家族や友人、職場に体調不良を理解して貰えない場合はどうすれば?

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家族や友人、会社などに
”自分の体調不良”を理解して貰えない…

そんなことも、場合によってはあるかと思います。

本当に体調が悪い場合や、
何かの病気の時に、
周囲に理解して貰えないとなると、困ってしまいますよね…。

では、もしも自分の家族や友達、職場に
自分自身の”体調不良”の状況を理解して貰えない場合には
どうすれば良いのでしょうか。

少しでも理解して貰える可能性を高めるための
ポイントを、それぞれご紹介していきます。

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なかなか理解してくれない人は実際にいる

自分の体調がどんなに悪くても、
”それを理解してくれない人”というものは、
多かれ少なかれ、自分の周囲にいる場合が多いです。

しかし、体調が本当に悪いのに、
「それは気のせいだ」だとか「仮病だ」だとか、
そういったことを言われてしまっても、
困ってしまうと思います。

あまり接点のない相手であれば
”あまり関わらないようにすればいいだけ”ですが、
家族や恋人、親しい友人、職場の関係者などの場合は、
”体調が悪いのに理解してくれないから、距離を置こう”なんてことも
なかなかできません。

ですので、何とか”ある程度”だけでも理解して貰えるだけでも、
少しは理解を得たいところです。

では、もしも自分の周囲の”体調不良を理解してくれない人”が
いる場合はどうすれば良いのでしょうか。
この点について、ポイントを解説していきます。

まずはしっかりと状態を伝えること

まずは、家族でも友人でも、職場の人間でも
自分の状態をしっかりと伝えることから始めましょう。

症状をハッキリ言わないまま体調が悪そうにしていたり、
”察して”みたいな態度では、
なかなか相手にも理解して貰えません。

もちろん”既にちゃんと説明してるよ!”という人は
もうそれ以上説明しようがないので、
別の方法を考えていく必要がありますが、
もしも”理解してくれない”相手に、ちゃんと説明が
出来ていないと感じるのであれば、
改めて、説明はしっかりと行う様にしましょう。

人間は超能力者ではありませんから、
ちゃんと説明しないと、理解できませんからね…。

自分に何が起きているのかを、ちゃんと
相手に理解できるように、説明していきましょう。

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医師の診察を受ける

体調不良の場合、
やはり、自分自身のためにもそうですが
”周囲に信じてもらうため”にも、医師の診察を受けることが
大切なポイントの一つです。

もしも、自分の周囲の家族や友人、職場などが
信じてくれない場合は特に、
医師の診察を受けて
”病院の先生もこう言っていた”と、相手に伝えることができれば、
”理解してくれない相手”が、あなたの状況を
少しは理解してくれる可能性が高まります。

また、医師の診察を受けることで、
病名や、症状の名前などが判明した場合は、
より家族や友達、職場の理解を得やすくなりますので、
自分の周囲に、”体調不良なのに理解してくれない”という人が
いる場合は、医師の診察を受けて
”どんな体調不良なのか”をハッキリさせておくのも、
一つの方法になるはずです。

ただ、診察を受けても、必ずしも
病名がハッキリするとは限りませんので、
その点は理解しておく必要があります。
(それでも、ある程度、何が原因の可能性が高いのか、だとか
そういうことは分かっていくと思いますので、
医師の診察を受けることは、プラスになってくれるはずです)

医師の診断書を貰う

どうしても職場など、自分の体調不良の状況を
信じてもらう必要がある場合は、
医師に相談した上で”診断書”などを貰うのも一つの方法です。

医師から実際に書面が出れば、
流石に相手が家族でも、友達でも、恋人でも、職場でも、
”ある程度の理解”は示してくれると思います。

あなたが自分で口で説明しても、
なかなか理解してくれない相手には、
やはり”専門家もこう言っている”ということを
突きつける必要がありますし、
それをすれば、あなたに対して”仮病だ!”みたいなことを
仮に言っていた相手でも、
ある程度は、理解を示してくれる可能性は高いので、
どうしても、自分の周囲にあなたの体調を理解してくれない人がいて、
生活に支障も出ている…と、いうことであれば
医師から診断書を出してもらうことも、一つの方法になるかと思います。

病院に同伴してもらう

ハードルは高いですが、
相手が家族なのであれば、
医師と直接話をしてもらうことで、
”体調不良”のことも、少しは理解して貰える可能性があります。

あなたが言う言葉は信じなくても、
医師から直接”あなたの家族はこういう状態です”と言われれば、
余程、病院嫌いや不信感を持っている人でなければ、
さすがに「いいや、この子は仮病です」みたいなことは
言わないでしょうし、信じざるを得ない状況になるかと思います。

”病院に一緒に来てもらう”ということ自体が
そもそも難しいことではありますが、
もしも可能なのであれば、それも一つの方法として、
頭の中に入れておくと、良いと思います。

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医学事典や、サイトなどを見せる

医師の診断書や、医師と直接話をしてもらう場合に
比べると、かなり効果は落ちるとは思いますが、
市販の医学事典や、ネット上のサイト(ちゃんとした情報が出ているところ)などを
見せつつ、自分の症状を説明していくことも、
大事なことの一つです。

特に”そんな病気あるのか?仮病だ!”みたいな感じの
家族や友人、職場の関係者などがいる場合は
”実際にこういう症状はある”ということを見せ付けることで、
ある程度の理解を示してくれる可能性は上がっていきます。

ただ、自己診断の場合だと、
それが正しいとは限りませんし、
相手からも信じてもらえる可能性が下がりますから、
できれば医師の診察を受けた上で、
実際に病名や症状の名前などの診断を受けたあとに
”こういうものがある”ということを、見せるのが
一番ベストであるかと思います。

自己診断だと、
自分自身にとっても、それが間違いで、
もしも今の自分の体調不良が”放置してはいけないようなもの”で
あった場合、後々症状が悪化してしまったり、
放置しておいたことによって、治療の開始が遅れて、
より時間がかかってしまったり、というようなことも
起きかねません。

ですので、自分のためにも、体調不良などが続く場合は、
医師の診察を受けることをおすすめします。

信じてくれて当然、のような態度だと反感を買いやすい

確かに、体調不良は辛いものですが、
”信じてくれて当然”、”理解してくれて当然”のような態度だったり、
”体調が悪いんだから手伝ってくれて当たり前”のような態度、
イライラしていたり、逆にパニック気味になっていたりすると、
周囲から反感を買ってしまったり、
逆に”より理解から遠ざかってしまう”可能性があります。

こういった態度は、
自分のためにもなりませんし、
相手から理解して貰える可能性も薄めてしまう
行為になりますので、
辛いとは思いますが、
だからと言って、自分が高圧的な振る舞いをしたり、
八つ当たりのような対応をしたり、
そういったことがないように、注意する必要があります。

まとめ

体調が悪いのに、
その状態を家族や友人、恋人、職場など
周囲の人間から理解して貰えない、ということは
辛いことです。

しかし、医師の診察などをしっかりと受ければ、
相手もさすがに、ある程度理解しなくてはいけないような
状況に陥りますし、
信じてくれる可能性自体は、高まっていくと思います。

ただ、何をしても”気のせい”と決めつけるような人や、
全く理解しようとしない人も中にはいるので
そういった人に対して”諦め”も、場合によっては大事になります。

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