ブルースクリーンの原因と対処方法!パソコンに青い画面が出てきたら?

この記事は約6分で読めます。

パソコンを使っていると
「ブルースクリーン」と呼ばれる
青い画面が急に表示されてしまうことがあります。

青い画面に
小さな英文字の羅列が表示される感じの画面です。
実際に見たことのある人もいるのではないでしょうか。

私自身も、このブルースクリーンを経験したことがありますが
本当に、この画面が出てくるとヒヤッとするものです。

何故なら、あの画面に書かれている内容は
(その時によって文章は異なりますが)
「パソコンに深刻な問題が発生したこと」を伝える
メッセージであるからです。

最悪の場合は、そのまま打つ手なしで故障、
買い替えや修理などになってしまう場合もあるのです。

この”ブルースクリーン”について
対処法や原因などをそれぞれ解説していきます。

スポンサーリンク

ブルースクリーンの原因は?

ブルースクリーンが表示される原因としては
「何らかの理由により、パソコン内部で深刻なトラブルが発生した」
ということになります。

が、その理由としては一つではなく、
色々な可能性が考えられます。
考えられる細かな理由としては

・ウイルスや悪質なプログラムに感染してしまった
・ドライバの不具合やトラブル
・自動更新などによる新規プログラムを原因とするもの
・システムファイル自体が破損
・メモリの不具合
・ハードディスクの不具合
・マザーボードや基盤など、内部面でのトラブル
・パソコン自体の経年劣化
・一時的な不具合

などなど、色々な理由が考えられます。
どの理由なのか、即座に特定できるようなケースは
稀で、なかなか一瞬で原因が特定できないことがほとんど
(最後まで原因不明の場合も)ですが、
直るかどうかは別として、対処方法は
色々とありますので、ブルースクリーンが表示されてしまった
場合に関しては、落ち着いて対応していきましょう。

ブルースクリーンが表示されたらどうすれば?

まず、ブルースクリーンが表示されてしまった場合の
基本的な対応方法としては
”すぐに電源を切らない”ということです。
慌ててすぐに電源を切ってしまうことによって、
逆にそれがパソコンにダメージを与えるような
ことになってしまう可能性もあります。

そのため、10分前後はそのまま放置し、
様子を見るようにして下さい。

自動的にパソコン内部で処理が行われて
再起動が行われる場合があります。
再起動が自動的に行われた=問題なく回復する、とは
限りませんが、
自動的に再起動されるまで待った方が
良いのは確かですので、
まずは焦らず、ブルースクリーン状態のまま
放置してみましょう。

ある程度放置しても再起動されない場合は
電源ボタンを長押しして、強制的に
シャットダウンしてください。
(自動的に再起動された方が良いのは確かですが
どうしてもだめな場合は電源ボタンを押して
強制的にシャットダウンするしかありません)

スポンサーリンク

普通に再起動できた場合は?

自動的に再起動が行われた場合でも、
強制的に電源を切って再起動を行った場合でも
再起動後に、普通に起動した場合は
ひとまず様子見でも良いかもしれません。

何らかの不具合で一時的にブルースクリーンが
表示されてしまっただけで、
以降、全然問題なく使用することが出来る、
ということも実際にあります
(私も仕事場で、そういうパソコンがありました)

なので、繰り返しブルースクリーンになったり、
再起動できなかった場合は話は別ですが
無事に再起動出来て、その後、ブルスクリーンを
繰り返したりしていない場合は
ある程度様子を見ても良いとは思います。

ただ、念のため、以下の対応は行っておくことを
強くおすすめします。

・大事なデータのバックアップ
・ウイルスチェック

一度ブルースクリーンが発生した場合
故障が近い可能性も十分にあります。
大事なデータはUSBメモリに避難するなど、
バックアップを取っておきましょう。

また、念のためウイルスチェックを
しておくこともおすすめします。

加えて、どうしても心配であれば
↓のような対処もしておくと、再発を防止できます。

ブルースクリーンの対処方法

ブルースクリーンが発生してしまった場合
どのように対処すれば良いのか、解説していきます。
(※普通に再起動できた場合は一つ上の項目を参考にしてください)

・ウイルスのチェックを行う
ブルースクリーンはウイルスなどの感染によって
引き起こされる可能性もあります。
起動できたら、ウイルスチェックを行い、万が一ウイルスが
検出された場合は、(ウイルス駆除ソフトがある場合は)
ウイルスを駆除するようにして下さい。

・プログラムのアンインストール
ブルースクリーンが出る前に、何らかの
プログラムをインストールしていた場合、それが原因である
可能性が高いです。
そのプログラムが必要なければ削除するようにして下さい。

・外付け機器による影響
外付けのUSB機器などを取り付けている場合
それが原因で何らかのエラーを起こし、
ブルースクリーンが表示された可能性もあります。
外付けの機器を一度取り外し、再度確認してみてください。

・初期化など
どうにもならない場合「システムの復元」あるいは
「初期状態に戻す」などの作業を行い、
パソコンの初期化or一定期間前の状態に戻す作業を
行ってみてください。
これにより改善する可能性があります。
ただ、これは最終手段の一つであり、
データなどが消えてしまうために、
しっかりとバックアップを取ってから行いましょう。

・メモリーの交換、付け直し
パソコン内部のメモリーが故障していたり
不具合を起こしている可能性もあります。
この場合、メモリーを自分で取り外せるのであれば
メモリーを一度外して、再度装着することで
直る可能性があります。
メモリー自体が故障している場合、メモリーを交換することで
復旧するケースもありますが
それ以外の箇所に異常がある場合、
それでは復旧しないので、手元に別のメモリーがある場合は
試してみても良いですが、そうでない場合は
よく考えて対応しましょう。

・業者に依頼する
最終的にどうにもならない場合は
業者に依頼するしかありません。
ただし、費用がかかるほか、
データに関しては消えてしまう場合もある
(依頼する業者のサービス内容をよく確認してください)ため、
データがどうしても必要な場合は
データ復旧を行う事ができる業者などに
依頼する必要があります。
また、常日頃からバックアップを取っておく、
ということも大事になりますね。

・買い替えをする
業者に依頼すれば、どうしても費用がかかります。
最近パソコンの調子が悪かった、だとか
そろそろ買い替えようかな、と思っていた場合、
だいぶ年数使っている…などの場合は
思い切って買い替えをしてしまうのも一つの
方法にはなります。
業者に依頼して復旧しても、例えば、10年近く
使っているノートパソコンなどの場合、
またすぐに別の個所が故障してしまう
リスクなどもありますから、
買い替えなどを場合によっては検討してみてください。

こんなところでしょうか。
何事もなく再起動してくれるのが一番ですが、
パソコンはどんな機種でもいつかは壊れてしまうものなので、
最終的には、修理や買い替えも検討する必要が
出てきてしまうこともあります。

まとめ

パソコンは決して安い買い物ではありませんし、
ブルースクリーンが出てくると
本当にひやっとしてしまうと思いますが
出来る限り冷静に対応していくことも
大事になります。

それぞれの対処法を確認してみても
どうにもならない場合に関しては
残念ながら業者や買い替えになると思いますが、
ブルースクリーンはいつ発生するか分からないので
日ごろからしっかりと、
大事なデータはバックアップを取っておきましょう!

タイトルとURLをコピーしました