実際にコロナに感染した体験談!発症から治るまでの記録!

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”コロナ”という言葉を聞くようになって
(厳密には元々その名前はありましたが…)数年、
私は2023年までコロナには感染せずに過ごして来ましたが、
ついに2023年に、初感染を体験することに
なってしまいました。
(体験せずに済むならずっとしなくても良かったのですが…笑)

今となってはもう、そこら中に体験談が転がっているので、
あえて今、書く必要はあまりないとは思いますが、
一応、一人の患者の体験談として書き記しておきます。

なお、あくまでも体験談であり、治療法などを
示すものではありません。
体調不良の場合は、必ず医師の診察を受けるようにしましょう!

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どんな症状が出た?

コロナの検査はキットによるものなので、
コロナの”何型”なのかは、最後まで分かりませんでしたが、
(一応、参考までにこの頃はエリスと呼ばれるものが流行ってたようです)
私の場合、出た症状は下記の通りです。

なお、コロナに関係しそうな基礎疾患は特にはない状態での感染です。
(皮膚の疾患はありますが、コロナ自体とはほぼ無関係なものなので…)

・発熱(37度~39度後半ぐらい)
・咳
・たん
・喉の痛み
・鼻づまり少し
・倦怠感
・悪寒
・関節痛
・全身の一部分の湿疹
・目の症状(※後述)
・食欲若干低下
・味覚の変化

このあたりの症状が出ました。
幸い、呼吸困難だとか、そういうものは出ておらず、
重症化はしませんでしたが、
通常の風邪をよく引く私からすると、
通常の風邪よりはキツイ印象でしたね。

症状の流れ

私の場合の発症~の、大体の症状の流れを
忘れないうちに書き記しておきます。

発症前…
身近にコロナの感染者が数名出ていたため、
”もしかしたら危ないかもしれない”という意識は
あった状態で、日々を過ごしていました。
ただ、すぐには症状は出なかったため、様子見の日々。

1日目…
午前中は喉の違和感(イガイガするような感じ)のみ、
夜になってから発熱、倦怠感、悪寒などが出現、
咳はこの時点ではなし。
午前中の時点では、喉がイガイガするぐらいは”よくある”ことだったので、
コロナだとはあまり感じず。
午後になってから「これは感染した」と、感じるようになり、
検査でも、感染を確認する結果になりました。
消炎鎮痛解熱剤のブルフェンを別件で持っていたので、
(実際に処方されているのも見たことがあることから)用法を守り、服用しました。

2日目…
本格的に発熱。熱は38度~39度後半が中心。
かなり調子が悪く、パソコンを使った仕事もできない状態が続き、
寝ている時間がかなり増えました。
熱は、ブルフェン服用後のみ37度台までなんとか落とせる感じも、
カロナールや、バファリンではほとんど効果がないことを、朝・昼で確認。

3日目…
熱は引き続き38度~39度中心。ブルフェンでやっと下がる程度。
喉の痛みが日に日に強くなる状況。
この日のみ”目の見え方”が少しおかしくなり、
全体的に色が暗く感じたり、常にチカチカする部分があったりする症状が
出ていました。
湿疹が手、足を中心に出現、かゆみはありませんでしたが
赤いポチポチが、全体的に広がっていました。
ただ、午後になって熱関連(悪寒や倦怠感など)は若干回復したような感じも。

4日目…
前日の「目の変な見え方」は嘘のように治っていて、代わりに
喉の痛みがさらに悪化。唾を飲むたびにかなりの痛みが走るように。
前日、少し回復したような気がした熱は、再び悪化して、
一番調子が悪いような感覚に。
ただし、昼過ぎからの睡眠で、汗を大量にかいたことからか、
その後、熱は急激に回復し、37度台が中心に落ち着くように。
湿疹はさらに広がりましたが、以前としてかゆみはなし。

5日目…
喉の痛みは、かなり強烈。唾を飲み込むのも大変な状況。
熱は37度台で推移し、高熱に関しては落ち着きました。
湿疹もこの日ぐらいから徐々に消え始め、ゆっくりではありますが、
治っているような実感も。
ただし、味覚が少し狂いはじめ
”常に口の中が甘い味”という状況になってしまいました。
そのため、味の濃いものを食べる分にはあまり影響はないのですが、
甘味に負けてしまうもの(お茶など)を飲む際には強い影響を
感じることになりました。
ただ、5日目は”回復”を実感できた初めての日でもあり、
体調は良い方向に向かい始めました。

