キャッシュレス登録を客に頼まれても断るべき!甘やかすな!

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最近では、
キャッシュレスによる支払の
取扱いも、それぞれのお店で
増えてきていると思います。

が、そんな流れで生まれるトラブルが
お客さんが平然とした顔で
「キャッシュレスのサービスへの登録」を
店員にやらせようとする、
というものです。

中には、本当に
「お前がやれよ」みたいな態度の客もいて、
これは大きなトラブルの原因の
ひとつになるでしょう。

では、こういった客に対しては
どのように対応をしていけば
良いのでしょうか。

その点についてを解説していきます。

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そこまでする義理はない

基本的に、キャッシュレスのサービス各種に
登録する、しないの部分のお話は、
個人の責任によるものであり、
お店側がそこまで責任を負う必要は
ありません。
登録は、利用者側の自己責任であり、
冷たい言い方をすれば、
そこはお店側の知ったことではありません

ある程度、サポート的な案内をしたり、
そういったことは、ありだとは思いますが
全てお客さんの代わりになって
登録を行ったりだとか
そういったことをする必要は、全くありません。
むしろ、トラブルの原因になりますから
登録を丸投げされそうになった場合は
お断りをする、というのが正しい選択肢に
なるかと思います

どのような点に注意すれば良いのか
ポイントなどを解説していきます

登録は自分でやってもらう

基本的な対応としては
キャッシュレス登録は自分で
やってもらう、ということです。
お店側がやるのは
”お店での利用に関すること”のみに
するのがベストです。

例えばお店での決済の方法に
戸惑っているお客様がいれば、
その方に案内する、ということは
大事なことであると思いますし
そういったことまで拒否していると
今度は悪評が立つ可能性があります。

ただし、キャッシュレスでの支払環境すら
出来ていないのに、登録から何まで
全てお店にやらせようとするお客様が
居た場合、これは拒むべきです。
そこまでする必要は一切ありませんし、
後述する問題などもありますから、
そこは、やらずにお客様自身での
登録をお願いする、ということになるかと思います。

少なくとも、レジでそういったことを
聞かれてその場で対応したり
してしまわないように
して下さい。
スーパーなどでサービスカウンターが
ある場合、そこを案内し、
サービスカウンターなどで、
自分自身の手で登録してもらう、
という流れがベストです。

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個人情報の問題がある

お店側が登録を安易に手伝ったり
するべきではない理由の一つが
”個人情報の問題”になります。
キャッシュレス登録するには
必ず、何らかの個人情報が必要になります。
登録するためには、それらを入力する
必要があります。

お客様本人は、いいよ!というかも
しれませんが、
これはとても怖いことで、
仮にあとで、お客様自身に
何か起こった時に
”あの時、あの店の店員が
 個人情報を見たんじゃないか”と
言いだす可能性があるのです。

そのため、お客様本人が
個人情報見えても大丈夫だから
やってくれ、と言っていても
基本的にはやらないように
することが重要ですし、
この後に書く理由からも、
店員側がキャッシュレスの登録まで
面倒を見る必要はありませんし
相手のためにもなりません。

↑は、本当に大変な問題で
何もしていなかったとしても
お客さんにピーピー騒がれたら
本当に大変なことになりますから
注意して下さい。
(お店に登録してもらえばいいや、
みたいな考えの人ほど、何か起きると
騒ぎ出す可能性は非常に高いですから
ここの部分は本当に注意をするようにして下さい)

本人のためにもならない

キャッシュレス決済の登録の際には
色々な注意書きなども出てきますし、
本人が登録作業をしない、ということは
それらも確認しない、ということになります。

そもそも、こういったものの、登録作業自体は
色々な細かな部分に比べれば「簡単」なことです。
それすら自分で考えようとしない、
いわば”思考停止”の状態の人間は
ザンネンながらキャッシュレスの支払いを
使う資格はないと思いますし、
今後、何かトラブルが発生しても
自分では対応できない状態になってしまうでしょう。

”聞く”ぐらいなら構いませんが
キャッシュレス登録を全て店員に
やってもらおう、などと言う人は、
今後のトラブルにも対応できないと思いますから
キャッシュレス導入はしない方が良いですし
それが自分自身のためにもなります。

お店の為にも本人の為にもなりませんし、
何か不都合が起きれば
そういう人は「全部お店のせい」にしようとします
例え、本人の操作ミスであっても、です。
そのため、登録作業は最低限お客様自身で
やってもらう、ということは、
これは徹底した方が良いでしょう。

混雑の原因や仕事の停滞に

レジで「キャッシュレス登録をしてくれ」と
言われた場合は、お断りするか
サービスカウンターを案内して下さい
(カウンターが無い場合はお断り)。
間違っても他のお客さんが並んでいる状態で
登録作業まで全部やる、なんてことが
ないようにしなくてはいけませんし、
それをやってしまうと、本当にトラブルの原因に
なってしまいますから、注意が必要です。

大混雑を招く原因にもなってしまいますし
結果的に他のクレームを生み出すことにも
繋がります。
間違ってもレジで登録作業をしないようにし
登録は本人がやらないとダメであることを伝え
登録作業をしてもらうようにして下さい。
登録作業すら出来ないようでは
キャッシュレスを利用しても
問題を起こすだけですから、
まず、登録作業が出来ること、というのは
キャッシュレス利用の大前提に
なるのではないかと思います。

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一人にサービスするとそれが当たり前になる

これも注意しなくてはいけない部分で
一人に対して「キャッシュレスの登録の一連の流れ」を
やってあげると、
それが”当たり前”になってしまいますから
注意をするようにしましょう。

例えば、店員がキャッシュレス登録を
してあげたとします。
そうすると「あの人には教えていただろう?」みたいな
人が出てくる可能性もあり、
どんどん、それが”当たり前”のことになってしまって
悪循環として連鎖していくことになります。
これは、自分のお店だけに限った話ではなく
他のお店にも拡散してしまう可能性があり、
「あのお店では店員がちゃんと対応してたぞ!」
みたいな、いわば”勘違い野郎”が出て来て
しまう可能性は十分にあることです。

本来、そこまでのサービスをする必要はありません。
ですが、そういった過剰なサービスをすることで、
それが当たり前だと勘違いしてしまう人が
出て来てしまい、結果的に
そういうサービスを当たり前のような顔を
して求め始める人が出てしまう、ということです。

”過剰なサービス”は最終的に
お店のためにもお客さんのためにもなりません。
現代において異常なクレーマーが増えていることも
お店側の過剰なサービスに原因の
一端がある、と言っても過言ではないでしょう。

過剰なサービスはするべきではありません。
「キャッシュレス対応への登録」は
少なくとも本人がやるべきことです。
お店の仕事の範囲内ではない、というのも
そうですし、登録ぐらい自分で出来なければ
今後何かキャッシュレス関係のトラブルを
起きた際に自分で対応できません。
それぐらい、自分で調べようとすらしないのであれば
キャッシュレスの利用は
見送るべきでしょう。

まとめ

キャッシュレスに対応しようとするのであれば
最低限、自分自身で登録を行う、ということは
必須条件であると思いますし
お店側も案内するべきところは案内し、
登録に関してはお客様本人にやってもらう、
ということが大事になります。

それで騒ぎ出すようなお客様は、
クレーマーでしかないですし
現金を使っていた方が本人のためにも
なるのではないかと思います。

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