学校の校長先生は授業はできるの?どんな時に授業をするの?

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学校にいる”校長先生”の授業を
受けるような機会は、普段はほとんどないと思います。

では、校長先生は
授業をすることはできるのでしょうか。
実際に授業が行われるとすれば
どのようなケースになるのでしょうか。

この点について、詳しく解説していきたいと思います。

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場合によっては授業を行うことも可能

結論から言うと、
”場合によっては”校長先生も授業を行うことが可能で、
実際に校長先生による授業が行われるケースも
”稀に”存在しています。

ただ、校長先生全員が授業をできるかと言うと、
そうではなく、授業を行うことができる校長先生と、
授業を行うことができない校長先生がいるため、
自分の学校の校長先生が、必ずしも授業を行うことが
できるとは限りません。

教員免許の有無が重要

校長先生という立場は”教員免許”が必ずしも
必要ではなく、条件を満たしていれば
”学校の先生”から出世していった人ではない人でも
校長先生になることができる場合があります。

この場合”教員免許を持っていない校長先生”が誕生することに
なるために、校長としての仕事はできても、
授業を行うことはできません。
(校長の業務自体は、法律で教員免許が必ずしも必須ではありませんので、
校長になること自体は問題ではありません)

なので、校長先生が、教員免許を持っている人であれば
臨時の場合などに教員として教えることもできますが、
校長先生が教員免許を持っていない人の場合、
授業を行うことはできません。

ただ、自分の学校の校長先生が”どっち”なのかは
なかなか分からないと思いますので、
授業ができる校長先生なのかどうかは、
実際にその時になってみないと分かりません。

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元々は普通の先生だった人も多い

校長先生になった後のその先生しか知らないと、
あまり”この先生が普通に国語とか数学を教えていた”という
イメージは持ちにくいと思いますが、
校長先生の多くは、元々は”普通の先生”として
担任になっていたり、国語や数学など、特定の強化を
教えていたりする人が多く、
”前は普通に授業をしていた”人が多いです。

そのため、授業もやろうと思えば普通にできる校長先生も多いですし、
場合によっては担任の先生や、各教科の先生よりも
教え方が上手な校長先生がいる場合もあります。
(もちろん、逆に教え方が下手な校長先生もいるとは思いますが笑)

若い頃は普通の先生として働き、
だんだんと出世して教頭先生や校長先生になる…
という先生もいるのです。
(全ての先生が最終的に校長先生になるわけではなく、
当然、普通の先生のまま、定年を迎える先生もたくさんいます)

普段は”校長”としての仕事がある

教員免許を持っていて、生徒に授業ができる先生で
あったとしても、校長先生には当然、校長先生としての
仕事がありますので、ずっと授業をしているわけにはいきませんし、
基本的に担任などもやるわけにはいかないので、
授業をするような機会はあまりありません。

生徒の立場からすると、校長先生はいつも校長室にいたり、
ウロウロしているだけであまり何もやっていないように
見えるかもしれませんが、実際にはそれなりに色々な仕事があり、
激務な校長先生もいるので
”(生徒たちからは)見えないところで”働いている先生、と
覚えておくと、何となくイメージはしやすいかと思います。

そのため、校長先生には校長先生の仕事があり、
普段から授業を積極的に行うことは、
現実的には”難しい”というのが答えになります。

自分の仕事を放りだすわけにはいきませんし、
そうなってしまうと学校の運営に支障が
出てきてしまうことになりますからね…。

特別な事情がある場合には授業を行うことも

前述の通り、校長先生が教員免許を持っている場合は
”教員”として、授業を行うことが可能です。

流石にクラスを持ったりすることはできませんが(時間的に)
特別な事情がある際には、授業をその時だけ行ったりするぐらいは
校長先生にも可能です。
校長先生が授業を行う場合によくあるケースとしては、

・普段授業を行っている先生が体調不良などで休んでいる
・普段授業を行っている先生が出張している
・人員不足などで校長先生が授業をせざるを得ない場合
・校長先生が、特別生徒たちに伝えたいことがある場合

などが考えられます。

基本的にはピンチヒッター的な役割が中心で
生徒たちに授業を教えることが中心になることはありませんが、
やむを得ない事情がある場合には、このように一時的に
授業を行うケースもあるのです。

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校長先生はどの教科を教えるの?

校長先生もかつては”どれかの教科”(中学以降の先生)を
教えていたはずなので、専門としている教科が存在します。

ただし、国語の先生じゃないと校長になれない!みたいなことは
ありませんので、
校長先生によって、元々は国語だったり、数学だったり、英語だったり、
その人によって、元々担当していた教科は異なります。

まとめ

校長先生も、教員免許を持っている先生であれば
授業を行うことができます。

ただし、普段は校長先生としての仕事がありますので、
普段から積極的に授業を行ったりすることはなく、
あくまでも、普段教えている先生が体調不良になってしまったり…という時に
臨時で授業を行う形になるのが中心です。

勿論、何事もなければ校長先生が一度も授業を行わないまま、
卒業するようなことも多いと思いますので
校長先生の授業を受けられるような機会は、ある意味貴重なのです。

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