お店で1周年記念セールや、それ以降の周年記念セールをする必要はあるの?

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お店では1周年記念や、2周年記念…
10周年記念などなど、
開店してからの節目節目で、
イベントやセールなどを行うところもあるかと思います。

が、中にはそういったセールやイベントが
必要なのかどうか、悩むお店もあるのではないでしょうか。

では、実際のところ〇〇周年記念!というような
イベントを実施した方が良いのかどうか、
実施する場合には、どのような点に注意をしたら
良いのか、
それぞれのポイントも含めて、詳しく解説していきます。

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しっかり実施することができれば効果あり

1周年記念、2周年記念…などのイベントは
”しっかりと実施することができれば”
集客にも繋がると思いますし、
結果的に売上にも繋がる可能性は高いです。

ただ、それはあくまでも”しっかりと実施できれば”の話で
中途半端に、”やる気のない1周年記念セール”を実施したり、
やり方・戦略をミスしていたりすると、
効果がなく、時間と労力の無駄をするだけになってしまう
可能性も十分に考えられます。

そのため、やるのであれば、しっかりと準備をして、
”ちゃんと”やることが重要になります。

やるのであればしっかりとやる、
中途半端にやるぐらいなら、1周年記念とか2周年記念とか
そういったセール・イベントはやらずに普通に営業していた方が良い、
ということです。

〇〇周年記念のセールやイベントに関しては
”絶対にやらないといけない”
と、いうことはありません。
あくまでもやるかやらないかは、お店の責任者が
決めることになりますので
(※系列店の場合は本部主導で企画されることもあります)
やる気なく無理にやるのであれば
やらない方が良いですし、
普段から多忙で、1周年記念セールだったり、
10周年記念セールだったり、そういったものを企画してしまうと
本業に支障が出てしまう!というような場合に関しては
無理をしないことをおすすめします。

記念となる日を把握しておく

1周年記念や2周年記念など、
”記念日”のセール・イベントを行うためには、
記念となる日をしっかりと把握しておく必要があります。

いつが記念日なのかを把握していないと、
1周年記念も、5周年記念も、10周年記念も
やりにくくなってしまいますから、
”いつがその日なのか”は覚えておくとよいでしょう。

ただ、曜日などの兼ね合いもあると思いますから
”1周年記念セール・イベント”のようなものを開催するときは
必ずしもその当日のみではなく、ある程度期間を設けたり、
場合によっては都合に応じて多少ずらすなど、
臨機応変の対応はしても構わないとは思います。

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実施するならしっかりと告知を行うこと

1周年記念セールや〇〇周年記念セールの類を
実施するのであれば、しっかりと”告知”を行うことは
大切なポイントの一つになります。

せっかくセールやイベントを実施するにも関わらず
告知をちゃんと行っていなければ、
十分な効果が発揮できず、
用意に時間と費用をかけた場合であっても
”誰も1周年記念セール(イベント)に気付いていない”という
最悪の状況になってしまう可能性があります。

また、どんなにお買い得の商品を用意したとしても、
”それ目当てで、お店に行こうか”という人が出て来なければ
正直なところ、十分な効果を発揮することができません。

”たまたま来て、セールを知った人”も、
もちろんその特価の商品などを買ってくれる可能性はありますが、
その人は、”元々お店には来るはずの人”で、
セールがあってもなくても来た人です。

セールやイベントの最大の目標は
”セールやイベントの存在で足を運んでもらう”ことですし、
例えば特価商品などを用意しても、
元々それを買おうと思ってお店に来た人に対して売れても、
”セールをしてもしなくても、それは売れた”わけですから、
冷たい言い方をすれば”お店としては利益を減らしただけであまり意味がない”
と、そういう状態になります。

そうなってしまわないためにも、大事なのは
”しっかりと事前に告知を行う”ということで、
自分のお店の中で、キャンペーンやセールを行う前に
しっかりと告知をしておくことはもちろん、
お店の外への張り紙や、自分のお店のSNSやサイト、
場合によっては広告などを利用して、
アピールしていくことが大事です。

1周年記念や、〇〇周年記念以外のセール・イベントなどでも
同じことが言えますが
”ただやってるだけ”では、十分な効果を発揮することができませんので、
ちゃんと”意味のあるもの”にしていく、ということが
大事なポイントになります。

内容もしっかりと考える

1周年記念セールだったり、5周年記念セールだったり、
あるいはイベントだったり、
そういったものをせっかく実施しているのに、
内容が”とりあえず1周年記念セールと名付けたのに大したものは売ってない”
みたいな内容だと、お客さんも、期待した分だけ
「なんだこれ」と、余計にガッカリとさせてしまいます。

そして、期待外れだと感じたお客さんは
以降、同じようなセールをやったとしてもセール中だからと
わざわざお店に足を運んでくれる可能性が下がってしまい、
マイナスになってしまう可能性もあります。

どうせ、1周年記念だとか、〇〇周年記念セールのようなものを
実施するのであれば、やはり”意味のあるもの”にしなくてはいけません。

具体的に言うのであれば、
”また次にこういうセールがあったらこのお店に来てみたい”と、
そう思わせるようなセールでなくてはいけない、
ということですね。

1周年記念セールや、その他の周年記念セールを行う場合は
しっかりとそのあたりも理解した上で
告知と内容、その両方を両立させていくようにしましょう。

毎年やるか、キリのいい数字の時にやるかはお店次第

〇周年記念セールやキャンペーンなどを実施する場合、
毎年実施するか、あるいはキリのいい数字(1周年・5周年・10周年など)のみに
絞るか、これはお店次第です。

毎年やりたければ、もちろん毎年やっても良いですし、
実施することによって効果が出ているのであれば、
なおさら、良いことです。

ただ、お店の経営の負担になっている場合など、
必ずしも無理にやり続ける必要はありませんので、
その点は、自分たちの事情も考慮した上で
判断するようにしてください。

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本業に支障が出るやり方はしないこと

1周年記念セールでも、5周年でも、10周年でも、
本業に支障が出ないようにする、ということは大前提で、
普段の業務をちゃんとこなせる状態にした上で、
そういったセールやキャンペーンを行う、ということが
大事になります。

実施する内容に関しても
自分たちの普段の忙しさなどをしっかりと考えた上で、
確保できる人員の限界を超えたような内容を
実施してしまわないようにすることは大事です。

自分たちにはできないような内容を告知してしまうと、
本業も、セール・イベントの方も失敗してしまって
結果的にお客さんに迷惑をかけることになってしまいますから、
その点は間違えのないように、注意していきましょう。

もちろん、セールに関しても、
”目玉商品をある程度赤字で売る”程度ならともかく
”お店の経営が傾くレベルで赤字で売る”みたいなことは
してしまわないように、気を付けて下さい。

まとめ

1周年記念セールや、〇〇周年記念セールは
上手く実施することができれば、
お客さんも喜びますし、
お店にとってもプラスになります。

一方で、上手く実施することができなければ
マイナスになる恐れもありますので、
その点は注意をしなければいけません。

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