食費を削るのは節約にならない!?デメリットや注意するべき点は?

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節約のために、出費を削ろうとすると
その候補に挙がるものの一つが「食費」に
なるかと思います。

もちろん、どうしてもどうにもならない場合や、
食費を削らないとやっていけない!という場合は
仕方がありません。

そうしないと生きていけないほどに家計が苦しい場合は
「食費」も削るしかない、というのが現実ですからね…

ですが、”食費を削る”というのは
最後の手段の一つとして考えておき、
もしも”まだ”別の手段があるのであれば
それを検討することも大切なことになります。

その理由を解説していきます。

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食費を削ることによるデメリット

食費を削る…ということには相当な覚悟が必要です。

もちろん、全員が全員、そうなるということでは
ありませんが、下記のようなことは
覚悟しておかなくてはいけません。

「健康面での問題」
「精神面での問題」

この2つが非常に大きなポイントで、
人によってはかなりのダメージを受けることになります。

もちろん、健康に意識しつつ、
かつ、”自分は食費を削っても全然ストレスにならない”というのであれば
問題はありませんが、
そうでない場合、
健康を損ない、さらにはストレスから色々な問題が起きたり…
ということになる可能性もあります。

”食費を削る”ということは相当な覚悟が必要になりますし、
↑のようなことが起きると、場合によっては
食費を削ったことによって”余計な出費”が増えることになる
可能性もあるのです。

栄養面に注意する

食費を削っても、食べるものを工夫すれば
ある程度は栄養はカバーできますが
”削りすぎてそもそも食べる量が足りていない”ケースや
”単に食費を削っただけで、栄養などは全く考えられていない”ケースの場合、
自分や家族の健康を損なってしまう可能性があります。

例えば、極端な話をすれば栄養失調などもありますが
そこまで行かなかったとしても、
病気になってしまったり、風邪をひきやすくなってしまったり、
色々な”体調不良”に見舞われる可能性があります。

風邪程度であれば自然に治る場合がほとんどですが、
例えば栄養が不足しているような場合、
風邪であっても侮ることができないぐらいに症状が
出るような可能性は十分にありますし、
それが高齢者の方などの場合は
命に関わる可能性もあります。

また、病気の引き金になってしまい、治療が必要…
などということになってしまった場合は
”食費を削ったのに”
”治療費で逆に出費が増えた”などという
本末転倒な結果になってしまう可能性があります。

食べることのできる量は減り、
健康を損ない、
しかも医療費でお金も前よりかかるようになった…。

そんなことになってしまったら、
節約どころか逆効果で、本末転倒ですよね。

そのようなことになってしまわないためにも
食費を削る場合は、注意が必要です。

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我慢できずに逆効果に至る可能性も

食費を削る、という行為で
よくあるパターンが、
結局「耐えられず」に逆効果になってしまうパターンです。

食費を削るために食事の量を減らしたはずなのに、
空腹に耐えられずついつい間食が増えてしまったりするのも
これに当てはまる事柄の一つで、こういう人は案外多く
存在します。
結果的に、日々の食事は減らせても、間食を買うことによって
結局節約になってなかったり、
体重も間食によって増えてしまったりと、
全くもって逆効果の状態になってしまうのです。

また、自分一人なら良いですが
家族がいる場合、家族が先にギブアップして、
外で派手に外食するようになったりして、
結局これも、費用が膨らむことになりかねません。

食費をもしもどうしても削るのであれば
”そういう間食の類もしない”ということが
必要になります。

集中力などが欠けて作業に影響が出る可能性

食費を削ることによって、
”空腹”の状態が増えてしまった場合、
日常生活の中での”集中力”などが欠けてくる
場合もあります。

そうなってしまうと、
たとえば仕事などの作業効率が落ちてしまい、
結果的に仕事が上手く行かなくなってしまったり、
家事などの場合でも”いつもはしないようなミス”が
増えたり、作業効率が落ちるなどして
結果的に”無駄な時間が増えてしまう”ということも
考えられます。

もちろん、学校に通っている子供もそうです。
頭の回転にも影響が出て、
勉強が捗らなくなったり、
最悪の場合は成績などにも影響が出てくる可能性もあります。

そのため
”そうなってしまうレベル”にまで食費を削減することは
おすすめできません。
食費をある程度削るにしても
”常に空腹で私生活に影響が出るレベル”のような
状況になってしまわないように、という点は
注意が必要になるでしょう。

ストレスによる悪影響が出る可能性

人間、生きていく上ではある程度の”我慢”が
必要なのは事実です。

しかしながら、人間は機械ではありませんので、
この”我慢”の度が過ぎてしまうと、ストレスが溜まってしまい、
次第に色々な部分に悪影響が出てきます。

例えば、同居している家族がいる場合、
家族同士がピリピリしたような環境になってしまったり、
外でも常にイライラしているような、
そんな”不安定な人間”になってしまう可能性もあります。

また、さらにストレスが蓄積されることによって
精神的なバランスを崩してしまったり、
精神的に病んでしまうようなことも、場合によっては
考えられます。

精神的なバランスを崩すと、
人間はあらゆる部分の体調を崩すものです。
”身体は悪くない”のに、
精神的な要因で、本当に日常生活を送ることが
困難になってしまう可能性もあります。

食費を無理に削りすぎたあまりにそうなってしまうような
ことがあると、最悪の場合、働くこともできないような
体調になってしまうこともあり得ますし、
精神的に病んでしまったことによって、
医療機関を診察することになれば、
医療費も時間もかかることになってしまいます。

そうなると当然
「お金を節約するために削った食費」の分を上回って
医療費がかかることになってしまいます。

これもまた、本末転倒な結果ですよね。

そのようなことになってしまわないためにも、
”節約しすぎ”で精神的なバランスを崩してしまわないよう、
注意する必要もあるのです。

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どこまで削るか「加減」が大切

もしもどうしても「食費」を削る場合、
”どこまで削るのか”ということは
非常に大事になります。

”加減”をうまくするということですね。

確かに”健康に影響のない範囲内で食費を削ることができる”
ご家庭はたくさん存在すると思います。

ですので「どこまで節約するか」の加減が大切です。

削りすぎず、けれども削れるところは削る、
ということですね。

やりすぎれば先ほども書いたように
色々な部分に悪影響が出る可能性がありますし、
最終的に「逆効果」になってしまう可能性があります。

食費の節約に限らず、人間は何事も”やりすぎ”てしまうと、
望んだ結果ではない方向に物事が進んでいってしまうものです。

そのようなことになってしまわないためにも
しっかりと”加減”をするようにしていきましょう。

この加減を見誤ると、大変なことになってしまいますし、
ご家庭が崩壊してしまう可能性もありますから
注意するようにしてください。

まとめ

食費を削るのは、あくまでも”最終手段”と考えた方が
良いです。
しかしながら、本当に削らないとどうにもできない、という場合も
あるとい思いますから、
その場合は「健康面」などに悪影響が出ない
”ギリギリ”の部分までにとどめておき、
”やりすぎ”の状態になってしまわないように、という点は
注意してください。

逆効果になってしまったら
”食費”を削る意味もありませんからね。

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