ノートパソコンのバッテリーが充電できない場合の原因と対処法!

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ノートパソコンにはバッテリーが内蔵されています。

そのため、通常であれば
バッテリーが十分に充電されている状態なら
「コンセントに繋がなくても」
ある程度の時間は、ノートパソコンを
使用することができます。

が、このバッテリーが、
何らかの原因で「充電」できなくなってしまうことも
よくあることです。

充電できなくなってしまった場合の
対処法と考えられる原因を、それぞれ解説していきます。

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原因と対処方法を知る!

ノートパソコンを、常にコンセントに
接続して利用しているような場合は、
バッテリーが充電できなくなってしまったとしても、
それほど大きな問題はないとは思いますが、
コンセントに接続せずに、
充電した状態でノートパソコンを使うことが多い、
という人からすれば、バッテリーが充電できなくなってしまうと
不便だと思いますし、困ってしまうと思います。

また、バッテリーが充電できない状態の場合、
コンセントに繋いでいる状態で、急にコンセントが
外れてしまったりすると、作業中に電源が切れてしまいますから、
やはり、できれば普段、使わなかったとしても
”バッテリー”は普通に動作してくれた方が助かりますよね。

では、正常にバッテリーが充電されなくなってしまった場合に
考えられる原因と、対処法をそれぞれまとめていきます。

電源コードが接続されていない場合

まず、バッテリーを充電するためには
当然のことながら、電源コードを接続しておく必要があります。

しっかりと電源コードが接続されているかどうかを
確認してみましょう。

基本的な部分ではありますが、
うっかりしてしまうこともあるのが、
人間という生き物です。

電源コードがパソコン側、そしてコンセント側に
しっかり接続されているかどうかを、
まず、確認してみてください。

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コード関連の確認

電源コードがしっかり差し込まれていた場合で、
充電できない場合は
下記のような部分も確認してみてください。

原因は「ノートパソコン」自体ではなく
「コード側」にある可能性も十分にありますので
しっかりとこの部分も確認しておきましょう。

まず「電源ケーブル」や「アダプター」などが
故障していなかどうか。
それ1個しかない場合は、なかなか確認が難しいと思いますが
例えば「他のノートパソコンでも同じ症状が出る場合」に関しては
ノートパソコン自体ではなく、ケーブルに原因がある可能性がありますし、
ケーブルを交換すれば、問題なく充電できるのであれば
ケーブル側に原因がある可能性が高いです。

”お使いのケーブルと同じタイプのものがある場合”や
”他にケーブルを接続できる機器”がある場合に関しては
うまく組み合わせて、動作を確認してみてください。

また、電源ケーブルをたこ足配線などで利用している場合
うまく充電できないケースもありますので、
心当たりがある場合に関しては、それも確認してみてください。

熱によって充電できない可能性

ノートパソコンが熱を持ってしまって、
熱くなっているような場合、
うまく充電できないようなケースもあります。

この場合に関しては、まずパソコンの熱自体を
どうにかしなくてはいけません。

充電しようとしているパソコンを触ってみて
「熱くなってるな…」と感じるような場合は、
パソコン自体を涼しい部屋に移動するか、
一旦パソコンの電源を切ってパソコンの熱自体を
冷ますようにし、それからもう一度充電を
試してみてください。

熱が原因であった場合は、これで解決する可能性があります。

また、充電されているのに電源が切れてしまう!という場合
バッテリー自体の寿命である可能性もありますが、
「熱によるもの」である可能性もありますので、
熱くなってくると、頻繁に電源が落ちてしまう場合に関しては
ノートパソコン用の冷却台を活用することなども、
検討してみてください。

電気によるもの

パソコンが帯電してしまっていることにより、
正常に充電ができなかったり、
バッテリーが動作しなかったりする場合もあります。

この場合に関しては、
パソコンの電源を切り、一度すべての周辺機器を外し、
バッテリーも外してから数分放置することで
改善することが可能です。

帯電が疑われる場合に関しては
この手順も一度試してみることで、
(帯電が原因なら)改善する可能性も十分にあります。

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バッテリーの一時的な問題

バッテリーが一時的に何らかの問題を起こしていて、
不具合が生じている可能性もあります。

この場合は、バッテリーのリフレッシュを行うことで
改善する場合がありますので、
リフレッシュを行ったことがなければ、
試してみるのも一つの方法です。

リフレッシュの方法については
お使いのパソコンのメーカーなどによって
異なるため、お使いパソコンの説明書などで
確認を行ってみてください。

バッテリー自体の消耗・故障

ノートパソコンのバッテリーは消耗品です。

長く使っていれば、どんどんバッテリーの
持続時間は減っていき、最終的には
バッテリーは利用できなくなってしまいます。

↑のポイントをすべて確認した場合でも、
特に状況に変化がなく、
バッテリーの充電ができなかったり、
表示の上では充電できているけれど、
アダプターを外すと使えなくなってしまう…という場合に
関しては、バッテリー自体が寿命を迎えているか
故障している可能性が非常に高いです。

この場合の対処法としては下記の通りです。
自分の用途や事情に応じて判断してください!

・コンセントに接続して使用する
ノートパソコン自体はバッテリーがダメになっても
使用し続けることは可能です。
そのため、普段からコンセントに接続して使用している場合に
ついては、そのまま使用し続けることは可能です。
パソコン自体の動作に問題がなければ、そのまま使っていくことも
一つの選択肢にはなるかと思います。
私自身もバッテリーが使用不可になってしまったノートパソコンを
数年間使っていたことがあります。
(※ただし、他に異常が出てきた場合は使用中止してください)

・バッテリーを交換する
バッテリーが手に入るのであれば、バッテリーを交換することも
一つの選択肢になります。
ただし、機種によってはバッテリーが手に入らなかったり、
知識が十分でないと、交換が難しかったりする場合もあると思いますので
その点は注意が必要です。

・修理を依頼する
バッテリーの寿命かどうか定かではない場合や、
バッテリーが手に入らない場合、
他にも調子悪い部分があるようなケースの場合で、
「まだそのパソコンを使いたい」ということであれば、
メーカーに修理を依頼するのも、一つの方法になります。
ただし、症状によっては費用が大きくかかる場合もあるので、
その点は注意しましょう。

・買い替える
ノートパソコンを買い替えるのも一つの選択肢になりますね。
長年使用していて、そろそろ買い替えを考えていた場合や
他にも不調な部分が増えてきている場合などに関しては
バッテリーが使えなくなったことを一つのきっかけに
買い替えを選択するのも、アリです。

どれが正解!ということはありませんので、
自分の事情や用途に応じて
どうするか決めていくと、良いかと思います。

まとめ

ノートパソコンのバッテリーは消耗品になりますので、
いつかは必ず、使えなくなっていきます。

基本的には、ノートパソコン本体よりも
バッテリーの方が先にダメになってくることの方が
多い感じですね。

なお、中古のノートパソコンを購入した場合、
バッテリーが最初から使えないケース(説明もたいていの
メーカーはしているはずです)もあるので、
バッテリーを使いたい場合は、
あらかじめその点を理解しておく必要があります。

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