ブラック企業が壊した店長たち!あまりにも酷い扱いを忘れない!

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私の勤務していたブラック企業では
多くの店長たちが
使い捨てられて、壊されました。

今回は、実際に壊された店長たちが
どのように壊されたのかをご紹介していきます。

全て、某ブラック企業に壊された店長たちです。

そのブラック企業は今ものうのうと
同じことを繰り返し、
人生や、身体を壊しているのでしょう。

恐ろしいものです。
人の人生をある意味では預かっている…
そういう自覚が全くと言っていいほど、
ないのだと思います。

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壊された店長たち!

私の勤務していたブラック企業では、何人もの
店長が壊されて、使い捨てにされていました。
もちろん、私も、そんな使い捨てにされた店長の
一人ではあります。
私は壊れる前に退職というかたちで逃げましたが
今も、色々な意味で壊されている店長は
大勢いることでしょう。

「壊される」とは、何も、命を奪われてしまうことだけではありません。
精神的に破壊されたり、
人生を壊されたり…
色々な破壊がそこにはあるのです。

けれども、ブラック企業にとっては、ザンネンながら
店長など所詮使い捨てでしかありません。
そのため、これからも被害は拡大していくでしょう。

が、あのブラック企業が”店長の人生を壊した”ということを
忘れさせない為にも、
ここに記しておこうと思います。

精神的に病んでしまった店長

精神的に壊されてしまうこと…
ブラック企業で酷使される店長には良くあることです。
鬱になってしまう人も多いですよね。
この会社では、店長以外の社員も含めると、
鬱になって退職してしまっている人が何人もいました。

私がアルバイトとして採用された店舗の
先代店長もその一人でした。

最初に私がお会いしたときにはとても
頼れる感じの店長だったのですが、
最後にお会いした時には、別人のように
人が変わってしまっていた。
本当にショックを受けるぐらいに変わってしまっていました。

最初にお会いした時には堂々とした感じの方だったのですが
その面影はすっかりなくなり、
人と話すことに怯えるような状態になってしまっていました。

この方は、店長をやっているときに、一度倒れてしまったことも
あったそうで、過労が溜まっていました。
そして、その後は本社に異動となり、そこでのあまりにも
酷い扱いに消耗し、精神を病んでしまい、退職、
しばらく外出もできないような状態に
なってしまっていたとのことです。

本社は相当なブラックな職場で
人格否定などは当たり前の最悪な環境の職場でした。
そういう職場で、精神的に完全に壊されてしまった、
ということになりますね。
最近はお会いしていませんが、元の状態に戻ることは、
正直に言えば、相当難しいのではないか、と個人的には思います。

また、別の社員も、精神的に病んでしまい、退職してしまっています。
この人も、私がアルバイト時代にお世話になった人ですが
本社勤務になったあとに、精神的に病んでしまい、退職したようです。
本社に相当面倒な人がおり、それが原因であったと言われています。

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ワーカホリックになってしまった店長

ワーカホリックとは、仕事中毒です。
ブラック企業のあまりにも過酷な勤務で、
感覚がマヒしてしまって、
サービス残業をしてでも休みたくない、という
状態になってしまった店長も居ます。

悲しいことに、この店長は、私がアルバイト時代に
お世話になった店長の一人。
最初は穏やかな感じだったのですが、
次第に気分屋が激しくなり、情緒不安定になり、
最終的には嫌いなアルバイトスタッフに
当り散らすようになり、
連続バックレを引き起こすようになってしまいました。

最初は「休みが欲しい」というような発言もしていましたが
それも次第に無くなってしまい、
最後には、本当に操り人形かのように、
仕事ばかりの人生になってしまっていました。

「休むと調子が悪くなる」
そんな風にも漏らしており、
休日出勤(もちろん休日扱いで給料が出ない)も
何度も何度も繰り返していました。

最初はそうではなかったのに、
仕事中毒になってしまった。
これも、ブラック企業による過酷な扱いが
原因の一つであったのではないか、と思います。

功労者に「いつやめるの?」

これは、別の店舗の店長をしていた人間なのですが、
店舗が会社都合で閉店になった後に、その方は本社勤務と
なりました。
本社でも新しいアイデアを出し、会社の収益の基盤となるような
アイデアまで出した功労者と言ってもいい人物です。

しかしながら親会社が、親会社の特定部署への異動を打診。
子会社側であった私たちの会社の本部は、それ以上
人数が減らされれば客観的に見ても、仕事が麻痺
するぐらいの人数になっていました。
その方は、そのことに関して親会社に意見を申し出ました。

しかし、それが気に入らなかったのでしょう。
その日以降、親会社の社員から
「いつやめるの?」「いつやめるの?」の連続攻撃。
つまりは、遠回しにやめろ、と言い続けているような状態が
始まったのです。

これは、会社として非常に悪質なものですね。
通常の異動を拒んだのであればともかく、
親会社側のいじめとも取れるような人員削減による引き抜き。
これに意見をすれば、今度は「やめろ」コール。
まさに恐怖のブラック企業です。

ちなみに、私はこの方よりも先に退職したため、
そのあとどうなったのか、具体的には知りませんが、
既に、退職なされているようです。
元々優秀な方でしたから、早めに会社に
見切りをつけたのかもしれませんね。

性格が変わってしまった店長

元々はそういう人では無かったのですが、
店舗が閉店となり、ブラック企業の中心部で
働くうちに、性格が変わってしまった店長も居ました。

最初にお会いした時はそうではなかったのに、
最後の方にお会いした時は
ずっと愚痴を言っているような、そんな感じに
なってしまっていました。

これも、ブラック企業の酷い扱いによる
ストレスによるものでしょう。

ですが、ブラック企業は、当然のことながらそういう店長の
ケアもしませんし、そういったことが、
うつ病などに繋がり、退職していく店長が
増えることに繋がっているのだと思います。

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各店長たちも…

精神的に壊されるまではいかなくても、
それぞれの店長たちは、かなり厳しい状況での
労働を強いられていました。

プライベートな時間なんてありませんし
考慮もされません。
職場と家を寝るためのために行き来したり、
お店の売上ノルマが厳しすぎるが故に、
店長が自腹で商品やサービスを購入したり、
とにかく、おかしなことが普通にまかり通っている世界で、
店長たちは疲弊しています。
なんとか耐えている店長も、身体を壊したりだとか、
人生を壊されたりだとか、
本当に大変な扱いを受けていました。

が、店長が使えなくなれば、あの会社は
店長を切り捨ててそれでおしまいです。
本当に”消耗品としての店長”として扱われていた感じですね。
そこには、情など何もしありません。

今もあのブラック企業はまだ普通に存在しています。
これからも、壊されてしまう店長が
増えていくことでしょう…。

その後…

この記事を書いたあとのお話ですが
”その会社”は親会社に完全に吸収されて
消滅しました。
やはり、あのようなやり方では持たなかった、ということなのでしょう。
勿論、親会社も同類なので、
同じようなものなのですが
親会社自体も、長持ちはしないのではないかと思います。

まとめ

本当に、雇われ店長、その他の社員を
なんとも思っていない企業は多いものです。
それで人生を壊されてしまった人もいるでしょう。
ニュースなどでは、最悪のケースが報じられていることもあります。

それは、ブラック企業によって命まで
奪われてしまうケースですね。
本当に、このブラック企業が野放しになってしまっているような
世の中の現状は変化させていかなければいけないと思います。
そうでなければ、これからも苦しむ人は増える一方ですし、
壊れる人も、増える一方です。

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