高校受験に失敗して入学できなかった場合どうすれば?その後の選択肢は?

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高校受験に失敗してしまい、
高校に進学することができなくなってしまった…

そんな場合はどうすれば良いでしょうか。

例えば、1つの高校に絞っていて
その学校に絶対に合格するつもりだったけれど
落とされてしまった場合や、
”滑り止め”の高校も受験していたけれど、
滑り止めも含めて全て落ちてしまった場合など、
”高校に進学することができなくなってしまった”場合は
どうすれば良いのか迷ってしまいますよね。

高校に行きたいけれど、入れる高校が見つからない…という場合
やはり、不安になると思います。

ただし、方法は色々とありますので、
焦らずに、しっかり対応していきましょう。

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高校受験で失敗してしまうことはあるの?

全体的な割合で言えば、少ないのですが、
毎年、”高校に進学を希望したけれど、うまくいかなかった”という人は
全国で一定数存在しています。

”毎年のようにそういう人は必ずいる”ので、
”こんな人、他にはいないんじゃないか?”だとか
ネガティブな考えに陥ったりする必要はありません。

とは言え、進路も定まらないと不安だと思いますので、
どのような選択肢があるのかを、ちゃんと把握しておくことは
とても大事なことですね。

では、どのような選択肢があるのでしょうか。

まだ募集があるなら他の高校を受験する

例えば推薦や一般で悉く落ちてしまったとしても、
高校受験には、定員割れなどの理由で
”2次募集”というものが存在しています。

2次募集は全ての学校で行われるとは限りませんし、
定員数も非常に少ないのですが、
それでも、合格できる可能性はありますので、
まだ2次募集が残っている場合に関しては、
募集している高校に挑戦してみるのも一つの方法です。

逆に言えば全日制の高校に行くチャンスは
ここが最後の砦となります。

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定時制高校を検討する

夕方から夜にかけて登校して勉強する
「定時制」の高校も存在しており、
定時制高校は、二次募集終了後などにも
募集しているところがあります。

また、合格のハードルが全日制に比べると
低いことも多いので、
比較的合格しやすい環境にあり、
高校進学を目指すのであれば定時制も
一つの選択肢です。

定時制に偏見を持つような人も
残念ながら世の中にはいますが、
それでも、昔に比べると、そういう見方も
無くなってきているので、
そういったことはあまり気にせず、
堂々と定時制を選んでも、全然大丈夫な時代になりつつあります。

夕方~夜、と生活リズムは中学までと随分変わってしまいますが、
慣れれば問題なく、生活していくことができるはずです。

通信制高校を検討する

定時制以外にも通信制高校というものも存在していて
こちらは基本的には自宅で学習をし、
定期的に学校に行く日がある…というスタイルの高校です。

通信制も、全日制の2次募集終了後でも
間に合うところが多く、合格のハードルも基本的には
低いので、全日制の2次募集までに
進学先の高校が決まらなかった場合に関しては
通信制も選択肢の一つとして
頭に入れておくと良いのではないでしょうか。

定時制でも、通信制でも卒業まで頑張れば
”高校卒業”であることには変わりありません。

生活リズムは定時制高校である場合よりもさらに変わるとは
思いますが、やはりこちらも最終的には
慣れて来ると思いますので、
選択肢の一つしては頭の中に入れておきましょう。

就職を目指す

中卒(中学校卒業)でも就職することは可能です。

ただし、残念ながら選べる職業は
かなり絞られてしまいますので、
就職を目指す場合は、
その点は覚悟しておく必要があります。

また、残念ながら世の中には
「高校に行かなかった」人に偏見を持つような人は
一定数いますので、
そんな人たちのことは気にしなくてもいい、と
私は思いますがやっぱり、当事者となれば
気になってしまう人もいると思いますし、
中には辛い思いをするようなことも
出て来るかも知れません。

そういうリスクがある、ということは
頭に入れておきましょう。

ただ、高校に進学できなくても、就職するという道は
ありますので、そこは覚えておくと良いと思います。

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浪人生活を送り、翌年再び挑戦する

あまり一般的ではありませんが
高校受験でも”浪人”することは可能です。

ただし、もしも”浪人する”道を選ぶ場合には

・浪人したからと言って、来年も必ず合格できるとは限らない
・入学した後に周囲の子と年齢差が生じる

などというリスクは覚えておく必要があります。

それでも、”来年絶対に合格してやる”という
決意をもって、1年間勉強に費やすのであれば
それはそれで良いと思いますが、
険しい道である、ということは
しっかりと理解しておく必要はあります。

まとめ

選択肢としては、このようなところになります。

まずは二次募集などを検討し、
それでもダメなら
定時制・通信制高校の検討、
さらには就職する道、浪人する道なども
視野に入れて順番に考えていくと良いと思います。

高校受験で躓いても、人生終了…というわけでは
ありませんし、
まだまだ色々な道がその先には広がっているので、
絶望してしまったりするのではなく、
自分に今、選べる選択肢は何か、ということを
考えながら、色々な選択肢を視野に入れていくことを
おすすめします。

また、高校に行けなかった場合でも
自分で勉強して「高卒認定試験」というものを受け、
高卒と同程度の学力を持つことを証明できる仕組みも
あります。

これを利用すれば、大学受験もできますので、
本当に、色々な選択肢がある、ということは
頭の中に入れておきましょう。

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