子育て支援金の導入は一般人に何かメリットはあるの?

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子育て支援金の導入は
一般人目線で何かメリットはあるのかどうか。

この点を解説していきます。

行政側の観点で見て見れば
子育て対策に使う資金が単純に増えるわけですから
メリットになりますが、
一般人の目線で見て見ると「これ、払うだけで損するんじゃ…?」と
感じるのも仕方のないことですよね。

では、何かメリットはあるのかどうか、
この点について解説していきます。

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使われ方と、その人の立場による

子育て支援金が”一般人目線”でメリットが
あるのかどうかは、
その集められた子育て支援金の使われ方と、
自分自身の立場によって異なる、というのが答えになります。

使われ方次第では一般人からしてみれば
ただの負担増で何の恩恵もない可能性も当然ありますし、
正しく使われた場合でも、例えば独身の人であれば
子供はいませんから、子育て支援がどんなに充実しても
”実感できるメリット”を感じられることはないでしょう。

このように、使われ方・本人の立場によって
色々と異なって来る、というのが答えになります。

子育て世帯にはメリットがある可能性

子育て支援金は、子育て支援などの用途に使われることに
なっているため、それが正しく使われれば
子育て世帯には、メリットとなる可能性もあります。

勿論、支援などが拡充されても、
全ての子育て世帯が対象になるとは限りませんし、
開始時期によっては”うちの子供はギリギリで対象にならなかった”と
むしろ不満を感じるような結果になってしまう可能性も
十分に考えられますが、
子育て支援金により”拡充された何らかの支援”の恩恵を得られる
子育て世帯にとってはメリットになる可能性は十分にあります。

払った分以上の恩恵が得られるのであれば
”得”になりますからね。

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正しく使われない場合はただのデメリットに

一方で、子育て支援金が”正しい用途に使われなかった場合”は
子育て世帯を含めて、ただの”損”になってしまいます。

どういうことかと言うと、子育て支援に使うはずの集めたお金が
そうではなく、他のことに使われてしまった場合のことです。

流石にこれはないと思いますが、
もしもそうなってしまった場合は、一般人目線で考えると
”ただお金を取られるだけ”でプラスになることはなくなります。

このような事態にもしもなってしまった場合は
廃止が望ましいところですが、
一度始まってしまうとなかなか廃止はないと思うので
正しく使われることを祈るばかりです。

独身の場合はデメリットになる

子育て支援金が正しく使われたとしても、
独身者からしてみると”デメリット”になってしまい
メリットはほとんどありません。

子育て支援が充実することで、子供が増えて
将来、自分が高齢者になった際に、
支えてくれる…などという一面はあるにはあるかもしれませんが、
実際のところ、”実感を得にくい部分”なので、
現実問題、独身者目線で考えれば”損”しかないように思える場合が
ほとんどだと思います。

また、子育て支援金で少子高齢化が改善するか?と言われると
正直なところ”かなり厳しい”と思いますし、
僅かな効果しか望めない…というのが現実だと思いますので、
上で挙げたような”将来を担う世代が増えて、自分の老後を間接的に助けてくれる”という
効果すら、得られるかどうか不透明です。

そういった点を考えると
綺麗事抜きで言うのであれば”独身者にメリットはない”と、
言えるかと思います。

正しく使われようと、そうでなかろうと、
取られる一方で、恩恵を感じることは難しい状態です。

長い人生を考えると損の可能性も?

子育て世帯で、自分の子供が
子育て支援金をきっかけに開始されたり、拡充されたりした
サービスの恩恵を得ることができたとしても、
長い人生を考えると”損”する可能性は十分にあります。

と、言うのも”子育て”の時代は、
子供が次々と生まれでもしない限りはある程度の期間が
経てば終わりますから
今現在、子育て支援の恩恵を得られるような家庭であっても、
当然のことながら、そのうち払うだけの世帯になるわけです。

そして、自分自身の子供もそのうちは
支払いをする側になるわけですから
”総合的に”支出と収入を見た上で+になるかどうかは
何とも言えません。

子育て世帯であっても、人生全体で見れば
損をすることになる可能性も0ではないために
全体的に見たメリットではなく、一時的なメリットに
なってしまう可能性はあります。

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正しく使われても成果が出ない可能性も

子育て支援金自体は、子育て関連には
使われたものの、子育て世帯が直接実感できるような
プラスにはならない…というケースも
十分に考えられます。

正しく使われても、ちゃんとリターンがあるように
一般人目線で見ると感じないようなケースですね。

こうなってしまった場合は、行政側が”有効的な使い方”を
見直していく必要がありますし、
そのままだと、子育て世帯もメリットを実感できずに
世間の声は厳しくなっていく一方…ということも
十分に予想できる事態です。

まとめ

子育て支援金でメリットを感じることができるかどうかは
自分自身に子供がいるかどうかと、
子育て支援金を行政側が正しく使うことができるかどうか、
という点に掛かっているかと思います。

ただ、独身の人をはじめ、
全く恩恵を感じられない人も世の中には
出て来ると思いますので
そういった部分の対応も含めて
なかなか難しいものであることは事実だと思います。

これから、どのようになっていくのかどうかは
実際に導入されたあと、どのように運用されていくかに
掛かっています。

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