旧正月ってなに?いつからいつまで?休みになったりはするの?

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「旧正月」という言葉を聞いても
イマイチよく分からず、何それ?と言う人も多いと思います。

確かに、普段の日常でなかなか
「旧正月」などというものを実感するような
機会はないですよね。

それもそのはずで、
少なくとも国内では、旧正月は祝日でもなんでもないので、
その存在を実感するような場面は
あまりありません。

時折、デパートなどが旧正月の時期に
絡めてセールをやっているぐらいになりますね。

では、「旧正月」とはそもそも一体何なのでしょうか。
休みになったり、日常生活への影響は
何かあるのでしょうか。
その点について解説していきます。

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そもそも旧正月とはなに?

今使われている暦・太陽暦(1月から12月までの1年間)の前に
使われていた暦(旧暦)におけるお正月のことです。
今でこそ、太陽暦の1年は1月1日から始まって12月31日に終わる、
というのが当たり前の世の中になっていますが
昔は、そうではなくて
今、使われている暦とは、およそ1ヵ月程度ずれている
旧暦というものが使われていました。

その時のお正月にあたる時期が
現在「旧正月」と言われるものになっています。

簡単にざっくり言えば
「大昔、お正月だった時期のこと」ということです。

旧正月とはいつなの?

旧正月とされる時期は
毎年移動しており、
現在のお正月のように1月1日~と
決まっているわけではなく、
1月下旬から2月中旬ごろまでの間で、
その年によって異なっています。

また、国によっても若干この日付が
異なっているため、
このあたりは、現在のお正月と比べると
だいぶ分かりにくい印象を
受けるのではないかと思います。

ここでは省きますが
色々な条件によって決定されているため
馴染みがないと、「???」ということに
なりやすいものになっています。

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休みになったりするの?

日本では旧正月と呼ばれる時期は
祝日になっていたりするわけでもなく、
冬休みや春休みのような休みが
用意されているわけでもありませんので、
旧正月になったからと言って、
特に学校や会社が休みになったりするようなことは
基本的にはありません。

カレンダーを見てみても分かる通り
旧正月とされる日が赤い日に
なっていることは、元々日曜日だったりでもしない限りは
ないはずです。

そのため、たまたま他の休日と重なったりでも
しない限り、旧正月だからお休みになる、
だとかそういうことは
国内においては、ほとんどありません。

一般の生活への影響は?

特にありません。
上でも書いた通り、旧正月=祝日、と言う風には
なっていませんので、
銀行や病院などが旧正月を理由に休みに
なったりすることはありません。

お正月のように
お年玉だとか鏡開きだとか、そういった
”その時期ならではのイベント”みたいなものも
旧正月に関して言えばほとんどありませんので、
普通に生活している分には
まったくと言っていいほど、
旧正月を感じるようなことは
ないと思います。

ただ、最近では、時折「旧正月セール」みたいなことを
やっているお店なども見かけるので、
そういう”セール的な部分”では旧正月を感じるような場面も
多少、あるかもしれません。
とは言え、やはり、限られた部分でしか
旧正月を感じるような場面は
少なくとも日本ではないと思います。

(私も、以前お店の店長をやっていましたが
旧正月の時期に特に何かする、とかそういうことは
ありませんでしたし、本部からそういう指示も
特に無かったですね。
私自身もそうですが、国内ではなじみがあまりない、
ということだと思います)

海外では祝うところも…

日本では、旧正月というものは
ほとんど、騒がれませんが
海外の一部国・地域では旧正月が
休みになったり、
お祝いムードになったりするところも
実際に存在しています。

何にしても、国が違えば
文化も色々と異なるわけですから、
そういうところもある、ということですね。

なので、もしも旧正月の時期に
休みになったり、お祝いをしたりする
国・地域に足を運ぶようなことが
あるのであれば、
その点は事前に頭に入れておいた方が
良いと思います。

日本におけるお正月のような状態に
なっているところもあるので、
何も考えずに入国してしまうと
「あれ?」ということになるかもしれません。

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日本での今後の旧正月は?

あまり拡大することはないとは思います。

ただ、10年ちょっと前?ぐらいまでは
日本では完全に空気だった「ハロウィン」も
今では仮装祭りとなっていますし、
旧正月も何らかの形で、
独自のイベントになる可能性も
0ではありません。

が、今のところは日常的に
浸透しているような様子は
少なくとも私は受けませんし、
旧正月が祝日になって
休みの日が増えた!みたいなことには
この先何年経っても
ならないとは思います。

あったとして、今のハロウィンのように
何らかの変化を遂げるぐらいで、
それ以上のものになることは
日本ではないのではないでしょうか。

まとめ

あまりなじみはないとは思いますが
そういうものもあるんだ、ぐらいに
思っておけば十分だと思います。

今の時点では
日常生活の中で
「あ、今は旧正月なんだ」と感じるような
変化はほとんどないと思いますし、
街中のお店のごく一部で
そういうセールをやっていたりするのを
見かけるぐらいにとどまる人が
ほとんどあるかと思います。

ただ、日本と海外ではまた
話しは違ってきますので
身の回りに海外出身の方がいたり、
自分が旅行や仕事で海外に足を運んだりするような人の
場合は、考え方や認識も
また変わって来るのかもしれませんね。

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