近年、転売と呼ばれる行為が
どんどんエスカレートしています。
最初は娯楽関係の商品の限定版とか
そんな程度であったような気がしますが
オークションやメルカリなどの普及により
さらに転売屋が増えているように見えますし、
現在では生活必需品にまで転売屋が
出始めており、
中にはそういった人たちのせいで、
重大な健康被害を受けている人もいるでしょう。
悪質な買い占めから、
中にはＳＮＳなどで品薄を煽って品薄を
実際に起こさせ、転売しようとする人まで
存在しています。
では、そんな転売屋を駆除するためには
どのような方法があるのかどうか。
それをご紹介していきます。
転売屋を撃退！その方法を徹底解説！
転売屋を完全に駆除するためには
「法律による規制」が一番なのですが、
普通にいらないものを販売している人もいますし
ただ単にオークションやメルカリを利用しているだけの
人もいますから、法律により、規制するとなれば
なかなか難しい側面もあるのでしょう。
文章で明確にどこからどこまでを転売とするのか、
という点に関してはなかなか難しいと思いますし、
法律を作るにも時間がかかります。
また、法律云々は個人ではどうすることもできません。
そのため、今回は法律の部分はさておき、
個人で行うことのできる方法をご紹介していきます。
これも、一人一人の動きでは
どうにもならないのですが、
一人でも多くの人が下記のようなことを
心がけるだけで、
転売屋に少しでもダメージを与えることができ、
転売屋の数は確実に減少するはずです。
”全滅”は難しくても、
少しでも打撃を与えることができるのです。
生活必需品にまで転売屋が進出している以上、
これ以上増長させるのは非常に危険です。
「どんなやり方でもある」という転売屋もいるとは
思いますし、そういう人の対策は難しいですが、
ヤフオクやメルカリで売ってるだけの
個人系転売屋も多く存在しています。
そういう人は↓のような対策でかなりのダメージに
なるはずですし、大がかりな転売屋であったとしても
ダメージが０ということはないはずです。
買わない！
本当は、全員がこれをできれば、転売屋は
全滅するのです。
買う人が世界中どこにもいなければ
商売になりませんから
転売をやめるしかなくなります。
なので、一人でも多くの人が
”転売屋から買ってはいけない”という
意識を持つことが重要になるのです。
どんな商売でも、需要のない商売というものは
消滅します。
オークションやメルカリなどで、
”定価より高い商品”を見つけた場合、
それを買わないようにする、ということです。
（過去の限定商品とかプレミア品とかは別として）
定価より１円でも高いものは転売と判断し、
買わない、という選択肢を選ぶ。
それを一人一人が心がけていくことで、
”モノが売れなくなる”わけですから、
転売屋からとにかく買わないようにする、
ということが重要になります。
売れなければ、転売屋も転売のために
そのモノを買う、ということは無くなります。
そうなれば、世の中の”異常な品薄”というものも
無くなっていくのです。
通報する
オークションサイトやメルカリなどで
悪質な転売を行っているものを見つけた場合、
運営に通報できるのであれば
通報してください。
運営が取り締まるかどうかは分かりませんが
悪質なものであれば取り締まりが行われるはずです。
アマゾンなどの出品者でも
これは同じことで、悪質な転売は場合によっては
（商品代金はそのままで送料に異常な値段を
設定していた転売屋は削除されているようです）
対応されることもあります。
悪質な転売屋は通報していくことも
大事なことの一つになります。
もしも買ってしまった場合は…
買うな！と言っても買う人もいるでしょう。
どうしても欲しい、どうしても必要！で
買っちゃう人もいるでしょう。
私としては、買うな！と言いたいですが、
それでも買う人はいるはずです。
ならばせめて
「悪評価」を付けるようにして下さい。
オークションでもメルカリでも
相手に評価をつけることができるはずです。
評価をつける際に「悪い」をつけるようにし
理由は”定価を超えた販売”で十分です。
不当評価でもなんでもなく、
悪質な価格に悪い評価をつけているだけなので、
何かを言われる筋合いもありません。
”なら買うなよ”と相手が言うかもしれませんが
その言葉は、あなたたちのような人が
買い占めてるから買えないんです”で返せますし
そもそも相手にする必要もありません。
もしも転売屋から買ってしまった場合は
どんなに対応が良いくても
”対応は良かった けれど価格設定が悪い”と
悪い評価をバッサリとつけてください。
デマに踊らされない
最近では、転売屋が「〇〇がこれから品薄になる」みたいな
情報を自らツイッターやＳＮＳに流し、
品薄を煽ろうとしているような光景も目にします。
（そういう人たちが転売屋かは分かりませんが
少なくとも転売屋が煽っているのは事実なはずです）
そのため、そういったデマには注意し、
”転売屋のための商材”を作り出さないように
してください。
例えば、新型コロナの際には、
トイレットペーパーが、デマ情報により一時的に品薄になり
（生産も入荷もされているものの、お店に一時的に無くなったため）
結果的に転売屋が美味しい思いをしています。
これは、ことの発端となったデマ情報を
流したのが転売屋かどうかは分かりませんが
デマの拡散には転売屋も絡んでいるでしょう。
こういったデマに惑わされて大量に買い込んだり
パニックを起こしたり、
それを拡散したりするだけで、
転売屋が喜ぶ環境を作り出すことに
なってしまいます。
その点も注意をしなければなりません。
呼びかけも大事
転売屋から買ってはいけない、という呼びかけ
デマ情報に惑わされてはいけない、という呼びかけ。
こういったものもとても大事になります。
一人でも多くの人が「転売屋から買わない」を
徹底するだけでも、じわじわではありますが
転売屋にダメージを与えていくことが
できます。
デマ情報を拡散するのではなく
「転売屋から買うな」
これを拡散していくことも大事になります。
メルカリなどでも「転売屋から買うな」という
呼びかけ出品（ちょっと強引なやり方ではありますが…）を
している人もいましたね。
店は転売屋対策をするべき
私は元店員ですが、
転売屋って見てれば大体わかります。
お店として、あまりにもおかしな量を
購入していくお客さんに対しては
購入制限を設けることが大事になります。
絶対に売ってはいけません。
それでも、何店舗か回って
転売屋は売りモノを手に入れるとは
思いますが、それでも手間は増えます。
手間が増えて「割に合わない」と転売屋が
感じたその時、転売屋は消えていきます。
転売の対象になっているものに対しては
それぞれのお店がしっかりと購入制限を
つけることが重要になります。
購入制限をつけること、転売対策を
することは違法でもなんでもないので、
お店としてどんどんしていくべきです。
相手にしない
時折「やったものがちだ」みたいな
煽りをする転売屋もいます。
が、これは、わざと炎上させて注目を
集めようとしている炎上商法と
同じようなモノです。
買わない、相手にしない。
これこそが、転売屋という存在そのものを
無くすための最大の方法です。
転売しても売れない
何か言っても、反応されない。
そうなったら、自然消滅するのは
目に見えていますからね。
まとめ
他に、オークションやメルカリなどの運営が
転売を禁ずる方法もありますが
これも法律と同じように、”どこからどこまでを転売とするか”
という難しさがあります。
”規約の文書で転売を防ぐ”っていうのは
案外難しいことなのです。
そのため”買わない”
”通報する”
”デマに惑わされない”
”とにかく悪評価をつける”
”相手にしない”
”売らない”
とにかく、
転売屋にとって少しでも手間がかかり
少しでもやりにくい環境を作る…
それを、一人でも多くの人が意識する…
それこそが、転売屋駆除の方法になります。
