自分だけは大丈夫!という考えは破滅に繋がる!何事も油断せずに!

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「自分だけは大丈夫」。

何事に対しても、
この考え方は非常に危険な考え方です。

人間は、ついつい自分が
特別な存在だと思ってしまいがちです。

何か事件に巻き込まれたり、
何か病気になったり、
何かトラブルに巻き込まれたり、

他人がそういう目に遭っている場面を
ニュースや、身近で日常的に見るような機会は
多いと思いますが
”自分は大丈夫”と思っている人も
案外多いのではないでしょうか?

が「自分だけは大丈夫」という考え方は
油断にも繋がるので、
そういう考え方は出来る限り控えることをおすすめします。

何か、起きてからでは遅いですからね。

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「自分」は特別でもなんでもない

「自分」からしてみれば、「自分」は確かに
特別な存在です。
人間は、生まれた時から、人生を終えるまで
「自分」として生きるわけですから、
自分にとって、自分自身は特別な存在であるのは
確かですよね。

しかし、”世の中”から見てみれば
あなたは”ただの一人”でしかありません。
何も、特別な存在ではないのです。

さらに言えば”地球”から見れば
あなたなど、”たくさん群がっている人間の一人”でしか
ありませんし、
病気やウイルスなどからしてみても
”大勢いる人間のひとり”でしかなく、
何も、特別な存在ではありません。

自分にとって自分が特別な存在でも、
第3者目線から見れば、人間以外の目線から見れば
何も特別ではない、ということです。

まず、これは前提として覚えておきましょう。

誰にでも「有事」は起きる可能性がある

何らかの大きな病気をしてしまう可能性。
何らかの自然災害に巻き込まれてしまう可能性。
何らかの事故に巻き込まれてしまう可能性。
何らかの犯罪や事件に巻き込まれてしまう可能性。

これらの可能性は、誰にでも、常に可能性のあることです。
「自分だけは大丈夫」などという考えは
これらの出来事には通用しません。

病気は、誰にでも、病気になるリスクはあります。
どんなに注意して、健康に気を使いながら生活していても
病気になるときはなってしまいます。
病気になる、ならないは、ある程度リスクを下げることは出来ても、
「0」にすることはできません。
どんなに健康的な生活を送っていても、なってしまう時は
なってしまいますからね。

自然災害に関しても、誰にでも巻き込まれる可能性はがあります。
自然災害はそもそも人間にコントロールできるものでは
ありませんので、いつ、だれが、どこで、被害に遭っても
おかしくないのです。

”事故”はある程度は予防することはできますが、
外を歩く以上、極端な話をすれば、
あなたがどんなに交通ルールを守っていても、
車が突っ込んでくる可能性もありますし、
電車やバス、飛行機などを利用すれば
”ほぼ100%安全”ではありますが、それでも
確実に安全とは言えません。

事件もそうですね。
恨みを買わないようにする、など、ある程度”予防”は
出来ても、100%巻き込まれないようにすることは
難しいです。

このように「自分だけは大丈夫」が通用しないものは
世の中にいくらでも存在しているので、
そう思いたくなってしまう気持ちは分かるのですが、
それではいけないのです。

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自分だけは大丈夫、は油断を招く

「自分だけは大丈夫」という考え方は
ポジティブな考え方、という点では
確かに良いのですが
(人間、あまりネガティブになりすぎると
 今度は精神的に病んでしまったりして、良くないですからね)
「自分だけは~」と考えていると、
今度は色々な面がおろそかになってしまい、
”油断”している状態になりがちで、
これは、良くないことです。

例えば「自分は大丈夫だから」と健康に気遣うことなく
好きなように生活していれば、
病気になるリスクは当然、上がって行ってしまいますし、
「自分は大丈夫だから」と、自然災害に対する備えを
何一つしていなければ、自分が自然災害に巻き込まれてしまう
リスクを高めてしまうことになります。

「油断」は、何事に対しても大敵で、
確かに、何もしなくても病気にならない可能性もありますし、
何も警戒しなくても、事故に遭わない可能性も十分に
あるのですが、それでも”油断”することによって
そういうことが起きる確率を上げてしまう、ということは
事実です。

ですので、自分だけは大丈夫、という考えは
とても危険な考え方であり、
自分自身に何か良くないことが起きる可能性を
逆に高めてしまう行為です。

ポジティブな考えでいることは良いことなのですが
それが「油断」になってしまってはいけない、
ということですね。

何事も備えはしておくことは大事

病気にせよ、事故にせよ、自然災害にせよ、
何事も必要最低限の備えだけは
しておくことをおすすめします。

神経質になりすぎる必要は
当然ありませんが、
ある程度はそれぞれに対して緊張感を持ち、
例えば、「病気で命を落としてしまって」などのニュースを
見た時に「自分は大丈夫」と考えるのではなく、
自分も同じことに遭う可能性もあるかもしれない、と
考えて、対策できるようなことがあれば
対策しておく、ということは、
生きる上でとても大事なことになってきます。

自然災害のニュースを見て
「自分には関係ない」ではなく、
「防災グッズの見直し」だとか「いざという時どうしよう」だとか
少しだけでも考えるきっかけにしたり、
そういう小さなことでも良いので、
「もしかしたら自分も」と、そういう考えを
持つことは大切なことになります。

「油断」していて、何かに巻き込まれてしまい、
”あのときこうしておけば!”なんて思っても、
後からでは遅すぎることも、世の中には
たくさんありますから、
いざという時後悔しないように、日ごろから
備えておく、ということは、
出来る限り平穏に生きるために、
とても大事です。

神経質になりすぎるのもNG

ここが難しいところで、
「気にしすぎ」も逆にNGです。

例えば、事件にせよ、事故にせよ
「大丈夫かな、大丈夫かな」と気にしてばかりいるように
なってしまっては、今度は、それはそれで
逆に何もできなくなってしまいます。

油断してしまうぐらいに
「自分だけは大丈夫だ!」と、思ってしまうのも問題ですが、
逆に「大丈夫かな?」と常に考えているような
状態になってしまうのも、問題です。

このあたり”加減”がとても難しい部分になりますね。

気にしすぎず、油断しすぎずに…
難しいところですが
何事も”バランス”が大切です。

「自分だけは大丈夫」という考えにならないようにしつつ、
けれども、常に心配しているような、そんな考えにもならないようにしつつ、
というのが一番理想のバランスですね。

それが簡単にできたら苦労しないよ!
と、思うかもしれませんが
自分なりに、うまくバランスを見つけ出して、
油断しすぎず、けれども気にしすぎず、という感じで
生活を送っていけるよう、色々考え方を
工夫してみましょう!

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警戒していても巻き込まれるときは巻き込まれる

事件にせよ、事故にせよ、病気にせよ、自然災害にせよ、
どんなに警戒していても、上のような”バランス”を保ちながら
生活していても、
それでも巻き込まれるときは、巻き込まれてしまいます。

そんなときには「どうして自分が」と悲観せずに、
その場その場で、出来る限りの最善手を尽くしていく、
ということが、とても大切なポイントになります。

まとめ

「自分だけは大丈夫」という考えは
色々なことに対する「油断」を招きます。

何かが起きてから後悔しても
遅いことも、世の中にはたくさんあるので
「大丈夫」と自分を過信せずに、
自分は「たくさんいる人間のひとりに過ぎない」と
自覚することも大切です!

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