中途半端に対応する必要なし!半端なプレミアムフライデーはやめて!

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店員Kです!

プレミアムフライデー。
多くの企業が全く相手にしていない企画ではありますが
中にはわずかながら、
プレミアムフライデーを導入している企業なども
存在しているのが事実です。

しかしながら、
このプレミアムフライデーを”中途半端”に導入されてしまうと、
かえって、働く側の人が苦しむことになります。

中途半端に採用するぐらいなのであれば、
導入は控えるべきであると思いますし、
本末転倒です。

会社として、しっかりとそのことは考えておきましょう。

では、どんなやり方がいけないのでしょうか。

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こんなことが起きてるなら廃止すべき!

そもそもプレミアムフライデーが無い会社には
関係のないことですが
もしも導入している会社や職場などで、
”これから述べること”が一つでも起きてしまっているのであれば
プレミアムフライデーはただちに廃止するべきです。

そもそも、これは強制ではありませんし、
実際に導入されている企業はスズメの涙ほど。
ほとんど導入している企業などないのです
企画として全く生きていませんし、
基本的にはスルーするのが一番でしょう。

しかしながら、もしも本当にこれが、下記のようなことが0で、
導入できるのであれば、それは良い事です。
ただ、実際のところ、そんなに甘い世の中ではないと思いますし、
これから紹介する問題点が生じているようなケースも
非常に多いのではないでしょうか。

いずれかに引っかかる企業では
プレミアムフライデーをやっている意味なんてありません。
企業本意のプレミアムなんて、誰も必要としていません。

名ばかりプレミアム

最悪なケースその1。
今日は早く帰ろう、ということを実施しているのは
良いのですが、「言葉だけ」で、実際に帰る社員はいないケース。

それどころか、終業時間がいつもより早くなっているだけで
そのまま仕事をしているため、
サービス残業になってしまっているケース。
これは、もはや最低ですね。
ちゃんと残業代として出ているのであれば、ともかく、
早く終わった分、いつも終わる時間までの空白の時間、
サービス残業にしているような会社があれば、それは
プレミアムフライデーを利用した悪質な違法行為です。

フライデーがどうこう関係なく、そういうことを続けていれば、
いずれ問題になり、最悪の場合は”内部告発”されるなどして、
違法行為は罰せられます。
ただちに、偽りのプレミアムを廃止して、
職場環境を改善するべきでしょう。

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他の日にしわ寄せが行っている

この場合も、プレミアムフライデーを無理して
導入することは避けるべきであると思います。
例えば、月末の金曜日に早く帰れたとしても
次の土曜日が出勤に変わってしまったり、
月曜日以降に仕事が増えてしまったり、
そういうことが発生しているのであれば、
プレミアムフライデーなど導入する意味がありません。

あくまでも”他の日に影響が出ないように”
やることが大事なのであって、
他の日に残業が増えてしまったりだとか、
そういうことが起きているのであれば、
そんなプレミアムフライデーは全くの無意味です。
他の日にしわ寄せが行っている場合、
月末金曜日に早く帰る、なんてことができるほどの
余裕がない、という意味になりますから、
くれぐれも無理をして、他の部分で苦しんだりしないように
することが大切になります。

一部の人だけプレミアムはやめましょう

特定の部署だけプレミアムに帰って行く・・・これは
できるだけ避けた方が良いでしょう。
会社内部で不平不満が生まれることにもつながってしまいますし、
そういったことはしない方が良いのではないかと思います。

最悪のケースとしては会社の上層部だけ、
プレミアムフライデーを満喫していて、
下の社員にしわ寄せが行っていたり、
一部部署だけが、仕事を増やされてしまっていたり
そういうことがあると、社内の空気が悪くなってしまう可能性も
充分にあります。
そうなってしまわないためにも同じ社内で
”一部の人しか”プレミアムになれないのであれば
廃止するべきでしょう。

仕事が終わらなくなる場合

やるべき仕事が終わらなくなってしまう場合、
これも、導入は断念するべきでしょう。
導入することによって、仕事が終わらず、他に
しわ寄せが行ってしまうような状態は、上でも書いた通り、良くありませんし、
しわ寄せが行かない場合でも、やるべきことが
終わらなくなってしまうような状態は、
会社としてもあまりよくないでしょう。

もしも導入してみて、早く帰宅することで
そういった問題が生じているのであれば、
やはりプレミアムフライデーに関しては
導入を見送る方が良いかと思います。

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持ち帰らせて仕事をさせるなら

早めに会社から帰らせても、
仕事を自宅に持ち帰らせるようなことが
あるのでは、全く意味がありません。
そういったことがある場合は、
中途半端なプレミアムは直ちに廃止するべきです。
何も意味がありませんし、
むしろ、自宅に仕事を持ち帰らせることによって、
残業代を支払わずに働かせようとしているのであれば
それは、きわめて悪質な行為ですし、絶対にあってはならないことです。

もしも持ち帰りをさせている場合に関しては、
意味がありませんし、それは違法ですから、
絶対にやめましょう。
プレミアムフライデーは会社のためのものではありません。
そこのところ、勘違いしないようにしてください。

取引先などに迷惑がかかる場合

プレミアムフライデーを導入することによって
取引先に影響を与えてしまうような会社の場合は
導入をしっかりと考えなくてはいけません。

取引先の社員がそれによって、苦しめられたり
不必要な残業を強いられたりしてしまうのであれば
プレミアムフライデーの導入は見送るべきでしょう。

自分本位の考えで、会社側だけが得をするような
導入の仕方は控えるべきですし、
自分の会社の社員はもちろん、関係する会社に対しても
迷惑がかかってしまっていないかどうかを
しっかりと考えることが大切になります。

くれぐれも会社の上層部が自己満足をするために
導入するようなことだけは、無いように気を付けましょう。

そもそも不可能な業種も

そもそも、プレミアムフライデーの導入が不可能である
業種も、この世の中にはたくさん存在します。
そんな業種に対しての対応も、必要なのではないかと、
個人的にはそう思います。

月末金曜日の午後に帰ることのできる業種なんて、
本当に数えるほどしかないと思います。
そんな、夢見心地な企画をされても…
と思っている人は、案外多い事でしょう。

もしも、プレミアムフライデーというものを今後
広めていこうと考えている(無理だと思いますが)のであれば、
ごく一部の人、会社しか実現できないような内容ではなく、
しっかりと現実的に考えて実現可能な内容にすることこそが
最低限の条件なのではないかと思います。

それが出来ないのであれば、この企画はいつまでも、
隅っこに追いやられたまま忘れ去られる存在でしかありませんし、
今の状況が変わることもありません。
このまま、消えていくだけでしょう。

まとめ

プレミアムフライデーは無理して導入するものではありません。
それで仕事が終わらなくなってしまい、
結果的に社員が持ち帰りをさせられたり、
サービス残業をさせられたり、別の日に仕事が
増えてしまったりするようでは、そんなものに何の意味もありません。
今すぐに廃止するべきでしょう。

実績のためのプレミアムフライデーなんて必要ありません。
本当に社員が良い思いを出来ているかどうか。
大事なのはここだけです。
会社本位のプレミアムなど、会社以外誰も望んでいませんし、
そんなものはすぐに廃止するべきです。

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