実家暮らしで親がいなくなったあとに孤独を感じたらどうする?

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今の時代は実家暮らしを
続けている人もいると思います。

それはそれで、個人の自由ですし、
働いているのであれば、
何も問題はありません。
(働いていない、となると将来的に生活できなくなってしまうので、
 少しずつでも何らかの行動を起こしていく必要はあるとは思いますが)

が、実家暮らしを続けている人にとって、
一つ、転機となるのが
「親がいなくなる」ことです。

人間、寿命は限られていますから
自分自身に何かあったり、
親がギネスブック級の長寿にでもならない限りは
この世から去っていくのは、当然のことながら
”順番”となります。

そのため、親が自分よりも先にいなくなる…
と、言うのが通常の”流れ”になるわけですね。

が、実家暮らしの人の中には
”親がいなくなってしまって寂しい”という状況から
抜け出せなくなってしまう人も、いるのです。

そんな場合にどうすれば良いのか、
少しでも寂しさに打ち勝つためには、
どうしていけば良いのかを、
それぞれ解説していきます。

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しばらく落ち込むのは仕方がない

親がいなくなってしまった後に
”しばらくの間落ち込む”と、いうのは
これは仕方のないことですし、
自然なことですから、
多くの人にあることです。

この点は、”普通”の反応ですから
特に気にしなくても良いですし、
通常であれば、時間がだんだんと解決してくれるはずです。

この流れであれば、特に気にする必要はありませんし、
親が亡くなった時に「平常心でいなさい」なんて
ことはありませんので、
最初は悲しみ、落ち込んだって大丈夫です。

今回のお話は、”その先”のお話で、
親がいなくなってしまった後に悲しみから立ち直れなく
なってしまった場合や、そうならないための
ポイントを解説していきます。

日常生活に支障が出始めたら危険信号

親がいなくなって、一連のお別れを済ませたあとにも
”日常生活に支障が出るぐらいに”落ち込んでしまった場合、
これは”危険信号”です。

そのままの状態を放置しておくと、
自分の生活にもさらに大きな支障が出る可能性もありますし、
自分自身が精神的に、身体的に体調を崩してしまう
可能性もあります。

そのようなことになってしまわないためにも、
”落ち込みすぎないように”注意が必要です。

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自分で一通りのことはできるようにしておく

まず、実家暮らしであっても
”いつかは親がいなくなる”ことは、
人間である以上、仕方のないことなので、
親が生きているうちに、できる限り
”一通りのこと”は、全部自分でできるようにしておく、
ということが大切になります。

家事もそうですし、
その他の支払い関係もそうですし、
いざという時に、

”自分では何もできない”状態では、
自分自身もさらに落ち込んでしまうと思いますし、
孤独感もさらに増してしまう可能性があります。

そうならないためにも、できる限り
事前に”一通りのことは(普段はやらなくても)できるようにしておく”
と、いうことが大切です。

家族以外の人間関係で気を紛らわせる

親がいなくなって落ち込んでいる場合に
気を紛らわせることが出来る方法の一つが
友人や知り合いなどがいれば、
そういった人たちと会う機会を作ることです。

人と会っていると、気もある程度紛れますし、
本当に親しい友人なのであれば
親がいなくなって辛い状況を吐き出す、というのも
一つの方法です。

実家暮らしでも友人や親しい会社の同僚などが
いるのであれば、
話をする機会などを作ったりすると、
孤独感もある程度は紛れると思います。

ただ、そこまで親しい人がいない、という場合や、
どんな場合でも人間関係は煩わしい!(人付き合いが好きではない)と、
言う場合に関しては別の方法を使っていく必要があります。

何か集中できるものを見つける

”寂しい”という気持ちは
何もしていない状況だと、
特に強くなりがちです。

そのため、親が亡くなって孤独を感じやすい状況下で
”何もやることがない時間”が増えてしまうのは
孤独や寂しさにもつながるため、危険です。

それを防ぐためには
”何か集中できるものを見つける”ということになります。

気持ちが落ち着くまでの間、しばらくは「仕事」に
集中するのも良いですし、
「趣味」があるのであれば、それに没頭するのも
悪いことではありません。

「仕事」は嫌いで「趣味」もない、という場合に関しては
何か自分がのめり込むことができるような
”趣味”を見つけていくことを優先すると良いでしょう。

世の中には色々な娯楽が溢れていますから
その中から”自分が楽しめそうな趣味”を探せば
きっと何かが見つかるはずです。

何もやることがなく、漠然とした時間を過ごすと、
孤独を感じやすくなってしまうので、
とにかく仕事に趣味に”スケジュールを埋め尽くしてしまうぐらいの”
感じで時間を使っていくと良いと思います。

もちろん、仕事のし過ぎで自分が倒れたりしてしまっては
本末転倒ですから、そこまでにはならないよう、注意は必要ですが
上手く加減をしつつ、自分のスケジュールを”埋めて”いきましょう。

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ペットを飼育するのも一つの方法

ペットの飼育も一つの方法です。

単純に一人暮らしで孤独を感じた時などもそうですが、
ペットを飼育することによって
”かなり”孤独感は薄れます。

特に犬や猫など、大型のペットの場合は
本当に家族の一員のように感じるようなぐらいに
愛着も湧くと思いますし、
ハムスターや昆虫類、金魚などであっても
愛着は沸くと思います。

そのため、親がいなくなってしまい、
孤独を感じるのであれば
”ペットの購入”も視野に入れて
検討してみることをおすすめします。

もちろん、ペットはロボットではなく
生き物ですから、飼育を始めた以上は
途中で放り出したりなどはしてはいけませんが、
ちゃんと飼育できるのであれば、
孤独感に対する対応としては
かなり効果的になりますので、
前向きに考えてみると良いと思います。

ただし
”ペット禁止のアパートなどに住んでいる場合”や
”犬などの場合は騒音トラブルの可能性があること”
”自分に世話できない範囲の動物は飼わないようにすること”
などには注意してください。

また、アレルギーなどがある場合、
自分の体質でも大丈夫なのかどうか、
ということを事前に確認することも
大事なことの一つになります。

どうしても立ち直ることが出来ない場合は…

他のどの方法でも、どうしても立ち直ることが出来ず、
時間が解決してくれそうにもない…と、いう場合は
どうすれば良いのか。

そのまま放置しておくと、
自分自身の精神的な部分も持たないでしょうし、
日常生活にも大きな支障が出てしまいます。

余程親との仲が悪かったのでなければ
親も、あなたがそのような状況に
陥ってしまうことは、当然望んでいないでしょう。

そんな場合に関しては
無理をしすぎずに、早い段階で
専門家(カウンセラーや心療内科など)に
相談してみることです。

”親がいなくなって立ち直れない”ということは
別に恥ずかしいことではありません。

そのまま無理に我慢して、
日常生活が破綻してしまう方が
よっぽどきついことだと思いますから
そうなってしまわないように、
”自分の力だけでは無理だ!”と感じた場合は、
早い段階で専門家の力を借りることを、
おすすめします。

まとめ

親がいなくなってしまって
寂しくなったり、孤独を感じたりすることは
誰にでもあることです。

ですが、そこからずっと立ち直れない、という状況は
やはり”良い状況”とは言えないので、
しっかりと立ち直れるように、自分自身でも
色々と工夫をしたり、対策をしたり
していきましょう。

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