創作物の作者に関する誤解!作品と作者は分けて考えて!

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店員Kです!

創作物…
漫画だとか映画だとか小説だとか、
世の中には色々な創作物に満ち溢れています。

しかしながら、時に創作物の作者にまつわる誤解が
あるのも事実です。
創作物と作者を繋いで考えすぎてしまう人が
居ることが原因でしょうか。

基本的には、創作物そのものと、
作者は切り離して考えるべきでしょう。
注意するべきポイントをご紹介していきます。

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創作物と作者は切り離して考える!

漫画にせよ、映画にせよ、小説にせよ、
作者と言うモノが存在します
(映画はちょっと別ですが)

基本的に、これらの作者と、創作物そのものに
関しては切り離して考えた方が良いかと思います。

もちろん、その方の作品であることはそうなのですが、
あまりに結び付けすぎてしまっているがゆえに、
生じている誤解が世の中に存在するのもまた事実です。
そのあたりには注意するべきでしょう。

どのような点に注意した方が良いのか、
見ていきたいと思います。

作品の内容=作者ではない

まず、ありがちな誤解が、作品の作風と、
作者の人間性を結び付けて考えるような考えですね。
例えば、残酷な描写のある作品を多く書いている作家の方は
本人も残酷なのではないか、
だとか、そういう考えのことです。

これは、はっきり言って間違えであると思います。

私も、趣味で小説などを書いたりしていますが、
その作風は、私の本来の性格とは全く違うものです。
小説の作風がこうだから、その人もこの考えを
持っている、と考えるのは間違えですし、
それは、創作物と現実を区別できない危険な考えです。

お店などでもそうですが、
電気屋に勤務している人間が、家電製品好きとは
限りませんし、全ての家電製品について、
把握しているわけでもありません。

それと同じで、サスペンスモノを書いている人に
そういう思想があるのか、と言えばそうではありませんし、
子供向けの作品を書いている人全員が
子供好きかどうか、と問われれば
それも、決してそうではありません。

もちろん、そのままの人も居るかもしれせんが、
そうでない人も居るのです。

一般的でない残るを書いているような作家さんでも、
本人がそういう思想を持っていたり
危険人物なのか、と言われれば決してそうではありませんし、
創作物は創作物、
作者は作者、
これはまったくの別物である、ということは
覚えておきましょう。

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作者が問題を起こした際は…

創作物の作者は、人間です。
機械が勝手に作品を作るわけではありませんし、
その点は、考えれば分かるかと思います。
作品を作るのは、人間です。
そして、それを読むのも人間ですね。

ですが、作者も人間ですから、時として
問題を起こす人も居るわけです。
中には逮捕される人も居ます。

すると、その作品に対する過剰な自粛が
始まることも。

もちろん、事件の規模にもよりますが、
よく言われることで
「作品自体に罪はない」ということですね。

まぁ、ゴーストライター事件のように
「作品そのもの」に関わる事件だった場合は
ちょっと話は変わりますが
作者の個人的な問題の場合、
ある程度の配慮は必要だとしても、
作品そのものが、世の中から永久追放されてしまうような
ことは作者と創作物をひも付け過ぎているのではないか、
と私は思います。

あくまでも作品は作品、
作者は作者、
どうしても関連付けされてしまうのは分かりますが、過剰に
関連付けてしまうのは、どうなのかな、と私は
個人的に思いますし、何事も過剰反応は良くないのではないか、と
思う次第です。

少し違う話題…

また、創作物の作者に対する勘違いがもう一つあります。
違法で創作物を無料でアップロードしたりだとか、
アマチュアの絵を描く方などに対して、ちゃんとした報酬が
支払われなかったり打とか、そういう問題もあります。

創作物を作っている方は、
確かに、それが好きな人が多いです。
小説家であれば、小説が好き、漫画家であれば漫画が好き、
そんな人も多いでしょう。

ただし、好きでやってるんだからいいだろう?というのは
少し違います。
確かに、自分の作品を読んでほしい、という思いはあれど、
無料で違法アップロードされたものを読まれたりすれば
気分は良くないでしょうし、
作家さんも、それが仕事で、生きていくためには
お金が必要ですから、そういうことをされてしまうと、
結局、お金を稼ぐことができず、
創作をすることもできなくなってしまうのです。

創作をしている人にもお金が必要です。
本来、お金で買うべきものを、違法なルートで
無料で読んだり、見たりすることは、社員に残業代を
支払わない、ブラック企業と、本質は同じであると思います。

世の中では”対価”が必要なのです。
何かをしたら、それに見合った報酬が
必要、ということです。

まとめ

創作物の作者に対する誤解、
大きくこの3つだと個人的には思います

「作者の作風が、作者の人格そのものであるとは限らない」
「作者と創作物を一緒にしすぎて過剰反応する」
「作者は読んでもらえるだけで幸せ」

こんなところでしょうか。

もちろん、私のように趣味で書いているだけの人間は
報酬を求めているわけではないですし、
話は別になりますが、それを仕事としてやっている人は、
読んでもらいたい、見てもらいたい気持ちはあったとしても、
それとこれとは話が別です。
やはり、報酬を得なければ生きては行けませんし、
商品として世の中に放たれたものを見るのであれば、
ちゃんとお金を払うべきだと、個人的には思います。

…まぁ、中古は作家さんにはお金は入りませんけれど、
それは世の中のルールで認められているので、
悪い事ではないですからね…。

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