フラゲしたことをSNSなどに投稿しても大丈夫なの?その答えは?

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ゲームや本などの”フラゲ”をする人も
中にはいるかと思います。

しかし、そんな”フラゲ”したことを
SNSなどに上げたりすることは大丈夫なのかどうか、法律的な部分は
問題ないのかどうか、色々と不安に感じる人もいるかもしれません。

そういった点を、元ゲーム販売店の店長・店員の経験も元に
解説していきます。

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SNSには書かない方がいい

結論から言えば”総合的に”判断して
SNSにはフラゲしたことは書かない方が良いです。

それが何故かについてはこの先でひとつひとつ解説していきますが
フラゲをしたことをSNSに投稿することで
面倒なトラブルになったり、
自分がフラゲしているお店に悪影響が及んだりする可能性があるため、
フラゲした場合のゲームや本などについては、
そのことを書かない方が良いです。

前日販売が認められている商品であれば問題ない

一方、例外として
ブルーレイやCDなどは”発売日前日に販売すること”が
業界内で暗黙の了解のような状態となっており、
例えばAmazonなどでも堂々と「発売日前日着」となっているなど
これは事実上”公認”されているものになります。

そのため、こういったものであれば
SNSに投稿しても特に問題はないと考えられます。

一方、ゲームだったり、本だったり、
業界側でフラゲ販売を強く禁じているようなものの場合に関しては
仮にフラゲをした場合でも、それを安易にSNSなどに
載せることは控えた方が良いでしょう。

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法律的にはどうなのか?

フラゲ購入をすることは法律的にはどうなのか。

この点に関しては、調べた限りでは
”フラゲをしてはならない”というような法律は
存在しておらず、
フラゲで”買う側”が法律的にアウトになるようなことは、
(実際アウトになった実例も無さそうであるため)ないと
思われます。

そのため、倫理的にどうなのか?ということになりますが、
少なくとも”賛否両論になること”であるのは確かであり、
人によっては嫌悪する人もいると思いますから
その点は注意が必要です。

また、フラゲ販売した”お店側”については
法律的な部分はともかく、
(大々的にやり続けていれば店側は何かに引っかかる可能性も考えられます)
メーカー側から厳重注意とペナルティを受けることになりますから、
少なくとも”店側”としてはアウトか、セーフか、と言われると
業界的にはアウト、ということになります。

実際、私もゲーム店に勤務していた際に
メーカーの”フラゲ販売を禁ずる注意書き”を見ましたし、
メーカーのペナルティの部分の話
(入荷数の削減、店到着日を遅らせる、販促物の削減)などを
目にしていて、
そういう”店側に課せられるペナルティ”というものは
実際に存在しています。

客側が何かアウトになったり、ペナルティに課せられることは
ないと思いますが、店側はメーカーにバレれば、確実にアウトになります。

とは言え、客側も
フラゲで購入した商品をSNSで投稿することには
色々リスクもありますので、その点は理解しておきましょう。

SNSが炎上するリスクがある

まず、フラゲした商品をSNSに投稿してしまうと
炎上する可能性があります。

また、フラゲして発売日前にストーリーのネタバレなどを
投稿してしまうと、悪質な場合は
メーカーから何らかの対応を取られる可能性も十分にあるので、
それも絶対にしてはいけない行為です。

そうでなかったとしても
(例えば商品パッケージなどを載せるだけ)、
フラゲに対する考え方は人によって大きく異なっており、
場合によっては強く拒否反応を示す人もいて、
そういった人たちが見た場合は”炎上”してしまう可能性があります。

嫌がる人も多いわけですから、
わざわざSNSに投稿してリスクを負う必要はなく、
万が一、フラゲをした場合であっても、
”何も言わずに黙って楽しんでいる”ぐらいに
留めておいた方が良いです。

販売店に迷惑が掛かる可能性

フラゲしたことを投稿することで、
それが広がれば、メーカーも
”どこの店が売ったんだ?”と調べ始める
可能性は十分にあります。

そのような展開になっていくと、
当然のことながら、販売店にも迷惑がかかり、
先程書いたようなペナルティが販売店に課せられることになる可能性も
十分に考えられます。

その結果、自分がフラゲをしている店で
フラゲできなくなったり、
そもそもそのお店の入荷数が極端に減ってしまい、
新作を購入できなくなってしまったり、
場合によっては、そのお店が閉店するようなことに
繋がる可能性もあるため、
自分自身にとっても(よく利用していたお店がなくなったりすることで)
不便な目に遭う可能性があります。

そういう面を考えても、
もしもフラゲした場合は、それが良いか、悪いかはさておき、
自分のためにも、無暗にSNSにそのことを投稿したり、
ということはしない方が良いのではないかと思います。

まとめ

ゲームや本など、
発売日前日の販売が認められていない種類のものに
関しては、仮にフラゲをしたとしても
そのことを安易にSNSに投稿したりはしないようにし、
自分だけで楽しむようにするのがベストです。
(ブルーレイやCDなど、業界的に問題ないものであれば問題ないと思いますが)

どうしてもSNSに投稿したい場合に関しても
発売日前日の投稿は避けるようにし、
発売日当日になってから投稿するようにすると、
余計なトラブルに巻き込まれずに済みますから、
わざわざ発売日前日にSNSに投稿するなどして、
余計なトラブルに巻き込まれてしまうことの
ないように、注意していきましょう。

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