ストーブをつけたまま寝るのは危険?その答えと何が起こるのか解説!

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皆様は夜、就寝する際に
ストーブをつけっぱなしにして寝ていますか?
それともストーブの電源は切って寝ていますか?

どちらの方もいるかとは思います。

しかしながら、寝ている際にストーブをつけたままにすると
危険、というお話も聞いたことがあると思います。
実際のところはどうなのか、という部分について
今回は、お話をしていきたいと思います。

寝ている間にトラブルがあると、場合によっては
重大な結果をもたらすことになってしまいますから
注意をするようにしましょう!

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寝ている間のストーブは危険なの?

寝ている間のストーブは危険かどうか。
これは、ストーブの種類や家庭の環境、地域の環境にもよりますが
基本的に「危険」な行為となります。
何が起きるかについては後述しますが、最終的に、最悪の場合は、
自分の命を奪うようなきっかけになってしまうこともあります。

必ずしも危険、というわけではありませんが、
寝ている間にストーブを使用する場合に関しては
注意しなくてはなりません。
普段大丈夫だから大丈夫だよ!なんて思っていると、
ある日、突然・・・なんてこともあります。

何か起きた後に「こんなはずじゃなかった!」と言っても
もう手遅れです。
その点に関しては、理解しておきましょう!

では、どのような点が危険なのか、
ポイントを見て行きます。

どんな点が危険なのか?

寝ている間のストーブは危険!だといわれても、
具体的にどこが危険なのか?という話になりますよね。
確かに危険、危険といわれるだけでは
なかなか想像もしにくいかと思います。

では、どんな点が危険なのか、という部分に
関してみていきましょう。

・一酸化炭素中毒などの危険
夜にストーブをつけたまま寝ることによる
危険の一番大きなものが「一酸化炭素中毒」ですね。
これになってしまうと、最悪の場合、命を落とすことになります。
そんな自体は絶対に避けなくてはいけません。
ガスストーブや石油ストーブを使っている場合に関しては
必ず注意するようにしてください。
”1時間に1回”は換気することを推奨されているため、
寝ている間に使うには不向き…というよりも危険です。
まさか1時間に1回わざわざ起きて換気するわけにも
いかないでしょうし、窓を開けたまま寝たら、ただの無駄遣いです。
本当に、命に関わることですから、この点は注意するようにし、
石油ストーブ、ガスストーブの場合に関しては、
就寝時には使わないようにして下さい。

・火災などの危険
石油ストーブ、ガスストーブに加え、電気ストーブなどでは
火災の原因になる可能性もあります。
しっかりと周囲から燃えてしまいそうなものを離しておく、
などの工夫を行うことで、可能性を下げることは
できますが、起きている間とは違い、常にその様子を
見ていられるわけではないので、その点に関しては
注意しなくてはいけません。
寝ている間に布団などがストーブの近くに行ってしまう
可能性も否定はできないわけですから、ストーブをつけたまま
寝てしまう、ということは火災に繋がってしまう
可能性もある危険な行為です。

・火傷などの危険
ストーブを寝たままつけている場合「火傷」などの危険性もあります。
普段であれば、自分からストーブに直接触れるようなことは
ないかと思うのですが、寝ている間であれば、どんな風に
動くか、なかなか想定しにくい部分もあるかと思います。
火傷などしてしまう危険性もありますから、その点に
関しても注意が必要になります。

・喉が乾燥する可能性
ストーブをつけたまま寝ていると上記のほかにも、
空気が乾燥してしまうといった問題もあります。
石油ストーブやガスストーブは上でも書いた通り
一酸化炭素中毒の可能性などもありますから
そもそも就寝中にストーブを使うべきではありません。
が、電気ストーブの場合でも喉などが乾燥してしまう可能性があります。
冬場は特にインフルエンザなども流行する季節ですから
そのあたりの点についても注意した方が良いでしょう。

上記のようなことが起こり得るので、
寝たままストーブをつけることは
基本的におすすめできませんし、
ストーブの説明書などにも大抵の場合は、そう書かれています。
しかしながら、一部の機種や、北海道などを中心とした寒い地方では
取扱い方法に注意しながらつけっぱなしで寝るようなこともあるようです。

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寒さはどう対策すればいいの?

寝ている時にストーブをつけたまま寝てはいけない!と
なると、やはり寒いとは思います。
では、その寒さにはどう対応すれば良いのでしょうか。
その点についても解説していきたいと思います。

・先に暖めておく
就寝の際に使う部屋を寝る直前まで暖かくしておくのは
1つの方法です。
寝る前にストーブを消してしまえば、火災の心配も
火傷も、一酸化炭素中毒についても心配はなくなると思いますから、
寝るときにどうしても寒い場合に関しては
先に暖めておいて、寝始めは快適に、というやり方をするのが
良いのではないかと思います。
そのあとに関してですが布団や毛布に入ってからしばらくすると
だんだんと体温でふとんの中が暖かくなってきますから
暖めておいた部屋が寒くなるころには、布団の中は
暖かくなっているのではないかと思います。

・エアコンを使う
設置するお金がない!という場合は難しいですが、
エアコンがあるのであれば、エアコンを使いましょう。
暖房であれば、夜につけたままにしておいても、
火災になることもないですし、一酸化炭素中毒・火傷などに
ついても心配する必要はなくなります。

・暖かい格好をして
暖かい格好をして眠るのも一つの方法です。
当たり前のことですが、薄着をしていれば寒いと感じるのは
当たり前なので、ある程度分厚い服装をして寝るのが
ポイントになるかと思います。
また、掛け布団などに関しても、工夫しておくと
大分暖かくなりますから、どうしても寒い場合は
しっかりと自分の就寝する環境を
整えるようにしましょう

こんなところでしょうか。
最初は寒いですが、布団に飛び込めば、
しばらくすると体温で温まってくるはずですよ!

ストーブのほかにやってはいけないこと!

「ホットカーペット」「こたつ」「電気毛布」などの
暖房器具に関しても基本的に就寝時に利用するものではありません。
説明書には就寝時に利用しないようにと書かれているものも
多いです。

この理由としては低温やけどや、こたつなどの場合は
直接的なやけどの可能性もあります。
電気毛布などの場合は水分を必要以上に失ってしまう
可能性などもありますから、
基本的にこれらの利用は推奨されていませんし、
場合によっては危険なモノになりますから、
このあたりに関しても注意しておきましょう。

あくまでもストーブや暖房器具類は、
就寝時に使用するものではありませんから、
就寝時使用可能なもの(エアコンなど)を除いて、
夜には使わないようにすることが、1つのポイントになります。

寒いのは分かりますが、
身の危険にも関わることなので、この部分は注意しましょう!

クーラーの場合は?

夏場のクーラーの場合は、
ストーブとは違い、命に関わるようなケースは
少ないかとは思います。

ただ、あまりにも異常な低温にしておけば
分かりませんし、
そうでなくてもお腹を壊したりする原因に
なる可能性はあります。

あまりに低い温度に設定しないことも大事ですし、
お腹が冷えないように工夫することも大事になります。

まとめ

ストーブはとても便利なモノですし、
冬場の必需品ではありますが、
それをつけっぱなしにして眠ることで時に
命を脅かす存在になってしまう可能性もあります。

「そんなことないよ、いつもつけて寝てるよ」と
いう人もいると思いますが、
それは偶然今まで何もなかっただけであり、
”何か起きる可能性”というのは、常に潜んでいる
大変危険な行為になります。

寒い気持ちは分かりますが、
自分のためにもなりますから、
就寝時、ストーブはオフにすることが基本です。
事故を起こさないように気を付けましょう!

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