6日目…
熱はほぼ解熱。時折37度台ぐらいが出る程度
湿疹も、消え始め、
喉の痛みに関しても”ほんの少しずつ”緩やかになっている印象を
受けました。
5日目ぐらいから咳が強まり始めて、6日目も咳は継続。
このあたりからは、咳・喉・味覚が一番の厄介な存在になっていきました。

7日目…
喉の痛みは耐えられるレベルに低下、それでもまだ痛みは
ありましたが、普通の風邪でもあるぐらいの痛みになりました。
咳は相変わらず。一度出だすと止まらない感じ。
湿疹に関してはほぼ消滅、という状況でした。
味覚に関しては、まだ甘いまま。

8日目…
喉の痛みはさらに沈静化。咳もある程度は回復傾向に
あることが伺えます。
ただし、味覚(謎の甘味)は残ったままで、
咳・喉・味覚は長期戦になりそう、という印象を抱いた日でした。

9日目以降…
喉の痛み、咳、味覚が緩やかにジワジワと回復していく感じ。
ただ、他の症状が大体消えたこのタイミングで、
急に嗅覚が失われました。
ただ、体調自体は調子が良いので
後はひたすら回復を待ちつつ、という形になりました。

なお、嗅覚自体は少しずつ回復し、20日目ぐらいには
大分良くなりました。
ただ、一気に完全に、ということではなく
少しずつジワジワと回復…という感じでした!
他は特に後遺症のようなものはなかったです。

大まかな流れとしてはこんなところですね。

後は、気付いたポイントなどを解説していきます。

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喉が滅茶苦茶痛い!

”喉が痛い”とは噂には聞いていましたが、
確かに、これは悲惨な痛さです。
特に3日目~5日目ぐらいはとんでもなく痛かったですね。
飲み物を飲むことにも恐怖を覚えたり、
唾液をできる限り飲まないようにしたり、
そんなレベルでの痛みです。

ただ、水分補給はしないといけないので、
激痛に耐えながら私は飲み続けていました…

のど飴はある程度気休めにはなりますが
やっぱり根本的な解決にはならないので、
ああなってしまったら、ひたすら耐えることに
なってしまいますね…。

以前、風邪の時にもらったうがい薬(アズノール)も
試しましたが、それもなかなか良い感じではありました。

味覚は消えず…ただし「甘い」

味覚は私の場合、消えなかったのですが
常に口の中で甘味料が作り出されているような
ほのかな甘みがしていて、
そのせいで、味の薄いものを食べたりすると
”甘い”と感じるようになってしまい、
なかなか厄介でした。

一方、味の濃いもの(元々口の中でしている甘味より強い味)を
食べた場合はあまり変化は感じず、
世間一般で言われているような”味覚がなくなる”というのとは
少し違う味覚の変異を体験しました。

自分の”弱い”部分が狙われる?

私の場合、1日だけ「目の症状」が出たのと、
手足を中心に”謎の湿疹”が出ましたが、
目も、皮膚も、どちらも持病があるので、
それで症状が出たのかな?と思っています。

目は1日だけですが見え方が少しくらい感じで、
中心あたりが若干チカチカしているような、
そんな見え方をしていましたし、
皮膚は手足を中心に、小さな赤い湿疹が全体に
出ている状態になっていました。

目は1日で、皮膚も数日で治癒しましたが
コロナは、”元々自分の弱くなってる部分”に
症状が出やすいのかもしれない、と感じましたね…。

ですので、直接的に関係のありそうな部分に
基礎疾患がある人は、やはり注意した方が良いのかもしれません。

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後遺症はなし

後遺症は現時点では特にありません。

体力的なものも、すぐに回復しており、
その後は順調です。
後から出て来た嗅覚と味覚の症状だけは少し長引いていますが
こういったものは回復には時間がかかる、と、いうことなのでしょう。

ただ、人によっては後遺症などに苦しむことに
なってしまう場合もありますし、
体験しなくて済むのであれば、できれば体験したくないものであるのは
確かだと思います。

実際に経験してみて、
やはり”疲れました”というのが、正直な感想ですね(笑)

引き続き、風邪も含め、気をつけつつ、
暮らしていきたいと思います。

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