マスクによる熱中症にご用心!予防と対策は?無理するのは危険!

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真夏の暑い時期に
マスクをつけて外出したり、
屋内で過ごすことは
熱中症のリスクを高める可能性がある、と
言われています。

当然、マスクをしていない状態よりも
体感的にも暑くなるでしょうし、
風通しもモノによってはかなり悪くなるでしょうから
そういった危険性が高まってしまうのは事実でしょう。

マスクをつける理由は人それぞれですが、
それで熱中症になって倒れでもしてしまったら
それこそ本末転倒です。

そのようなことになってしまわないように
しっかりと注意するようにしましょう。
真夏もマスクを使う場合、熱中症になってしまう
可能性を下げるためにはどうしたら良いのでしょうか。

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熱中症を甘く見てはいけない。対策は?

熱中症を甘く見てはいけません。
熱中症で倒れたり、命を落とす人は毎年たくさんいますし、
そもそもマスクをしていなくても、熱中症に
なるときはなります。

”自分は大丈夫だろう”と思っていても、
熱中症って急激に調子が悪くなってくるもので、
「あっ」と異変を感じた時には、倒れて…
みたいな感じになってしまうものです。
”自分は大丈夫”などということはありません。

暑い時期にマスクをする、というのであれば
それは尚更です。

熱中症になる可能性を「0」にすることは
難しいですが、可能性を限りなく下げることは
可能です。
下記のようなポイントをしっかりと意識
していきましょう。

無理してマスクをしないで

まず、一番重要なこととして、
”無理してマスクをしない”ということです。
色々事情はあるかもしれませんが、
例えば、炎天下の中移動する最中だけでも
マスクを外したりするなど、
自分の体調やその日の温度などに応じて
上手く調整するようにして下さい。

”絶対に外でマスクをしていないといけない”
などということはありません。

無理をして熱中症で倒れてしまったら
それこそお話になりませんから、
マスクに固執することなく、
真夏の暑い日などに無理をして
マスクをしないよう、注意してください。

また、どうしてもマスクをつける場合で
あっても、下記のような対策は
しっかりと行うようにしましょう。

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熱中症の基準は人それぞれ

これもとても大事なことで、
”熱中症の基準は人それぞれ”です。

これは、どういうことかと言うと、
同じ条件、同じ格好、同じ時間、
炎天下の中マスクをつけて、10人の人間が
立っていたとします。

しかし”全員が同じタイミングで熱中症になる”
わけではありません。
人それぞれ、色々な事情がありますから
”全て同じ条件”でも、熱中症になる速さは
異なるのです。

Aがマスクをつけて外出してても大丈夫だから、
と自分もマスクをつけて…とか、そういう考え方は
やめましょう。

AとBが大丈夫でも、あなたが大丈夫とは限りません。

また、他人に対してマスクを強要するのもNGです。
”自分は大丈夫だから”と、
熱中症になんてならないよ!などと
マスクを強要して、
それで相手が熱中症にでもなってしまったら
それは、あなたのせいでもあります。

”自分を中心に、他人に物事を押し付けてはいけない”
これは非常に大事なことなので、覚えておきましょう。

場面によって調整する

夏場の場合は特に、これが重要です。

その場その場で判断して
”リスクが高い場所ではマスクを外す”選択も
大事になってきます。
そうしないと、本当に熱中症で倒れることに
なりかねませんから、その点は注意
するようにして下さい。

例えば、炎天下の中、移動する最中は
マスクはせずに、持ち歩くだけにしておき、
目的に到着してからマスクをつけたり、
スポーツなど、屋外で身体を動かすような場面、
屋外で何か作業をしたりするようなタイミングでは
マスクを外すようにする、
などなど、場面ごとの調整ですね。


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これは、柔軟に考えるようにして、
”絶対にマスクをつけていないといけないんだ”と
変な考え方に到達してしまわないようにして下さい。

”感染防止のため”と、ウイルスに怯えている人は
熱中症にもちゃんと怯えてください。

”周囲にまき散らさないため”という人も過剰に周囲に
気を遣い過ぎです。
場面に応じてマスクは外しても良いのですし、
熱中症対策のため、という事情は相手も
普通は、理解できるはずですから…。

水分を補給する

マスクをしている場合は特に”水分補給”を
しっかりと行うようにして下さい。
マスクをしていない場合もそうですが
している場合は、していない場合よりもさらに、
気を付けることです。

仮に自分が喉が渇いている、と感じて
いなかったとしても、水分は定期的に
しっかりと補充をするようにしておきましょう。

水、お茶、スポーツドリンクなどの
飲料水が最適ですね。
(ジュースとかでも色々言われますが
 飲まないよりは良いでしょう)

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なるべく長時間の外出は控える

なるべく、長時間の外出は
真夏の猛暑日などには控えるように
しておきたいところです。

特に、マスクをつけている場合は
リスクも上がります。

例えば、外出の時間を
調整できるのであれば
”少し気温が下がった時間を狙って外出する”だとか、
外に出ている最中も、なるべく日陰を移動するようにする、だとか、
定期的に涼しい屋内で休憩するようにする、などなど、
なるべくリスクの高い屋外、リスクの高い日向を
避けるようにしましょう。

屋内ではエアコンを使う

熱中症の危険があるのは、
何も「屋外」だけではありません。
屋内にいる場合でもあっても、
熱中症になる可能性があります。

マスクをしている場合は、
こちらもリスクを高めるでしょう。

対策としては、遠慮せずに「エアコン」を使うことです。
エアコン嫌いの人もいますが、
エアコンで体調を崩す、とかそういう事情が
ない限りは、エアコンを使って
涼しい屋内で過ごした方が
絶対に良いです。
無理して我慢する必要はありません。
エアコンで、熱中症のリスクを下げましょう。

もちろん、それと並行して水分補給なども
しっかりと行うことで、
さらに熱中症のリスクを下げることができます。

マスクに関しても、
事情がないのであれば屋内では
外しておいた方が、暑い日に関して言えば
安全です。

夏用のマスクなどを使う

夏場にどうしてもマスクを使いたいのであれば、
夏に適したマスクを使う、というのも
選択肢の一つです。

あまり大々的に出回ってはいませんが、
通気性の良いものや、冷たいマスクだとか
そういう感じのものも中には存在します。

もちろん、こういったものを使っても
熱中症になるリスクはそれほど
抑えられないとは思いますが
何もしないよりはましでしょう。

ただ、現実的に考えると
そういったマスクはコストがかかりますから、
安いマスクを使う、と考えると
やはり厳しい面もあるかと思います。

限界を迎える前に外す

夏場にマスクをつけて
外に出ていて
体調が悪いと感じたり、
自分で「これはやばいな」と感じた場合は
我慢せずにマスクを外してください。

命をかけてまでマスクを
つけ続ける必要はありません。
そういう極端な考え方はやめて
柔軟に考えるようにする、ということも
熱中症対策の一つになります。

もちろん、それだけではなく
水分補給や涼しい場所に移動するなどの
対処も必要になりますが、
少しでも異変を感じたり、自分自身で
「これはやばいな」と感じたりした場合は
無理にマスクをつけ続けずに、
すぐにでもマスクを外すようにして下さい。

熱中症は命をも奪いかねないものです。
油断しては、いけないのです。

まとめ

夏場のマスクは熱中症のリスクを
高める可能性があります。

極端な考え方になりすぎず、
柔軟に対応していくことも大事です。

時には、”マスクをしない”という選択肢も
必要になるでしょう。

熱中症で倒れてから後悔しても
遅いことだってあるのです。

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