大人になった後も子供のような頃の
”夏休み”が欲しい…と、
感じるような人も当然いると思います。
確かに1か月以上の長い休みは、
大人になってからはなかなか味わうことはできません。
しかし、それでも
”どうにかならないのか？”と思うような人も
いるのではないでしょうか。
では、子供の頃のような夏休みを
大人になってからも味わう方法は
あるのでしょうか。
この点について解説していきます。
現実的にはそう簡単ではない
大人になってから、子供の頃のような”長さ”の
夏休みを堪能する…というのは
そう簡単な話ではなく、
あまり現実的ではありません。
多少の夏休みは、ある企業には当然ありますが、
夏休み自体存在しないような会社もたくさんありますし、
夏休みがあったとしてもそれは、
1週間だとか、せいぜいそのぐらいのレベルであることが
ほとんどで、子供の頃のように”8月中ずっと休みだ！”みたいなことには
現実的にはなかなかならないでしょう。
ただ、可能性が全くないわけではありません。
なかなか難しいことですが、一つの目安にしてみて下さい。
「夏」は休みになるような仕事を探す
”普通の企業”やお店ではなかなか難しいですが
世の中には色々な仕事があり、
例えば”夏は暇になる”ような職業だとか
そういったものも、隅々まで探せば
なくはないでしょう。
収入的な面だったり、他の季節が忙しかったり、
専門的なスキルが必要だったりと、
もちろん”そう簡単ではない”のは事実ですが、
夏の間はやることがないような、そんな仕事も
探せば全くないわけではないでしょうから、
そういったものを探してみるのも一つの方法です。
ただ”一般的な企業への就職”ではこれは難しいですし、
学校の先生であっても”夏休みはずっと休んでいる”
わけではないので、かなり限られた職種に
なってしまうのも事実です。
フリーターで夏以外に稼ぐなら不可能ではない
普通に就職した場合は難しいですが、
フリーターとしてアルバイト・パートなどを中心に
色々な職を渡り歩いている状態であれば
場合によっては”夏休み”を作ることは可能です。
ただ、パート・アルバイトでも1か月以上休みます、ということは
職場がなかなか受け入れてくれないでしょうから、
例えば7月に辞めて、9月に新しいバイトを始める、みたいな
そういう少し特殊な生活スタイルにはなってしまいますが、
9月～7月前半で十分に稼げる、のであれば、
8月中は休んでいても、これは個人の自由なので、
フリーターであれば、不可能な話ではありません。
ただ、正社員の場合は無理がありますし、
フリーターでも”同じところでずっと働きたい”なら
難しいことなので、
この方法が使える人は、かなり限定的にはなります。
自営業であれば「稼げれば」できないことはない
自営業の場合は、
良くも悪くも”自分次第”になりますので、
業種や”どのぐらい稼げているか”によっては、
子供の頃のような夏休みを
手にすることも、決して、不可能な話ではありません。
もちろん、簡単なことではありませんが、
単純に、”7月や8月を休んでも1年間生活できるだけのお金を稼げるなら”
自営業の場合は、別に無理をして働かなくてもいいわけです。
ただ、注意点としては
お客さんが絡むような業種で”長期休んでいると、再開した時に
支障が出るような業種”の場合は
これはできませんし、
実際に自営業をやってみると分かると思いますが
”1か月以上働かなくてもやっていける収入”を稼ぐ、ということは
想像以上に難しいことです。
そのため、”自営業になれば簡単に子供の頃のような
夏休みを確保することができる”…と、いうことではありませんので
この点は勘違いをしないように注意してください。
働かずに生活するのは難しい
仕事をしなければ、確かに子供の時のような
夏休み…場合によってはそれをはるかに超えるぐらいの時間、
のんびりと過ごすことはできないこともないですが
”学校の夏休み”で長期間休んでいるのと
”無職”で長期間休んでいるのは、全然自分の気の持ちようも変わってきますし、
子供の頃のように純粋な気持ちで生活を続けることは
なかなか難しいでしょう。
また、当然のことながら”無職”だと収入が途絶えますから、
そのまま生活していくことはなかなか難しいと思いますし、
例えば、現状、親の収入があるのだとしても
そう簡単にはいかないでしょう。
また、結婚などをして専業主婦（夫）として過ごすとしても、
家の仕事というのはかなり大変なもので、
これも立派な労働になりますから、
やはり、子供の頃のような夏休みに…
と、いうことはできません。
それこそ、宝くじでも当たったり、
不労所得でも入って来るなら話は別ですが
そんな人は、なかなかいないでしょうからね…。
まとめ
子供の頃のような夏休みを
大人になってから堪能する…というのは
現実的にはかなり難しいことで、
小さい頃のように長々と夏に休むことができる人は
まず、いないとは思います。
一応、方法は全くないわけではありませんが、
それでも現実的にはかなり厳しいですし、
自営業にせよ、子供の頃のような長さで
夏休みを確保することができたとしても、
色々なリスクはつき纏うものです。
やはり、子供の頃の夏休みは
子供の頃ならではのお楽しみ…ということに
なる人がほとんどだと思いますので、
今はまだ、夏休みがある！という環境にいる人は
大人になる前に、存分に”長い夏休み”を楽しむ、
ということも、大事なポイントの一つになりますね。
