スイッチの次世代機は必要なの?色々な角度から分析!

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2017年に発売されたニンテンドースイッチは、
既に発売から6年以上が経過しており、
いつもの任天堂ハードなら、そろそろ次世代機の話題が出たり、
発売されたりしている頃です。

しかし、switchの場合は非常に好調な売上を記録している他、
ゲーム機のシステムとしてはかなり完成された領域に
入っているのも事実で、
次世代機の必要性に「?」と感じる人もいるでしょう。

では、switchの次世代機は必要なのかどうか、
この点について解説していきます。

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次世代機はいずれは必要になる

新型のゲーム機が出ると、品薄になったり、
何万もするゲーム機をまた買わないといけなかったりと、
ユーザーにとっては”負担”となる部分もあるのは事実です。

スイッチの場合、ライト層も他のゲーム機と比べると多いですから
次世代機を歓迎しない人の割合もそれなりに多いのは
事実でしょう。

確かに、ずっとスイッチのままでもいい…と考える気持ちは
分かります。

しかしながら、これから先もゲーム機を展開していく以上は、
やはりどこかで”次世代機”を投入する必要性は必ず出てきます。

理由としてはクオリティ云々…と、いうところではなく
もっとその他の部分になってきます。

「急ぐ」必要はない。ただし、いずれは必要

スイッチに関して言えば2023年現在、
次世代機の投入は”急ぐ”必要は全くありません。

と、いうのもこれだけ売れていますし、
未だに国内ではほとんどの週において
後から発売されたPS5の売上を軽く上回っており、
キラーソフトのFF16が発売された週も
大作は何も出ていないにも関わらずスイッチの方が売れていました。

現状で言えば”PS5が競合機であるうちは次世代機を出さなくても、大きな問題はない”
とは思います。

ソフトに関しても引き続き圧倒的な売上ですし
次世代機を”スイッチが好調なうちに投入”すれば、
スイッチの勢いは失われて、次世代機への移行も
上手く行かなかった場合”共倒れして自滅”というリスクもあります。

慌てて投入すればその危険も増しますから
”今すぐにswitchの次世代機が必要かどうか”と問われれば
答えはNoです。

2024年の早い段階に発売したりする必要は
間違っても”ない”でしょう。

ですが、それでも、あと何年もすれば
次世代機の投入は必要になってくるのは事実です。

”今すぐに”は必要ないものの、
下記のような理由から、いずれは必要になる、ということですね。

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部品などが調達できなくなる

ずっと、新ハードを発売せずに
そのまま展開していると、
だんだんと、本体の製造に必要な部品などの確保は
困難になってきます。

任天堂自体がパーツまで全て自社で作っているのであれば
ともかく、ゲーム機というものは任天堂に限らず
”全てを自社で”ということは
難しいことですからね。

ずっと同じゲーム機を展開していると、
この”部品調達”に大きな支障が出てしまうことになるため、
新しいゲーム機はいずれ必ず必要にはなってきます。

もちろん”新しい部品でスイッチを作る”ということも
不可能ではないかもしれませんが、
そこまでするのであれば、次世代機を投入した方が良い、
ということにはなるでしょうし、現実的ではありません。

20年、30年、40年と同じ部品を調達し続けることは
現実的には難しく、それが次世代機を投入しないといけない
理由の一つにはなります。

セキュリティ面などの懸念

ニンテンドースイッチに限った話ではありませんが、
いつまでも同じハードを展開していると、
セキュリティ面などにおいても、
色々な不安が生じることになってきます。

ルーターなどでもそうですが、
”ずっと同じ”機種だとセキュリティ面への不安が
生じる、という話は聞いたことが
ある人も多いのではないでしょうか。

現在のゲーム機は、ネットに接続して
利用する機能もそれなりにあるので、
昔のファミコンやスーパーファミコン、
プレイステーション1など、ネットに基本的に
接続しないゲーム機であればこの問題はありませんでしたが、
今ではネットに接続する機会も多くなっているので
”いつまでも同じハードのまま”ということは
セキュリティ面から考えても厳しくなりつつある、
というのは残念ながら事実です。

スペックはそこまで大きな問題ではない

一方で、スペックに冠しては
そこまで大きな問題ではなく、
確かに競合機に比べるとスペック自体は低く、
移植などで問題が出ているケースもありますが、
逆に言えば”無理にハイスペック機に合わせず、最初からスイッチ向けに作れば”
普通に出せるわけですし、
PS5やXBOXSeriesを基準にする必要はありません。

仮にこのままスイッチを続けたとしても
当面は”スイッチ向け”にもソフトは発売されるでしょう。

スペック的に厳しいソフトは去れど、
スイッチの圧倒的なシェアは無視できないでしょうし、
任天堂タイトルは供給され続けるでしょうから
スペック自体は”ずっとスイッチのまま”だったとしても、
スイッチにソフトが出なくなる、ということはありません。

任天堂ソフトは出ますし、
他メーカーの”スペック重視ではないソフト”は出ますし、
売上が好調なら”スイッチを無視できない”ソフトも出るでしょう。

実際、switchのユーザー層の中にも
”ハイスペック”を別に望んでいない人も他機種に比べれば多いですし、
少なくとも国内市場では
”スペック=売上・評価ではない”と、いうことは
既にスイッチや他ハードの売上を見れば明らかです。

そういった意味では次世代機が必要となる理由は
任天堂ハードの場合は”スペック”はそれほど大きな部分では
ないかと思います。

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新しい商品を提供することは大事

ただ、スペックはどうあれ、
新しい遊びを提供することは、いずれは必要になります。

”いつまでもニンテンドースイッチ”だと、
今は好調でも、流石に10年、20年とこの先も続くとなると
売上も落ちて来るでしょうし、厳しい状況になってくることは
安易に予想できます。

そのため、任天堂としても新しい商品(遊び)を提供することは
大切になってくるはずです。

ただ、”次”のハードもスペック重視ではなく
”スイッチをベースに新しい何か”を取り入れて来るような
任天堂ならではのハードにはなると思います。

急がず万全の準備をして発売するのがベスト

最初にも書いた通り、switchの次世代機はいずれは必要ですが
”急ぐ”段階ではありません。

そのため、2024年の早い時期に無理して
発売したりせずに、もう少しスイッチを
引っ張ること自体は、全然問題ないと思いますし、
リスクを考えた上でも合理的だとは思います。

次世代機においては、
間違ってもスペック重視に走ることはなく
”価格を抑える”ことが、まず、ライト層を多く抱える
任天堂ハードとしては重要で、
任天堂ハードまで5万を超えたりすれば
かつて任天堂自身が掲げた”ゲーム人口の拡大”と真逆の道を
進むことになります。
(5万超えのハードしかなくなるとゲーム人口は大幅に減るでしょう)

ですので、焦らず、ある程度安価に、かつ品薄対策も万全に
整ってから発売する、ということでも
switchがこれだけヒットしている以上、全然問題はないかと考えます。

まとめ

確かに、ゲーム機としてはかなり完成されている印象ですし、
ずっとニンテンドースイッチで!という考えも十分に
分かりますが、部品やセキュリティ面など
そういった部分を中心に
”やむを得ない事情”もあるので、
いずれは次世代機を出すことにはなるでしょう。

ただし、すぐに発売する必要はないと思いますし、
万全の準備をしてから、ということでも十分であるような気は、
個人的にはします。

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