バイトに恨まれるリスク!自分自身のためにも店長は注意すること。

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店長として働く上で注意するべき点の一つが、
”アルバイトスタッフから恨まれないようにすること”です。

もちろん、世の中には”逆怨み”というものもありますし、
この場合に関しては
どんなに気を付けていてもどうしようもない部分も
ありますから仕方のないことですが、
一方で”店長側が恨まれるような原因を作っている場合”に
関しては注意しなければいけません。

バイトから恨みを買うことで、
店長にとっては色々なリスクを背負うことになります。

一方で、バイトから恨みを買うようなことを
しないように心がけておくことで、
そういったリスクを下げることができますので、
店長としての振る舞いに気を付けながら
バイトスタッフに接していくようにしましょう。

バイトに恨まれて良いことは何もありません。

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必要のない恨みの原因を作らないようにする

例えば、バイトスタッフが悪いことをしたので叱った…
その結果、逆怨みされてしまった…

このようなケースの場合は、店長の怒り方に問題があった場合を除き、
バイトの”逆怨み”ですし、
店長としてちゃんと叱っただけで恨まれてしまっては困ってしまいますよね。

だからと言って、”バイトが悪いことをしても野放しにしておく”わけにも
いかないでしょうから”逆怨み”に関しては
仕方のない部分があるのは事実です。

もちろん、逆怨みでも、これから紹介するような下記のリスクは
避けられませんが、
正直なところ”逆怨みを100パーセント防ぐ”ことは難しいです。

人間、おかしな人もたくさんいますし、
どんなに人に親切にしていても、意図せぬところで
恨みを買っている可能性もあります。

”予防しようがないことを考えても仕方がない”ので、
気を付けるべきこととしては
必要のない恨みを買わないようにすること…
つまりは”自分の行動次第では回避できるリスクを回避する”
ということです。

例えば特定のバイトをいじめていた結果、
恨まれてしまったのであれば
それは”店長が原因を作っている”のは紛れもない事実ですし、
バイトを過剰に叱ったり、嫌がらせをしたりすれば
これも”恨まれた原因を作ったのは店長”です。

もちろん、バイト側も店長を怨んだからと行って
法律に反するようなことをするべきではありませんし、
もしそういうことをすれば絶対に許されないことですが
「その原因を作ったこと自体は店長のせい」に
なってしまいますから、
そういうことを起こさないように、注意していく必要があります。

逆怨みは避けることはできなくても、
「店長に原因のある恨み」は避けることができます。

自分の振る舞いをしっかりと見直し、注意していくことが大切になります。

バイトから恨まれると色々なリスクが高まる

バイトスタッフから店長が恨みを買ってしまうと
大小さまざまなリスクが高まります。
法律的に問題のない部分から、犯罪レベルに発展するようなことまで
色々な危険が高まりますので
”店長が原因で恨まれる”ようなことはないよう、心がける必要があります。

まず、バイトから恨まれるとどのようなことが起きる可能性が
あるのか、それを見ていきましょう。

・仕事のモチベーションが下がる
単純に、バイトのやる気がなくなる、ということです。
やっぱり、イヤな店長の下ではやる気はなくなりますし、
良い店長のところで働いていると、やる気も出て来る人が多いです。
そのため、バイトに恨みを買えば、結果的に仕事の効率が低下することに
繋がりやすいです。
いざという時(人員不足など)にも助けてくれなくなる可能性は高いでしょう。

・急なバックレのリスクが高まる
「バックレ」とは、バイトスタッフがある日急にバイトに来なくなることを
示す言葉です。
これをやられてしまうと、タイミング次第では大混乱に陥りますよね。
ですが、店長が恨みを買うと、そういうことを考える人もいます。
実際に”気分屋で八つ当たりばかりしていた店長”の下で働いていたことがありますが
”日常茶飯事的にバックレが起きて”いました。
店長が変わった途端、パタリとバックレが無くなったので、
店長の振る舞いというものは、本当に大切なのです。

・問題行動を起こすリスクが高まる
バイトが、バイト中におかしな写真を撮影してSNSにUPしたり、
内部告発(これは、告発されるようなことをしてる方が悪いですが)されたり
そういったことが起きる可能性もあります。
バイトが悪ふざけした写真をネットに投稿して炎上したりするのも
店長が”いい人”なら、そういうことをしようとしても思いとどまる人も
多いでしょうから、やはり店長の振る舞いは大事です。

・事件沙汰が起きる可能性も
”店長への恨みから”やめたバイトが事件を起こすケースも
これまでにも世の中では起きています。
本当に、命に関わるようなことをされたり、
放火事件が起きたり…
バイトとして働いている最中でも、やめた後でも
”強い恨み”を買っていればそういうことが起きる可能性は0では
なくなってしまいます。
”仕事のイライラをバイトにぶつけていたら、
プライベートまで奪われてしまった”なんてことになったら悲惨ですよね。
ですので、自分の身を守る意味でも、
バイトにきついことばかりしてはいけないのです。

このように、大小様々なリスクが高まってしまいますので
注意が必要です。

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恨みを買わないようにするためには?

店長として、バイトから恨みを買わないようにするためには
どうすれば良いのか。
この点を見ていきましょう。
なお、先ほども書いた通り”逆怨み”に関しては
どうにもならないこともあります。

例えば、普通に店長の業務をしているだけでも
逆怨みされる可能性はありますからね。

ただ、自分に原因のある恨みは、下記のようなことを
意識するだけで、そのリスクを下げることができます。

・バイトをいじめない
・バイトに嫌がらせをしない
・悪口を言わない
・過剰な怒り方(怒鳴る・暴力・客の前でさらし者にする)をしない
・偉そうな態度を取らない(店長は別に偉くはありません)
・気分屋な態度を取らない
・八つ当たりをしない
・バイトの成果を横取りして自分のものにしない
・ミスをバイトに押し付けない
・クレーム対応などをバイトに押し付けて逃げない
・意見をされた際にそれを無視したりしない
・急にクビにしたりしない(理由があるなら丁寧に説明する)
・恋愛関係に発展しないようにする、トラブルを起こさないようにする
・自分(店長)が悪いことをしてしまった場合は素直に謝る

このようなところでしょうか。
こういった部分は一つ一つ意識をしておき
”無駄な恨み”を買わないようにする、ということは
とても大切なことになります。

常に警戒はしておくこと

バイトからの恨み云々ではなく、
接客業をする以上、どこで逆怨みを
されているかは分かりません。

そのため、日ごろから防犯意識だとか、
怪しい動きをする人間への警戒だとか、
そういった最低限の”警戒”は
しっかりとしておくことをおすすめします。

”自分の振る舞いを見直すこと”で
バイトから恨まれるリスクは大幅に
下げることができます。

が、それも100パーセントではない、ということは
しっかりと覚えておき、
”油断”はしないようにしましょう。

まとめ

バイトから恨まれるようなことをしても、
結局自分に跳ね返ってくる可能性もありますし、
トラブルにはならなかったとしても
バイトのモチベーションが落ちたりして
良いことはありません。

店長は何かとストレスが貯まる仕事ではありますが、
バイトスタッフに八つ当たりしたり、
きつく当たるようなことがないようにしましょう。

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