Androidスマホの「緊急通報」って何?押すと何が起きるの?

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Androidスマホには
ロック解除の画面に「緊急通報」という
項目が存在しています。

”一度も押したことないけど、何これ?”と
いう人もいるのではないでしょうか。

実際に何ができるのか、
間違って押してしまっても大丈夫なのかどうか、
その点について解説していきます。

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緊急通報とは何か

これは、その名の通り「緊急時の通報に利用するため」の
機能になります。

基本的に、今の時代は
スマートフォンにほとんどの人がロックを
かけていると思いますので、
例えば、そのスマホの持ち主が倒れてしまった際や、
本人がパスワードを忘れてしまった際などには
「緊急時の通報」などもすることができなくなってしまいます。

そこで、そうなってしまわないように存在しているのが
「緊急通報」という機能で、
上のような本人が倒れてしまった場合や、
自分自身の体調が急激に悪くなって
”ロックを解除する余裕すらない”という状況などなど、
”緊急時に通報するための機能”になります。

そのため”普段は使う必要がない”(使わない)
機能になりますね。

緊急通報を一度も使ったことがない!という人は
「それでいい」のです。
緊急事態など、本当なら「無い」に越したことは
ありませんからね。

とは言え、
”緊急通報で何ができるのか”を覚えておくこと自体は
損ではないとは思うので、
いざという時のために覚えておくと良いかもしれません。

何ができるのか、などをここから先では
順番に解説していきます。

緊急通報で何ができるの?

”緊急通報”では、普通に色々な場所に電話したり、
スマホの機能をフル活用したりできるわけではありません。
むしろ、それができてしまったら困りますよね(笑)

あくまでも「緊急通報」ですから、
できることは「緊急時に必要な箇所への通報」になります。

具体的に言うと
「110」「119」「118」に通報できる機能です。

110はご存じの通り警察への通報で、
119は消防・救急への連絡です。

事件や急病などの場合、
緊急通報の機能で、これらに連絡することが
できるようになっています。

一方で、人によっては118という番号には
馴染みがない、という人もいると思います。

これは”海上保安庁”に連絡できる番号で、
海で事故を起こした場合などに助けを求める番号になります。
こちらに関しては利用する場面は限られているとは思いますが
仕事で、レジャーで海に行かれるような人は、
覚えておきましょう。

基本的に緊急通報で行うことができるのは、
この3つの個所への通報となります。

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緊急時情報とは?任意で登録可能

緊急通報の画面には
”緊急時情報”の表示という項目も
存在しています。

これは、事前に自分で設定しておくことが
できる部分になり、
初期状態のままだと”何も登録されていない”状態ですが
任意で下記の項目を設定しておくことができます。

名前
住所
血液型
アレルギーの有無
自分が服用している薬
緊急連絡先
健康状態の情報
臓器提供の意思確認

以上の項目を自由に設定できます。
(一部のみ設定しても良いですし、
一つも設定しなくても大丈夫です)

これを設定しておくことにより、
自分が緊急通報をする場合は意味がありませんが、
街中で自分が倒れた際に、他の人が
あなたの↑のような情報を確認したり、
急に調子が悪くなって、救急車を呼んだ後に
倒れたりした場合に、救急隊員が
緊急通報を理解していれば、そこから
情報を確認してくれるようなケースも考えられます。

”自分に緊急事態が起きた”場合以外に
使い道はあまりありませんが、
いざという時のために↑のようなことを
設定しておくのも一つの方法です。

ただし、これを設定することにより、
”設定した情報は誰でも見れる”
(ロックを解除できない人でも見ることができてしまう)に
状態になりますので、
その点に関してはよく考えた上で利用を
するようにしてください。

緊急位置情報を知らせる設定にもできる

これも事前に設定しておくことが必要ですが
”緊急通報”を行った際に、
相手に対して”緊急位置情報”を知らせる機能も付いています。

これを設定しておくことで、
緊急通報を行った際に、
相手側が、あなたのスマホの位置を特定することが
できるものになっています。

例えば急病などでなんとか連絡を入れて、
場所を伝えることができなかった場合でも、
これを設定しておけば、相手に場所は伝わる…ということになりますので、
気になるのであれば設定しておいても、損ではありません。

間違えて押しても大丈夫?

緊急通報のボタンを間違えて押した場合は
すぐに閉じれば問題はありません。

特に何かが起きたりするわけでは
ありませんので(電話さえしなければ)
その点は心配しなくても大丈夫です。

当然のことではありますが、
緊急通報はあくまでも”緊急時に”利用するものに
なりますので、
間違ってもイタズラに使ったりだとか
そういうことはしないようにしましょう。

まとめ

緊急通報は、緊急時に
警察や消防、海上保安庁に連絡するための
ものになります。

自分が急に体調を崩したり、
事件に直面したり、
近くの人が倒れた時の緊急の連絡手段にしたり、
という「緊急事態」に利用しましょう。

ただ、最初にも書きましたが
こういうものは、覚えておくことは大事ですが
”使う機会がない”のが一番良いことです。

緊急事態なんて、自分にも、周囲にも
起きて良いことなんて、何もありませんからね…。

とは言え”いざという時”これを知っておくと
素早く行動できますので、
どこかに知識として入れておくのは良いことだと思います。

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