子育てで自由時間がない!それが嫌な場合はどうすれば?

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子育ては、自分の時間を消費するものです。

当然、子供が出来れば
子供の世話をしなくてはいけませんし
”自分だけの時間”や
”趣味に使う時間”、”睡眠時間”などなど、
あらゆる自分の時間を失うことになります。

ですが、残念ながらそのことを覚悟することが
出来ていないまま、軽い気持ちで子育てを始めたり、
最悪の場合は、子育てを放棄して、
事件沙汰になってしまうようなケースも
存在しています。

子育てで自由時間が無くなることが嫌な場合は
どうすればよいのか。
少しでも時間を確保するためには
どうすれば良いのか。
その点について、解説していきます。

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子育ては自分の時間を犠牲にすること

まず、子育てとは
「自分の時間」を犠牲にして行うものです。
母親も、父親も、です。
こう書くと、冷たい書き方のようにも思えるかもしれませんが、
その覚悟ができないまま、時間がない!ない!と騒ぐ人も
増えているため、これは、しっかり理解しておかなくてはいけません。

自分を犠牲にして行うのが、子育てです。

そこに、幸せを見いだせたり、
生きがいを見いだせたり、
辛くても、子供のために、と思えるのであれば良いです。
ですが、自分の時間を失ってまで…と
少しでも感じるのであれば、
子供を作ること自体、おすすめはできません。
子供はペットを飼育するのとは、わけが違います。
一度子育てを始めたら、「やっぱりやめた」は
できないわけです。

その点、よく考え、そして、覚悟し、
少しでも工夫しながら、やっていく必要があります。

覚悟ができない人に、子育てをする資格はありませんし
自分のためにも、子供のためにも、
そもそも”作らない”ことが大事になります。

時間が欲しいなら「作らない」

自分の時間が欲しい!ということであれば、
「作らない」ということが、一番です。
極論にはなりますが、子供はペットではありません。
安易な気持ちで作って良い物ではないのです。

自分の時間が欲しい!欲しい!となってしまうのであれば、
最初から作らないことです。

よく考えて
”自分の時間を全て失ってでも”
子育てをしたい、
そう思えるのであれば良いですが、
それはちょっと…と言うのであれば、
やめておいた方が良いです。

これは、親側のためでもありますし、
生まれて来る子供のためでもあります。

子供からしてみれば、
”親は選べない”ですから、
子育てよりも趣味の時間が欲しい!なんて
親の元に生まれてきてしまったら
場合によっては不幸になるかもしれません。
実際に、自覚のない親によって、
亡くなってしまっている子供などが
いるのも事実です。

また、親の側にとっても
「自分の時間が欲しい」のであれば、
その時間を子育てによって
奪われてしまうことは
辛いことだと思います。

そして、万が一、子育てにうんざりして、
事件沙汰に発展してしまうようなことがあれば、
最悪の場合、犯罪者となってしまいます。

そうなってしまえば、
生まれて来た子供もそうですし、
親にとっても、人生が台無しになってしまいますから、
誰も、得をしません。

ですので、自分の時間が欲しい場合、
子供に魅力を感じない場合、
自信がない場合…
そういった場合は、”最初から作らない”ことを
徹底するべきです。

子供が出来れば、考え方も変わるだろう、だとか
そういう軽い気持ちは絶対にしてはいけませんし、
自分の人生も、生まれて来る子供の人生も
壊してしまう可能性があります。

少子化がどうこう、だとか
作らないといけない、だとか
そういう屁理屈のようなことは考えず、
まず「自分たちはどうなのか」をよく考えてください。

自分のプライベートな時間や睡眠時間を
生まれて来る子供にささげる覚悟はあるのか。

ないのであれば、作らないことです。

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少しでも時間を確保するためには?

子供が生まれたあとは、
父親も、母親も、自分の時間を確保する、ということは
とても難しいです。
朝も、昼も、夕方も、夜も、です。
自分の自由時間どころか、睡眠時間すら
削られるようなことになるでしょう。

ですが、
”少しでも負担を軽減したい”という気持ちは分かりますし、
子育てをしているからと言って
全く睡眠時間が無くなってしまったりすれば、
今度や親の方が持ちません。

ですので、この点は、非常に厳しい状況の中、
上手く工夫していくしかありません。

ポイントを見ていきましょう。

・役割を分担する
パートナーがいる場合に限りますが
パートナーがいる場合は、お互いで話し合って
役割を分担しましょう。
ただし、”自分と相手が100パーセント平等に”は
絶対に不可能です。
100パーセント同じ負担で、を考えようとすると
必ずもめますから、
お互いにある程度譲り合いの気持ちを持ちながら
役割分担をしていく、ということですね。
”助けあい”が大事になります。
交代で睡眠を取ったり、たまには息抜きしたり、
ということができるようにしておくと、ベストです。

・頼れる人がいるなら頼る
母親、父親、どちらかの両親や親戚など、
力を貸してくれる人間がいるのであれば
”頼る”べきです。
もちろん、相手にも相手の都合がありますから、
お願いします、の気持ちを忘れてはいけませんが、
借りることのできる力は、少しでも借りて、
負担を軽減することも大事です。

・負の感情に飲み込まれないように
どうしても、疲れてきたりすると、
負の感情をパートナーにぶつけたり、
子供にぶつけたりしてしまいがちですが、
それをやってしまうと、余計に負担も増えてしまいます。
そうならないように、うまく、相手と話し合い、
役割分担をし、また、一人で抱え込まずに
ちゃんと自分の思いを伝えることが大切です。

・相手が非協力的な場合はどうすれば?
母側でも、父側でも、”相手”が
非協力的な場合もあると思います。
そういう人との間に子供を…と言うのが
そもそも間違いなような気も
しないでもないですが、
作ってしまったものは仕方がありませんし、
急に豹変することだってありますから、
そうなってしまった場合は”諦め”も必要です。
パートナーに期待することをやめ、
余計な争いをやめ、他の方面での支援や負担軽減を
考えていくべきです。
非協力的な相手と話し合ってみて
”これはダメだな”と判断したら
見切りをつけることも大事です。

いつまでも腹を立てていたら、逆に
精神的負担になりますからね。
落ち着いたら、最悪の場合は、離婚などを検討しても良いでしょう。

・本当に無理だと感じたら…
本当に無理だと感じた場合は、
子供に手を上げたり、最悪の事態になる前に
行政に相談してください。
最悪の事態になってしまうぐらいであれば、
子供を公的に手放した方が
まだマシです。
誰にでも、どんな物事に対しても
向き・不向きというものがあります。
どうしてもどうにもならない場合、
最悪の事態になるまで我慢する、
ということだけは、避けなくてはいけません。

こんなところでしょうか。
とにかく、時間が無くなることは避けられません。
子育ての中で楽しめる部分を自分なりに見つけて
パートナーや力を貸してくれる人の力を
最大限借りつつやっていく、
ということが、現実的な
対応方法になると思います。

ただ、どうしても無理なら
最初から”作らない”ということを
徹底すべきです。

まとめ

少子化云々もよく言われることですが、
子供は、絶対に持たないといけないものでは
ありません。
誰にでも、「向き・不向き」というものは
必ずあります。

それは、子育てにおいても
同じことです。
無理をして、子供も、自分も不幸に
なるようなことになってしまうぐらいであれば
最初から作るべきではないのです。

軽い気持ちではなく
”覚悟”を持って、よく考えてから
作るようにして下さい。

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