節電をする際にやってはいけないこと。度を越した節電は命に関わる。

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電気代の節約のために”節電”をしたり、
電力需要のひっ迫などに協力するために
節電を行ったり、
色々な理由で”節電”をするご家庭も多いかと思います。

節電をすること自体は、
当然悪いことではありませんし、
自分にとっても、社会的な部分を考えても良いことです。

しかしながら、
”してはいけない節電”も、あります。

節電は良いことですが”度を越えてしまったり”
”本質を見失ってしまっては”意味がありませんし、
逆に自分の健康を損なう可能性があります。

”度を越した節電”をしてしまわないように
しっかりと”してはいけない節電”を頭の中に入れておき、
その上で自分に可能な節電を行っていくようにしましょう。

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「悪い節電」は命に関わる。節度を持って節電を

節電をする際に
「何でも節電」すればよいというモノではなく、
”削るべきところは削り”
”使うべきところはしっかりと使う”と、
こういう部分をちゃんと、自分の中でも明確に
しておくことが、とても大切な部分の一つになります。

”削ってはいけない部分まで削っていると”
最悪の場合は、命にも関わる場合があります。

電気代を落とそうとして、命を落としてしまったら
もはや笑い話にもなりませんよね。
ですので、”避けるべき節電”はしっかりと避けつつ、
上手に対応していくことが、求められます。

”やってはいけない節電”をしっかりと把握していきましょう。

夏場のエアコン絶対に無理しない

節電をする際に一番やってはいけないことの代表例が
”夏場のエアコンを我慢する”ことです。

確かに、夏場のエアコンは電気代の大きな負担になりますし、
電力不足などの観点からも厳しい部分ではありますが、
それでも”エアコンに限っては無理して節電をしてはいけない”と
いうのが鉄則です。

設定温度などで工夫を行い、
エアコンは「暑い」と思ったら無理をせずに
すぐに付けて下さい。

間違っても、扇風機や団扇、氷など
そういったものだけで乗り越えないようにし、
暑いと感じたら無理をせずにすぐにエアコンを
つけることを徹底してください。

今と昔では、世の中の気候も異なります。
”昔は大丈夫だったから”みたいな人もいますが
そんなことをやっていると、いつか気付いた時には
命を落としている…なんてことになりかねません。

”暑さ・熱中症を甘く見ないこと”

エアコン、冷房器具に関しては
度を越した節電を絶対にしないようにし、
どうしても削りたいなら、エアコン以外の部分で
削るようにしてください。

屋内にいても、熱中症になります。
夜でも熱中症になります。
とにかく、熱中症を甘く見ないことです。

”自分だけは大丈夫”だとか
”気合でどうにかできる”とか、思わないことです。

子供の頃、学校の朝礼の際に熱中症になったことが
ありますが、
本当にいきなり来るので、
絶対に熱中症を甘く見ないことです。

エアコンは、過剰な節電をしてはいけません。

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暖房器具も我慢しすぎない

冷房に比べればリスクは低いとは思いますが
地方によっては冬場、厳しい寒さになりますし、
やはり、これも無理に我慢するべきではありません。

冷房もそうですが、
基本的に節電は”室温自体の調節”の部分では
無理に節約をしないようにし、
必要な時は使う、ということを徹底してください。

寒さもそうですし、暑さもそうですが
過剰に我慢して節電を続けていると
最悪の場合は命を落としかねない部分に
なりますので、この点は要注意です。

夜間の照明を消す

寝てしまう場合は良いですが、
そうでない場合は、夜間に照明を消して
真っ暗な部屋の中で過ごしたりすることは
控えて下さい。

これは純粋に、”危ない”です。
夜間に部屋の照明を消したりすれば
転倒の原因などになって、
怪我をしたりする可能性もありますので、
↑とは別の意味で、自分自身にダメージを
与えてしまう可能性があります。

また、暗い中で無理をしてテレビを見たり
スマホを見たりしていると
目の健康状態にも悪影響を与えるリスクが
高まりますので、
そういった点を考えても、
夜間の照明を無理に消したりする節電に
関しては、おすすめできません。

もしもどうしてもそういう節電を
したいのであれば、
”寝る”しかありません。

自分が寝ている間であれば、
照明が真っ暗でも、特に問題はないですからね。

生活に大きな支障の出る節電

自分の生活に大きな支障の出る節電は
”やりすぎ”です。
この点はよく考えてみてください。

例えば、大げさな話をするのであれば
洗濯機の使用を控えて、手洗いで洗濯物を
洗濯したり、自宅の電気代を使いたくないからと
コインランドリーに足を運んだり…
こういったことは”明らかに”やりすぎです。

”時間”は宝です。
洗濯物を手洗いするのであれば、
洗濯機を使い、その分、別のことに
時間を使った方が良いですし、
洗濯機が使えるのにコインランドリーに行くのは
時間もお金も労力も無駄に浪費しているだけです。

と、これは大げさな例ではありますが、
自分の生活に大きな支障が出てしまうような
節電は、それは”間違った節電”ですから、
そのようなことはしないように注意してください。

行政による節電の呼びかけも
”生活に支障のない範囲で”ですから、
そこを勘違いしないようにしましょう。

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来客時の過度な節電

自分たちだけならともかく、
自分たちの家に誰かがやって来る際などには
過度の節電をしないように心がけて下さい。

やりすぎると変な風に思われたり、
もう来たくない、と思われてしまったり
する可能性もあります。

自分たちがどのような節電をするのかは、
↑のような”無理な節電”をしなければ
あとは自由ですが、
他の人から変な風に思われるような感じの
節電を、人が来るときにはやらないように
した方が良いです。

来客がある際には、
ある程度我慢するようにし、
無理な節電を控えるようにしましょう。

全員が全員、”節電に対する考え方”は
同じではありませんので、
この点を忘れないようにすることが、
大切なことになります。

ストレスになっている場合は要注意

節電が、自分にとって大きなストレスに
なっている場合…

その節電のやり方は間違っているので
今すぐにでも見直してください。

例えば、節電のために、と、
自分のやりたいことをずっと我慢していたり、
そういったことは、うまくバランスを
保ちながらやるようにしてください。

ある程度「節電」のために削るのは
構いませんが、
例えば自分の趣味を節電のために捨てたり、
そういう極端なことをしてしまえば、
当然自分自身の中でストレスが
溜まっていくこともあるでしょう。

そういった”ストレスを過度に感じるような節電”は
節電のやり方としては間違っていますし、
見直しが必要です。

人間、あまりにストレスを溜めすぎると
健康を損なう生き物ですし、
そうなってしまえば、むしろお金がかかるようになります。

費用のために節約している人は、↑のようなことに
なってしまえば逆効果ですし、
世間的な部分(電力不足など)に協力するにしても
自分の体調を壊してまで協力する、というのは
流石にやりすぎです。

そのようなことにならないよう、
節度を持った節電を心がける、ということは
とても大切なことなので、忘れないようにしてください。

まとめ

”やってはいけない節電”について
解説しました。
何でも”やりすぎ”は良くないので
そのようなことになってしまわないように、
しっかりと注意しながら
バランスよく節電していくことが大切です。

特に、エアコンを我慢する、という行為は
自分の命の部分にも関わる可能性があるので、
もし、無理に節約している人は
すぐにでも改善してください。

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