リフォーム時の近隣住民への挨拶は必要かどうか。詳しく解説!

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自宅をリフォームする際に
近所への挨拶は必要かどうか…

これは「必要」です。

もちろん、法律上「しなければいけない」というルールは
存在しませんので、
リフォーム前の挨拶をしなかったとしても、違法とか、
そういうことではありませんが、
リフォームの作業は、どうしても、当事者以外からすれば
「うるさい」ですし、作業車などが入ってくれば「邪魔」なものです。

そのため、挨拶もせずに、いきなり近所でリフォームが
始まったりすれば、人によっては正直、「腹が立つ」ものです。

最悪の場合、近所の関係に(普段から近所づきあいがある・ない関係なく)
亀裂が入る可能性がありますので、挨拶は済ませておきましょう。

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挨拶はどのようにすればいいの?

挨拶は、可能であれば「自ら訪問する」のがベストです。
リフォームを行う家の本人が行く、ということですね。

”近所”の話なので、直接足を運ぶこと自体は
(時間的には)簡単なことだと思います。

どうしても在宅している時間が分からなかったり、
会えない場合は、手紙などを入れておく、という方法でも良いですが、
時間が合うのであれば、直接行くのが、ベストです。

何を持っていけばいいの?

リフォームの挨拶に行く際には
「リフォーム工事の必要事項(後述)」を書いた紙を
一緒に持っていくのがベストです。
一度、口で言われただけでは、なかなか覚えられませんからね。
(業者が後日配布するなら、その旨を伝える、でも大丈夫です)

それに加えて、簡単な粗品程度で良いので、
手土産(お菓子やタオルなど)も場合によっては
用意しておくと、良いかと思います。
(※手土産については後述。必ずしも必要ではありません)

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何を伝えればいいの?

近隣住民に何を伝えれば良いのか。
工事を知らせる紙には何を書いておけば良いのか。

基本的には、下記のような事項になります。

・いつからいつまでリフォームを行うのか
・作業時間と曜日(日曜日は工事しない、など)
・リフォームの簡単な内容
・工事を担当する業者の名前、担当者名、連絡先

このあたりを記載しておきましょう。

お知らせの用紙については、業者が用意する場合もあります。
業者が用意してくれる場合は、挨拶だけで、
お知らせは後日入ると思いますので…、でも、大丈夫です。

手土産は必用なの?

手土産は、下記のような場合に持参すると、
良いかと思います。

・リフォーム期間が長い場合
・リフォームによる影響が周囲に大きいと考えられる場合

逆に、短期間で終わり、騒音なども発生しないような
簡単なリフォームの場合は、かえって手土産を持っていくと
気を使わせる可能性もあるので、
その点は注意してください。

また、リフォーム業者側が粗品などを用意しているケースも
あるため、その場合は、自分は何も持っていかなくても
構いません。
(あんまり、たくさん手土産を渡されると、
逆になんかこわい感じもしますよね)

なお、金額は500円から1000円程度のレベルで構いません。
逆に、リフォームの挨拶で5000円とか、
そんなレベルのモノを渡されると、気味が悪いです

挨拶は工事何日前ぐらいに行けばいいの?

遅くとも、1週間前ぐらいまでには
リフォームをすることは、伝えておきましょう。
ご家庭によっては「工事するなら車を移動しておくか」
みたいな家庭もありますので、
例えば前日に「明日から工事します」なんて言われると
「もっと早く言えよ」ということにも
なってしまいかねません。

遅くとも1週間前までに、
もしもリフォーム工事の具体的な日程が決まっているのであれば、
決まった直後でも構わないので、先にお知らせしておくと
良いでしょう。

日付が決まっているのであれば、早ければ早いに
越したことはありません。

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挨拶は何時ごろ・何曜日に行けばいいの?

挨拶に行く曜日は
土曜日か日曜日が良いですが、
今の時代は必ずしも土曜日・日曜日が
休みではない人も増えていますので、
平日の夜(遅すぎない時間帯)などでも
構いません。

早朝・深夜・平日の午前中などの時間は
避けるようにして、近隣住民の事情(分かる範囲内で)に
配慮して、挨拶に足を運びましょう。

先程も少し書きましたが
”どうしても時間帯が合わずに挨拶できない”
場合に関しては、リフォーム工事を知らせる手紙を
投函しておくと、良いでしょう。

業者任せじゃだめなの?

できれば、自分であいさつに行った方が良いです。
業者とあいさつが重複しても、問題はありません。

自分でも挨拶に行っておいた方が、
少なくとも、近隣住民からの評判が
挨拶に行くことで悪くなるようなことは
(失礼な態度で行けば別ですが)ないでしょうし、
行っておいて、損はありません。

近隣住民、がどのぐらいの範囲内になるかは、
立地条件によって異なりますが、
最低でも両隣や向かいの家など、
「工事の影響を大きく受ける可能性の高い場所」には
全て挨拶を済ませておくのが、望ましいです。

まとめ

リフォームすること自体は
悪いことではありません。
どんな家だって、そのうちリフォームは
必要になりますから
周囲に気遣ってリフォームを我慢する、
なんてことをする必要はありません。

しかしながら、
リフォームの作業は、近隣住民に
迷惑を掛けることは、紛れもない事実ですから、
しっかりとあいさつだけは済ませておき、
最低限の礼儀は忘れないようにしましょう。

突然、近隣住民が挨拶もなしに
リフォームを始めたら、
当然、腹が立ちますからね…。

そうなってしまわないように、挨拶だけは、しておきましょう!

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