冬場の水道水が冷たい理由は？冷たい水対策はあるの？

冬場の水道から出る水が冷たい！

そう思ったことがある人もいると思います。

どうして冷たくなってしまうのか、
何か対応策はなにのかどうか、
注意点はあるのかどうか、
それらについて順番に解説していきます。

確かに夏場は水道水はぬるい感じで、
冬場は水道水が異常に冷たいことが多いですよね。

それは何故なのかも含めて
チェックしていきましょう。

冬場の水道水が冷たいのはなぜ？
まとめ

冬場の水道水が冷たいのはなぜ？

冬場の水道水が冷たいのは何故なのか。

これは、純粋に気温が低いから、というのが
答えになります。
水道管などの温度も下がっており、
最悪の場合は凍結による水のトラブルなどが
起きることもあるぐらいに、
冬場は水道管が冷たくなっています。

当然水そのものも冷たくなっていて、
冬場になれば水道水が冷たい、
夏場になれば水道水がぬるめ、になるのは
気温の関係上、自然なことです。

当然、寒い日であれば寒い日ほど、
水道水はさらに冷たくなっていきます。

手を洗う際にはどうすれば？

冬場の冷たい水道水で手を洗うと、
本当に冷たくて、
あまりの冷たさに手が痛い！！というような
感覚になってしまうことも
あると思います。
それでも無理して手を洗えば、
手が赤くなってしまったり、
悪影響が出ることも考えられます。

そんな場合どうすれば良いのか、
と言うと…
「お湯を使う」ことですね。

ガスが通っている家であれば、
蛇口のひねる方向を変えるだけで
簡単にお湯が出せるかと思います。

お湯を出すようにすれば、
冬の冷たい水道水で手を洗う辛さから
逃れることができますから、
ガス代をケチったりせずに、
冬場はどんどん、お湯を使っていくことを
おすすめします。

それ以外の対処法…となると
残念ながらあまりないので、
お湯が使える場合＋自分が冷たいと感じているのであれば
素直にお湯を使う、というのが解決方法になります。

どうしてもお湯が使えない場合は？

ガスが通っていない、など
どうしてもお湯を使うことのできない場合は
どうすれば良いのか。

これに関しては、耐えながら手を洗うか、
お風呂など、”代用できる場所”があるなら
そこで手を洗うか、しかありません。

手袋などをはめれば手を洗うことが
できなくなってしまいますし
お湯を出す以外の方法で、
冷たい水道水を温かい状態にして
蛇口から出す、ということは
非常に難しく、困難なことです。

手を洗い終わったら、ストーブなどの前で
手を暖めるなり、自分なりの対策を
することも一つの大事なポイントになります。

ただ、冬場の水道水は本当に”痛い”ので、
可能な限り、お湯を使うことをおすすめします。

部屋を暖めたら温かくなるの？

水道水から出て来る水は、
屋内で作られて屋内から
出て来るわけではありませんので、
室内を暖房やストーブでどんなに
暖めたりしても、
基本的に冷たいままです。

蛇口の近くまで来ているような部分が
仮に温まったとしても、
水を使えばすぐに、水道管から
たくさんの水が流れて来るわけですから
どのみちすぐに冷たい水が出てきます。

そのため、部屋を暖めようと、
水道水自体が温まる、という効果を
期待することはできません。
先ほどから書いている通り、
お湯が出せるのであれば、
お湯を使うようにする、
というのが、一番の対策になります。

水道管を守るためには？

水道管を守るためにはどうしたら良いのでしょうか。

・凍結予防
凍結予防としては「水を少し流しておく」ということが
凍結予防になります。
凍結の恐れがある場合に、それをしておくことで
水道管の凍結などを予防できます。
ただし、これは水道に限った方法で、トイレなどの場合は
また異なってきます
（常に水を出しておくことは難しいですからね）
トイレなどに関しては、トイレに繋がる水道管が
通っている部屋などを暖めておくことが
一つの対処法になります

・凍結したら？
水道管が凍結してしまった場合には、
一定期間待つと溶けはしますが、数日以上かかる場合もあります。
凍結箇所が分かればそこを暖める方法もありますが
現実的には、水のトラブルなどを解決する業者に
依頼するのが、手っ取り早いです。

・破裂したら？
水道管が破裂してしまった場合は元栓を止めて
ただちに業者に依頼してください。
個人で解決するのは困難です。

特に、冬場、厳しい寒さになる地域の場合は
水道管が凍結しないよう、注意が必要です。