぶ!

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部下にミスを押し付ける上司…

ザンネンながら世の中にはたくさんいます。
恥ずかしくないのか!
悪いとは思わないのか!
と思ってしまいますが、そういうことをする人たちにとっては
自分を守ることこそが最優先であり、
その結果、部下がどうなってしまおうと、気にしません。

ですので、自分自身で上司からのミスの
なすりつけから身を守る必要があるのです。

今回は、その方法を学ぶために
”上司が部下にミスをなすりつける際に、
 どのような方法を使うのか”を
ご紹介していきます。

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方法を知り、対策する

上司がどのようにして、部下にミスを押し付けるのか。
これを知っておくことで、
その対策が取りやすくなります。

上司や会社によって、どんな方法で
ミスをなすりつけてくるかは違いますし、
場合によっては、予想外の方法を使ってくるような
ことも考えられますが
基本的なものを覚えておくことで
対策もできるようになるかと思います。

では、上司はどんな方法で部下に
ミスをなすりつけてくるのか。
その方法を、それぞれ見ていきましょう。

記憶が無くなる

まず、典型的なパターンは
「記憶がなくなる」というパターン。
そんなことは言っていない、だとか
お前が勝手にやったんだろう!だとか、
自分が指示していたことも忘れてしまい、
責任を部下に押し付けようとするパターンです。

もちろん、お分かりだと思いますが
上司は、本当に記憶喪失しているわけではありません。
ちゃんと、部下に指示をしたことを覚えているはずです。
ただし、その指示がミスだったことを隠そうとして、
自分が指示をしたことを「なかったことにしようとしている」
ということですね。
自分が指示をしたことを本当に忘れてしまっている人も
いるかもしれませんが、
それは別の意味で、問題があります。

多くの場合、相手はとぼけているだけです。
身を守る方法としては
”上司からの指示を記録する”
これしかありません。

当然、そういう風に部下にミスを押し付けようとしてくる人に
「あの時こう言ったじゃないですか!」と言っても、
よい反応は返ってきません。
それだけで「あぁ…そうだったな」などと言ってくれるような人なら
最初から部下にミスを押し付けようなどとしませんからね…。

上司からのメールや書面で指示があった場合は
それを保存しておくことで、いざという時に
”上司からの指示でやった”ということを証明
することができます。

ただし、口頭の場合は厄介です。
「書面で指示を下さい」と伝えるのは難しいと思いますから、
どうしても証拠を記録しておきたいなら
ボイスレコーダーしかありません。
ボイスレコーダーなら確実に証拠を記録できますからね…。

これで対処としては可能ですが
現実問題、これをやれば上司との関係が悪化することだけは
覚悟しておかなくてはいけません

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強引にミスを押し付け

とぼける以外の手法としては
「強引にミスを押し付け」するパターンが
考えられます。
上記の方法とは違って、相手が、直接ミスを押し付けることを
表にしているタイプですね

「お前がミスを被れ」だとか
ミスを追求された際に「全部こいつがやった」だとか
そういうパターンです。

忘れたふりをするのではなく、
強引にミスを押し付けようとする。
場合によっては脅し文句のような言葉を
付け加えて、ミスをなすりつけようとしたりすることもあります。

この場合の対処法としては
「その場でNoと声をあげること」
もしくは、証拠を提示することです。
もちろん、これもやれば上司から睨まれることは
なります。
ザンネンながらそれを避ける方法はありません。
世の中は汚いもので、
上司の方が力が強い(事が多い)というのが現実です。

自分がミスを被るのか。
それとも上司との対立覚悟でNoの声を上げるか。
ザンネンながら、道は2つにひとつです。

ただ、Noの声をあげる場合、
その場で、ではなく、ミスをなすりつけようとした上司の
いない場所で、他の人に伝える、という方法はあります。
ただし、この場合もその上司に伝わる可能性はありますから
やはり、対立覚悟の気持ちは必要であるかと思います。

泣き落とししてくる可能性も

上司が頼み込んでくる可能性もあります。
「ミスをかぶってくれ」と。
上司からは色々な都合の良い事を言われたり
「必ず埋め合わせはする」のようなことを言われたり、
適当に誤魔化そうとしてくる可能性があります。

ですが、上司の心は
「自分のミスをなんとかして他の人に押し付けたい」
それだけです。
決して、騙されることのないようにしましょう。

ただし、最初は下手にお願いしてきている上司でも、
ミスをかぶることを断った途端に豹変する
可能性もあります。
そうなれば上司との対立は避けられません。

対処法としては「曖昧な対応をしない」ということです。
断るのであればきっちりと断る、
もしも何らかの事情があって自分がミスをかぶるのであれば
相手に何らかの条件を突きつけるか、約束させるかして
ミスをかぶる…
中途半端な対応は一番やってはいけないことです。

ただ、一度ミスをかぶれば、上司が癖になって
何度も何度も同じことを繰り返す可能性もありますし、
本来、理想論を言えば、上司のミスを部下が被る、
何て事はあってはならないことです。そのことは
忘れないようにして下さい。

知らぬ間に話が進んでいる可能性

知らぬ間にミスをなすりつけられている
パターンも考えられます。
この場合は、すでに自分が後手に回っているわけですから
何か疑いを晴らすにしても、非常に不利です。

知らぬ間に話が進む…
というのはどういうことかというと、
何らかのトラブルが発生した際に、上司が先に、
上に「あいつがミスをした」だとか
そういう風に伝えてしまっている、ということですね。
これが厄介なもので、
自分の知らないところで話が進んでしまっているために、
なかなか手の打ちようがない、というのも事実であり、
何か反論しようにも、上司が先に話を
固めてしまっているので、
「言い訳」ととらえられてしまいやすいのが
1つの難しいところです。

この対処法としては、やはり毅然とした態度でNoと宣言し、
曖昧な態度をしない、ということになります。
罪をなすりつけられたという証拠が掲示できないと
疑いを晴らすことは難しいかもしれませんし、
仮に証拠を出すことができても、逆切れされたり、
そんなつまらないことで…みたいな空気に
されてしまう可能性も否定はできません。
100パーセント安全に対処できる方法は
ザンネンながら無いというのが現実になってしまいます。

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ダメージを受けない対処法はない

ザンネンながら、自分がダメージを受けない対処法はない、
というのが現実かと思います。
自分が悪い事をしていなくても、そうなってしまう…
嫌な世の中ですね。

ミスをそのまま被れば、ミスをした人間として
会社内で扱われることになりますし、
逆に反論して、証拠などを突きつけることが出来ても
会社は上司の方をかばう可能性もありますし、
仮に会社があなたを助けてくれたとしても
上司から睨まれて今後仕事がやりにくくなってしまう、
というのも現実として
あるかと思います。

まとめ

上司がミスをなすりつける手段としては、
忘れる、押し付ける、泣き落とし、知らないところで話を進める、
このあたりになるかと思います。

が、現実的に考えて
ダメージ0で済む対処法などというものはありません。
普段から上司によく思われていたとしても、
突然裏切られる可能性もありますし、
ザンネンながら会社とはそういう場所です。

ただ、そんな現実でも、できる限り自分の身を守って行く、
ということは大切になります

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