新しい生活様式とは?何をすればいいの?いつまで?疑問を解説!

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「新しい生活様式」とは何か。
よく分からない!という人もいるかと思います。

これは、2020年~流行した
新型コロナウイルスの予防対策として
発表されたもので、
日常生活を送る上で注意するべき点や
感染防止のための生活スタイルなどを
まとめたものになっています。

行政から発表されたものであり、
そこら辺のよく分からない人が
適当なことを言っているものではなく
公式に発表されたものになっていますね。

この新しい生活様式とはどのようなものなのか、
いつまで続くのか、
守らないと罰則はあるのかどうか、
など、疑問に感じそうな点を解説していきます。

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どんなことをすればいいの?

「何かをしなさい」ということではなく、
感染予防・拡大防止のために
こういう風な生活を心がけましょう、
というお話です。
学校で言うクラス目標みたいなものですね。

そのため、強制的に「こういう風に生活しなさい」と
いうものではありません。

どんなことが言われているのかというと
「人との距離を保ちましょう」だとか
「屋内よりも屋外で遊びましょう」だとか
「買い物はネット通販や電子決済の利用も検討しましょう」だとか
ジャンルごとに、そういった色々なことが
書かれています。
これは、厚生労働省のサイトなどに、
全文が掲載されているため、
ここで、それを書き写すよりも、掲載されているものを
見たほうが正確で、早いと思いますので
ここでは割愛します
(随時変わっていく部分もあると思いますので
最新情報をチェックしたほうが良いです)

では、これらの疑問に感じそうな点を
見ていきましょう。

強制なの?

新しい生活様式に書かれていることは
あくまでも「こうしたほうが良いですよ」レベルの
お話になります。
法律的に「こうしなさい」と縛り付けられているものでは
ありません。

もちろん、感染拡大防止や予防を第1に考える
専門家の人からすれば「こうしなさい」と言いたいところ
なのだとは思いますが、
人それぞれ、色々な事情があると思いますし
当然、新しい生活様式に強制力は
ありませんから、あくまでも「これらを心がけましょう」
レベルのお話、ということです。

ただ、守れる部分に関しては
無理までする必要はありませんが
覚えておいても、損ではないですね。
新型コロナウイルスに関してもそうですが、
↑で書かれているようなことは
インフルエンザやノロウイルス、普通の風邪、
その他の感染症などにも通じてくる部分に
なりますから、守れる部分は守っておいた方が
確実です。

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守らないと罰則はあるの?

これは、まったくありません。
その点は、心配しなくても良いでしょう。

実際に、原文を読んでいただけると
分かると思いますが
”全てをずっと守ることは不可能”です。
そんな生活をしていれば、
生活が破綻します。
なので、なるべく守りましょう、ということです。
あまり極端に考えすぎるのも
マイナスなので、その点は注意してください。

まぁ、仮に新しい生活様式に書かれていることを
”全て守らず”好き放題やったとしても、
罪に問われたりとかそういうことは
ありませんから、そういうものだと
認識しておきましょう。

もちろん、意図的にわざと破ったりだとか
そういうことはしないほうが良いですが
”守らないのは悪いこと”だとか
そういう偏った方向に物事を考えてしまうのも
問題ですから、そこは注意した方が良いですね。

新しい生活様式は強制ではなく
当然、罰則もありません。
これは、頭に入れておきましょう。

いつまでなの?

いつまでこのように生活をすればよいのか。
それは、具体的に〇月〇日まで、と
決まっているわけではありません。

そもそも、新型コロナウイルスの流行は
一度収まったとしても、今後、
インフルエンザなどのように、共存状態
(完全にウイルスを消滅させることは難しい)に
なっていくと思われ、
長期化するものと考えられます。

そのため、”いつまで新しい生活様式なのか”
ということが具体的に決まっているわけではなく、
この辺りは、長く、ゆるく、続いていくのでは
ないでしょうか。

自分たちの周辺の日常生活の様子や
色々な条件を考えながら
少しずつ緩めていく、というのが
現実的でしょう。

他の人が守っていないんだけど…?

これは、どうすることもできません。
仮にあなたが新しい生活様式を
全て守っているのだとしても、
それを他人に押し付ける権利は
ありませんから、
その点は勘違いしないようにして下さい。

新しい生活様式を仮に
”全部”守ってなかったとしても
上でも書いた通り、それは犯罪ではありません。
悪いことでもありません。

良い・悪いはさておき、
犯罪でもなんでもないわけですから
それをとやかく言うことは
周囲にはできないわけです。

間違っても
「こいつは悪い奴だ」という
歪んだ考えに支配されて
私刑のような行為に走ったり、
注意したり、いやがらせをしたり、
「こんなやつがいた」とあたかも
犯罪者を扱うようにネットで晒したり、
そういうことをしてはいけません。
正しいか、悪いかは別として
法律上、その人は何にも悪いことを
していないわけですから、
それを自粛警察まがいの行為で、
とやかく言うことは他人にはできませんし、
してはいけません。

「こうしたほうがいいよ」ぐらいまで、です。
それも、相手が拒否したら、そこまで、です。
強制してはいけません。

度が過ぎた行動に出れば
最悪の場合「犯罪」になる可能性もあります。
例えば、新しい生活様式を守っていない、という理由で
相手のモノを破壊すれば、
それは犯罪です。
何の正当性もありません。
少し冷静になって考えてみれば分かるはずです。

間違った正義感や一時の怒り、
恐怖心などから過激な行動を
してしまうようなことを控え、
ちゃんと、一度冷静になって
自分の頭で物事を考えるように心がけましょう。

「新しい生活様式」を仮に全部無視していたとしても
それは法律上、何の犯罪でもありませんし、
そもそも、相手にも何か事情があるかもしれません。
どう感じるかは、人次第ですが、少なくとも
ルール上は”悪いこと”ではありません。
そのことは、頭に入れておきましょう。
勝手にあなたの中で解釈を捻じ曲げてはいけません。
事実として、新しい生活様式を守っていなくても
それは違法ではないのですから。

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柔軟に対応するべき

柔軟に対応しましょう。
と、シンプルに言うと分かりにくいと思いますが
”極端に意識しすぎない”ことです。

新しい生活様式を見ると分かると思いますが
”全てを守る”ことは不可能です。
必ず、どこかで守れない部分が出てきます。
が、それは仕方のないことですし、
様式を発表している側も、
さすがにそこまでは求めていないでしょう。
無理なものは無理なのです。

守れる部分は守り
無理な部分は、諦める。
そういう”柔軟な対応”は大事になってきます。

何事も極端すぎるのはダメです。

全部守らないといけないんだ!と
明らかにおかしな行動に出たり、
融通の利かない対応をしたり、
逆に「こんなもの守るか!」とわざと全部無視するような
行動をしたり、
そういう、どっちにしても極端な行動は
控え、柔軟に対応しましょう。

まとめ

新しい生活様式は、あくまでも
できる部分は、こうしましょう、というお話であり
強制ではありませんし、
全部を守ることはどう考えても不可能ですから、
参考にしつつ、できる部分は試す、
ぐらいの感じで良いかと思います。

ただ、人によって考えは違いますから、
全部守っていたり、逆にこんなものふざけるな!と
思っていたりする場合でも
それを人に押し付けたり、攻撃したりすることは
してはいけません。

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