公務員の仕事はぬるいのか?その答えと注意点を解説!

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公務員の仕事はぬるい…
そんな風なことを聞くこともあると思います。

では、実際のところ、公務員の仕事はぬるいのか、
それとも実は大変なものなのか、
その答えと
勘違いしてはいけない点、ポイントなどを
それぞれ解説していきたいと思います。

公務員の仕事について”誤解”
している人は注意をしておきましょう。

たしかに、想像するような
”ぬるま湯”レベルな職場も存在しますし
ある程度の地位の人間は
適当にサボり気味でも仕事したことになりますから
民間企業と比べればだいぶ楽になるような人も
いると思いますし、
少なくとも”会社が倒産”なんていうリスクは
公務員には存在しませんから
その点が有利になるのもまた事実です。

ただ、それでも
”想像している部分と違う”部分もありますし
場合によっては厳しい環境に置かれてしまうようなことも
ありますからその点は注意をしておかなくてはいけません。

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必ずぬるま湯とは限らない!そのポイントは?

”公務員”が必ずぬるま湯であるとは限りません。
色々な条件や環境によって
これは左右されます。
もちろん、上でも書いた通り、公務員の方が
有利な部分、というものが存在しているのは
紛れもない事実です。
が、絶対にそうと言い切ることもできません。

下記のような部分は
公務員にもあることですから、
必ずしもぬるま湯なわけではありません。

場合によってはブラック

公務員の仕事も場合によっては
ブラックである場合があります。
公務員はホワイト、なんて思いこんでいるのは
間違いです。

もちろん、ぬるい職場もありますが
反対に過酷な環境の職場もあります。
これは”どこで働くか”によっても大きく変わってくる部分で
当たり・ハズレの部分になりますが
場合によっては本当に民間企業も顔負けするような
どうしようもない職場があるのも事実です。

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残業はない?そんなことはない

公務員は定時で帰ることができる、と
そんな風に思い込んでしまっている人もいますが
これは、そうではありません。
実際に公務員の人を見ていると
確かに定時で帰ることができている人もいますが
逆に、毎日のように残業しているような人も
いるのは事実です。

公務員は9時から17時の勤務で帰ることができる、
などということはありませんから
ここは勘違いしないようにしましょう

民間の企業でも、残業がほとんどない会社と
残業まみれの会社があるように、
公務員であっても自分が勤務する場所によって
残業がほとんどない場所もあれば
残業まみれの場所も存在する、ということになります。
このことは、しっかりと理解しておいた方が
良いでしょう。

また、”サービス残業は存在しない”と思っている人も
いると思いますが実際にはそんなことはなく
公務員であっても、部署や勤務する場所によっては
普通にサービス残業のようなものも存在しています。
サービス残業など、本来あってはならないことですが
そういったこともザンネンながら当たり前の
ように行われている可能性がある、
ということになります。

想像以上に残業は存在する業種ですから
そのことは覚悟しておいた方が良いでしょう。

休みが多いとも限らない

公務員は土曜日・日曜日・祝日全て休みで
ぬるい仕事だ!と思っている人もいると思いますが
ザンネンながらこれも間違いです。
確かに、土曜日と日曜日、祝日が休みの仕事も
あるにはありますが、それは全てではありません。
普通に土曜日に出勤する公務員もいますし
祝日も関係なく仕事する公務員もいます。
これも職場次第、ということになりますね。

もちろん、全く休みがない!というような
公務員の仕事はほとんど聞きませんが
それでも、確実に週休2日で休み、
さらには祝日も休むことができるのかどうか、と
言われれば答えはNoです。

そこまで簡単な仕事ではありませんし
中にはなかなか休むことが
できないような仕事も本当に存在します。

また、有給休暇に関しても、
取得できるんでしょ?と思っている人も
いるかもしれませんが
公務員であっても、職場によっては
”有給休暇は存在するが存在しない”
状態になっていることもあるのです。

これはどういう意味かと言うと
有給休暇自体は一応存在はしているけれど
取得することができない、
あるいは取得できる雰囲気にない、ということです。

仕事してないんじゃないの?

公務員は仕事をあまりしていないんじゃないか?
そう思う人もいると思います。

これは、その人個人の問題で、
確かにロクに仕事もせずに”さぼってるやつ”が
いるというのも一つの事実でしょう。
どうしようもないやつは、どこにでも
いるものです。

が、逆に一生懸命働いている人もいますし
過酷な勤務を強いられている人も存在します。

「正直、やる気のないやつは多い」と、
公務員の人は言っていましたが
その中にも、やる気のある人や
とても忙しい人もいる、というのが
事実です。

全員が全員、怠けているわけではない、ということですし
仮に自分が公務員になっても
”楽に仕事できる”とは限らない、
ということは覚えておいた方が良いでしょう。

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人間関係はどこでも厳しい

公務員も、人間関係はとても厳しいです。
実際に公務員の現場では、
うつ病になったり、
パワハラが行われて休職に追い込まれる人がいたり、
そういったことは、場所にもよりますが
日常茶飯事的に発生しています。
ねちねちした嫌がらせだとか
そういうものもあります。

これは民間企業と同じで、
人間の本質なんてそうそう変わる者ではありませんから、
民間企業であろうと公務員であろうと
いじめもありますし、パワハラもありますし、
それで退職する人がいる、というのは事実です。

人間関係に関しては
本当に他の場所と変わらないと言っても
良いと思いますし、
自分の職場に”悪い人がいるかどうか”に
よって、運によって左右されてくる部分に
なりますから、
”公務員の人間関係はちょろい”なんてことは
ありません。
この点は、覚悟しておかなくてはいけませんし
勘違いしてしまってはいけません。

何をしても首にならない?

確かに、安定性はあります。
民間企業と違って倒産することは
基本的にはありませんからね。

とは言え、何をしても首にならない、
というわけではありません。
場合によっては解雇されることだってありますし、
退職に追い込まれる可能性も当然あります。

まず、問題を起こせば場合によっては
懲戒解雇になることがあります。
なかなか懲戒解雇にならない、というイメージを
持っている人もいるかもしれませんが
末端の公務員は案外あっさり切られます。
ただ、ニュースにならないだけのことですね。

そして、先ほども書いた通り
公務員であってもいじめだとかそういうことは
日常茶飯事的にあるものですから、
場合によっては
退職に追い込まれてしまうような
そのようなことも起きるかもしれません。
とにかく、色々な可能性がありますから
その点はしっかりと認識しておかないといけませんし
注意をしておかなくてはいけないことです。

公務員は有利な部分も多いのは確かですが
必ずしも”無敵”ではありませんから
その点は勘違いを
してしまわないように、気を付けてください。

まとめ

公務員はぬるま湯、と全体だけを見て
勘違いしてしまっている人もいると
思いますが、紹介してきた通り、
必ずしもすべてがぬるま湯につかっている
わけではないので、
そこのあたりは勘違いしないようにしましょう。

民間企業と同じで”勤務先による”というのが
事実です。
もちろん、ラクな部分もありますが
場合によってはブラックだったり
辛い部分があるのも事実だということは
覚えておいたほうが、良いでしょう。

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