世の中には、色々な種類の
クレジットカードが存在しています。
しかし、クレジットカードは
全てのクレカ対応店・サービスに使えるわけではなく、
それぞれのクレカごとに使えるお店・サービスが決まっています。
お店によっては”このクレジットカードは使えるけど、
このクレジットカードは使えません”ということも、実際によくあることです。
そんな、クレジットカードですが
最近では創作関連のジャンルにも使える・使えないが
結構大きく分かれて来ており、
そのサービスが取り扱う創作物のジャンル次第では
クレジットカード会社から注文が入り、
サービス上でクレカが使用できなくなるような現象が度々起きています。
(例えばニコニコ動画などでもそうですし、DLsiteなどの
同人系のサービスなどでも起きています)
”表現規制”などと言われることもある問題ですね。
しかし、クレカ会社側にも、それぞれの会社なりのルールが
あるのでしょうし、
サービス側とクレカ会社側で話の折り合いがつかない以上は
仕方のないことです。
とは言え、サービスを利用する側としては
利用している支払い方法を、向こう側の都合で
勝手に使用不可にされてしまっては
困る、というのもまた事実ですよね。
では、そんな”表現規制”の問題に対して
強いクレカは何か、どうすれば良いのかを利用者側の視点から
解説していきます。
クレカ側とサービス側の折り合いがつくのは難しい
ニコニコにせよ、DLsiteにせよ、
クレカ会社側が良しとしない作品の取り扱いなどが
一部にある以上、折り合いがつくのはなかなか難しいかとは思います。
仮に、一時的に該当のクレカが使用できるようになったとしても、
また同じような問題が起きる可能性もあり、
利用者側としては、少なくともそのサービスの支払いに使う上では
”一度サービス側で利用停止になったクレカ”は、安心して
使うことができないものになってしまっている、というのは事実です。
しかし、上でも書いた通りクレカ会社側にもルールがありますし、
かと言ってクレカ会社側の言う通り、取り扱いジャンルを
減らしてしまったりすれば、今度はニコニコ等、サービス側が
打撃を受けることになりますし、
当然、そのサービスの利用者も打撃を受けることになります。
ですので、結局のところ
最終的に折り合いがつくのは難しく、
”サービス側が、折り合いの合わないクレカ会社を切る”しか
最後には選択肢はないかと思います。
主に海外に拠点を置くクレカ会社が、こういった事態に
陥ることが多く、国による法律の違いによるものという観点も
ありますので、不満に感じる人もいるとは思いますが
なかなか根本的な解決は難しく、ニコニコなどのサービス側に
譲歩することは難しいのが現実でしょう。
一方、サービス側もだからと言って
クレカ会社側の注文を全て受け入れていては
サービスが成り立たない状況になってしまいますから
最終的には”注文のあったクレカ会社は利用不可”にすることしか
両者が納得できる結末はありません。
それを踏まえた上で、対応を考える必要があります。
一度サービス側で停止になったクレカは安心しては使えない
そのクレカ自体を、他のお店やサービスで
利用するのは全然良いのですが、
例えばDLsiteでは「Visa」などが一時的に利用停止になりましたが
今後、仮にまた使えるようになっても
”一度そう言うことがあったクレカ”に関しては
利用者側としてはそのサービスの支払いに安心して利用することは
難しいです。
また、同様のことが起きるかもしれませんし、
いつ、完全に停止になってもおかしくないので、
表現規制に絡むような部分が起きたクレカは、
利用が再開できたとしても、そのサービスでは使わないようにし、
別の支払い手段を用意することが望ましいです。
平たく言えば、こういった問題は
”クレカ会社側”と”サービス側”の問題であり、
そのゴタゴタに利用者が巻き込まれている状態です。
毎回毎回振り回されないためにも、支払い方法は
変えておく、ということが望ましいです。
表現規制関連で、比較的安心なクレカは…?
表現規制云々で、使えなくなるクレカは
これまでの事例を見ると、VisaやMastercardが中心です。
こういったクレカは、他のお店などで利用する分には良いですが
ニコニコ等、一度利用停止になったサービスでは
”今後もずっと大丈夫”という安心を確保できないため、
利用は望ましくありません。
基本的にこういった同人系などのサービスでも
安心して使えるクレカに関しては「JCB」がベストで、
現段階でニコニコでもDLsiteでもJCBが停止されたことはありません。
この理由としては、恐らくはVisaなどとは異なり
国内発の国際カードブランドであるためで、
国内に拠点があるため、国内の法律に基づいて
規制なども考えているためだと考えられます。
勿論、JCBでも今後ずっと大丈夫という保証はありませんが
Vitaなどとは拠点も事情も異なるために、
クレカの中ではこういった分野でも強いものと考えられます。
まとめ
基本的には、”一度サービス側で利用停止になったクレカ”での
支払いはそのサイトではおすすめできません。
と、いうのも、”また同じことが起きる可能性”があるためですね。
そのため、そのサービスでの支払いはクレカの場合はJCB
(それ以外だとそもそも対応していない可能性もあるので
JCBが一番妥当だと思います)を利用するか
クレカ以外の支払い方法を確保しておくことをおすすめします。
最低、”2つ以上”方法を確保しておくと
何かあった場合でも安心して利用できるかと思います。