出来もしないことを出来ると言う部下!ビッグマウス対策!

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職場の部下の中に
「できます!」と言うのに
結局は期日までに仕事ができなかったりする
部下はいませんか?

見栄を貼っているのか、
最初は本当に出来ると思っているのか、
人によって様々だとは思いますが
出来もしないことを「出来る」と言われてしまうと
上司の立場からしても、困ってしまうかと思います。

無理なら無理と言ってくれた方が
分かりやすいと思いますし
「出来る」と言われると、当然、そのタイミングまでに
お願いしたことは終わっていると判断してしまうと思いますから
「実は終わっていなかった」なんてことを
されると困ってしまいますよね。

では、そんな大口をたたく…
ビッグマウスな部下をどうすれば良いのでしょうか。

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口ばかりの部下。どう扱えば?

あまりに自身が無さすぎる部下も
扱いに困ると思いますが
口ばかりで実際には何もできなかったり
中途半端にしか作業が出来なかったりする部下も
なかなか困ってしまう存在であるかと思います。

こういった部下は、しばらく一緒に仕事をしていれば
「あぁ、この子は、こういう子なんだな」と
いうことは分かって来るかと思います。

部下がビッグマウスだと分かった場合、
どうすれば良いのかどうか。
その対応のポイントをご紹介していきます。

ビッグマウスを想定に入れる

まず、ビッグマウスな部下がいる場合、
そのことを理解したら、
それを想定に入れることです。

「この子は、大口をたたくから
 できると言ったことも期限内に
 終わらない可能性がある」ということを
視野に入れる、ということですね。

もちろん、ある程度の指導をすることは
とても大切なことですが、
指導だけではどうにもならないような場合も
実際にあります。

遅刻常習者などの場合の対処もそうですが、
注意をすることもしつつ
”この人は遅刻するかもしれない”ということを
想定に入れて、指示や対応などを
していく、ということが大事になります。

ビッグマウスな部下がいる場合も同じことです。
「できると言ったことができない可能性がある」
「大げさに物事を言っている可能性がある」
ということをしっかりと頭の中で
理解した上で対応していくことが
大切になります。

予め、仕事の期限を万が一間に合わなかった場合も
考慮して設定したり、
あまり重要な仕事を与えないようにするなどの
対応を場合によってはする必要があるでしょう。

その人が、”大げさに言っている”ことを
考えた上で対応していく必要があるのです。

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本人に注意をする

大げさに物事を言っていて、
仕事に支障が出るような場合、
やはり、これも本人に注意をしなくてはいけません。

何度も何度も繰り返されていれば
こちらとしても
仕事がやりにくくなりますし、
出来もしないことを出来る、と言ってしまうような
状況に関しては改善させるように
していかなくてはなりません。

本人のためにもなりませんから
このあたりはしっかりとしていきましょう。

最初はあまりきつく言いすぎるのではなく
背伸びしなくてもいい、
できないことはちゃんとできないと伝えてほしい、
ということを伝えることが大切になるかと思います。

指摘しても改善されないようであれば
少しキツメに言うのもひとつの方法では
あると思いますが、
最初からキツメに言うと、
必要以上に重く受け止められてしまう
可能性も考えられますから、その点に関しては
注意しておいた方が良いでしょう。

特に、昔ながらの考えでガツンと
言ってしまわないように注意が必要です

原因を探り、対処する

部下がビッグマウスな発言を繰り返すことに
何か原因はあるのかどうか。
それを探ることもひとつの大事なポイントに
なるのは事実だと思います。

大きな発言を繰り返す人には何らかの原因が
必ず隠れているはずです。
その原因が何か、ということを
突き止めることも大事なポイントのひとつです。

上でも書いたように
指摘することは大事ですが
闇雲に指摘を続けても、それはプラスに
なるどころか、マイナスになってしまう可能性も
あります。
その人が、どうして大きなことばかりを言うのか。
それをしっかりと把握することも
大事なポイントです。

「性格上」の問題である場合は
上でも書いた通り、緩やかに指摘をしていくこと、
そしてある程度諦めて
この人はそういう人なんだ、という考えを
頭に入れる、ということが大事になります。
社会人(もしくはアルバイト)になっている以上
ある程度の年齢にはなっていると思いますから
それをいきなり修正する、ということは
人間には難しいことです。

次に「頑張りすぎている」場合。
これは、本人が早く職場に認めてもらいたくて
頑張りすぎているパターンですね。
どうしても、それが空回りしてしまう。
頑張る意欲があるのは良い事ですから、
この場合は「無理はしなくていいんだよ」と
しっかりと伝えてあげること、
少しずつ焦らず、ビッグマウスは逆効果であることを
教えてあげることが大事になるかと思います。

続けて「プレッシャー」。
本人に周囲が過剰な期待を寄せてしまっている場合、
それが大きな負担となり、結果的に出来ないことを
出来る、と言ってしまうようなことに
なってしまうこともあります。
周囲が本人にそうさせてしまっている、ということですね。
この場合は、過剰なプレッシャーを与えないように
周囲も気を付けて接していく必要があります
あまりに最初からプレッシャーをかけすぎる、
という行為は結果的に「ビッグマウス」を生み出すことに
繋がってしまう、ということです。
この点には注意するようにしましょう。

「周囲の環境」も原因のひとつ。
先輩や周囲にビッグマウスがいる場合、
それが伝染する可能性があります。
上司や先輩の姿を見て、社員というものは
成長していくものですから
上司や先輩にビッグマウスな人間がいる場合は
それが伝染してしまう、ということは
充分に考えられることです。
もちろん、大口をたたいて、それが全て
出来ているのであれば構いませんが
そうでない場合にはしっかりと
まず、お手本となる人間がビッグマウスを
修正していかなくてはなりません。

最後に「考えが浅はか・うそつき」である場合。
これは性格上の問題と一致する部分でも
ありますが、何の考えもなしに短絡的に
物事を考えていたり、うそをつく癖がついていたり
そういう人も存在します。
短絡的に物事を考える、ということは
仕事上の他の部分にも大きな影響を
出してしまう可能性がありますから、
この点に関してはしっかりと指導を
していく必要があると思います。
また、嘘をつく癖に関しては
非常に致命的ですから、
仕事上の報告に関してだけでも
嘘はつかないように、ゆっくり根気よく
指導を行っていく必要があります。

こんなところでしょうか。
ビッグマウスが目立つ人には
必ず何らかの原因がある、と
考えても良いでしょう。
その原因が何なのかをしっかりと考えて
対応していく、ということも
大事なポイントのひとつに
なってくるのではないかと思います。

まず原因を突き止め、
その原因を知ったうえで
ちゃんと対処していく、
ということになりますね。

まとめ

できもしないことをできる!と言われてしまうと
それをアテにしてしまうこともあると思いますし
他部署や他社も絡む場合に関しては
それがトラブルの原因になってしまう
可能性も十分にあります。

そういったことになってしまわないためにも、
できないことはできない、と言える環境作りもそうですし
本人も言えるようにしなくてはなりません。

無理して背伸びしても
何も意味はありませんし、
背伸びをさせている会社側もいずれダメージを
受けることになります。

そうなってしまわないように、
しっかりと注意をしていくことが
大切なポイントになるのです。

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