年末年始のバイトを確保するためのポイント!人員不足にならないために。

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”年末年始”は
アルバイトスタッフの確保が大変なタイミングの一つです。

私も実際にお店の店長経験がありますが、
バイトスタッフさんを十分に確保するために
よく頭を悩ませていました。

職場によっては
”年末年始に人が集まらない”などと悩んでいるところも
あるのではないでしょうか。

では、年末年始に必要な量の
アルバイトスタッフさんを確保するためには
どうすれば良いのでしょうか。

元店長の経験を元に、解説していきます。

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しっかりと準備をしておく

年末年始のシフトに関しては
特に早めに考え始めるようにしてください。

もちろん、直前まで
「いつシフトに入れるか」の希望やスケジュールが
なかなか分からないような
アルバイトスタッフさんもいるとは思いますが、
それを織り込み済みで、店長や責任者が
しっかりと年末年始のシフトを考えていく
必要があります。

しっかりとシフトを作り、
人員を確保するのは”店長”(お店でなければ責任者)の
責任です。
アルバイトスタッフさんに責任転嫁をすることなく、
しっかりと自ら、工夫し対策を練っていかなければなりません。

では、どのように人員確保をすれば良いのか、
詳しく見ていきましょう。

早めにシフト作りを始める

年末年始は特に”早めに”行動を開始してください。

それが、”年末年始に人員不足に陥らないための”
ポイントの一つになりますし、
アルバイトスタッフさんも人間ですから、
年末年始に「バイトがあるのか」「ないのか」ということは
早めに知りたい!という人も多いものです。

自分のためにも、相手のためにも、
年末年始のシフトは早めに作ってあげることが大切です。

ただし、アルバイトスタッフさんが「出られる日」「出れない日」などの
希望をなかなか出せない・出してくれないことも
あるかと思います。
そんな場合はあまり急かすのも良くないので、
希望が提出されているバイトさんの中で、年末年始に入れる人を
優先的にシフトを組んでいき、
「予定不明の人が、仮に出れないとしても大丈夫なように」
シフトを作っていくことが重要になります。

”早めに希望を聞き”(バイトの方から希望を普段から聞くようにしてる場合)
”早めにシフトを作る”ことです。

早めにシフトを作っておけば、万が一
アルバイトスタッフさんから「この日はちょっと…」と言われても
年末年始までに時間があるわけですから
代わりの人を探したりする時間も、できますからね。

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年末年始の手当てを用意する

「年末年始の手当て」…。
これを用意することで、年末年始のアルバイトスタッフ確保は
飛躍的に簡単になる可能性があります。

私が店長をやっていたお店では、
本部の方針で各店に年末年始ボーナスが存在していたので、
むしろ”年末年始にバイトに出たがるスタッフさん”が
多かったものです。

人がいないどころか、
逆に争奪戦になっていましたね(笑)

このように、年末年始のボーナスを用意することで、
状況が大きく改善する可能性は高いです。

系列店などの場合、現場だけでは決められない場合も
あると思いますが、
相談できるのであれば相談してみたり、
最悪の場合、現場独自で何かボーナスを用意したり
(お金じゃなくても、バイトさんが喜びそうなものであれば
 ある程度効果はあると思います)するのも
一つの方法です。

人は、ボーナスで動く生き物なので、
言い方は悪いですが「モノで釣る」というのが
一番最大の対策になるのは事実です。
バイトスタッフさんにとっても「モノ」が貰えれば
とても嬉しいことですし、
(私もバイト時代はとても喜んでいました笑)
店・職場側からしても、
バイトを確保できて、一安心、という状態になるわけですから
Win-WInの状況になるのです。

お願いする態度や日頃からの振る舞いにも注意する

年末年始の人員確保が難しい場合は、
入れそうなアルバイトスタッフさんに”お願い”するのも
一つの方法です。

ここで大事なのが
「この日、出て」とか「この日来い」とか、
そういう感じではなく、
「この日、出てもらえませんか?お願いします」の気持ちで
お願いすることです。

言葉遣いは、日ごろの関係性や、色々な条件で、
自分で普段通りの判断をしてもらって良いですが、
心構えとして「来いよ」ではなく「来てください」が
大事、ということです。

アルバイトスタッフさんも人間ですから
そういう態度の違いで、返事も変わってくる可能性は
十分にあります。

私もバイト時代、複数の店長の下で働きましたが、
気分屋で言うことがコロコロ変わる店長の時には
あまり「店長が困っているから助けてあげよう」という気には
申し訳ないですが、なりませんでした。
後任の店長のときは「店長を助けたい」と
何も言われずとも思ったぐらいなので、
やっぱり、人間性というのはとても大事です。

そういう意味では、年末年始のお願いの仕方だけではなく
「日頃からの振る舞い」も本当に大事になります。

年末年始直前になってから
「日頃からの振る舞いが!」なんてなっても、
正直、もう手遅れではありますが、
年末年始までにまだ時間があるのであれば、
”自分の振る舞い”に関しても見直すことをおすすめします。

根本的な人員不足には先に対処すること

職場自体が「根本的な人員不足」となっている場合、
年末年始の時期を迎える前に、
早めに人員を補充することをおすすめします。

年末年始が近づいてから焦っても
手遅れになる可能性がありますし、
可能であれば、短期のアルバイトでも何でも
構いませんから、人員をしっかりと整えておきましょう。

もし、年末年始が近づくタイミングで退職予定の
アルバイトスタッフさんがいるのであれば
早め早めに後任のアルバイトを確保しておくなど
ある程度年末年始を意識して”早めに”
動いておく必要があります。

安定した状況を作り出すためには、
先手先手で動くことは、本当に大事なことなので、
この点は、しっかりと意識しておくようにしましょう。

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どうしても確保できない場合は?

アルバイトスタッフさんも人間です。
「出れない」という人が多く、お願いしてみても
無理な場合は、それ以上、強制することはできません。

「出勤しなければ、クビ!」だとかそういうことはNGですし、
暴言を吐いたり、脅すような行為も絶対にしてしまってはいけません。

私が店長をやっている時には
「人員不足は店長自身の責任」と、自分自身に強く戒めていました。
とても大切なことであり、バイトスタッフさんを使う人間が
覚えておくべきことです。

どうしても人員確保できない場合は、

・自分自身が出る(休みは年末年始が過ぎてからうまく補填してください)
・本社(あるなら)に相談して指示を仰ぐ
・(お店なら)営業時間の短縮などで対応する

などの方法を検討してみてください。

お店系でなければ、多少人員不足が起きても
何とかなるケースもあるかもしれませんが
お店の場合は、お客さんが来るところなので、
人員不足の状態で営業するのは、なかなか大変です。

しかし、最近では「年末年始は休む」という
大手の系列店もある程度は増えてきていますから、
無理しすぎずにやっていく、ということも
大切な判断の一つになります。

まとめ

「アルバイトスタッフも人間である」
この心構えを常に持ち、
早め早めに対応していくことが、
年末年始のシフト確保の秘訣です。

アルバイトスタッフに対して、しっかりと
誠意をもって対応し、
早めにシフトを練っておけば、
年末年始の人員不足を回避できる可能性は高いです。

日頃から、何も考えずに上に立っているだけではダメです。
”安定した人員確保”はトップの責任です。
仕事云々の前に、その責任を果たせるよう、
努力していきましょう。

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