お店などのポイントカードの中には
”作ったけれど使わなくなってしまった”と、
いうものも存在すると思います。
財布に入れられるカードの枚数も有限ですし、
使わなくなったにも関わらず、ずっと残しておくと
当然のことながら、邪魔になってしまいますよね。
では、そんな”使わなくなったポイントカード”は
どのように処分すれば良いのか、
この点について解説していきます。
処分する前に考えること
使わなくなったポイントカードを処分する前には
”本当にもう必要ないのか”ということは
よく考えるようにしてください。
と、言うのもポイントカードを処分してしまった場合、
”それまで貯まっていたポイント”は当然無効になってしまいますので
仮に1000ポイント、1万ポイントと、たくさんのポイントが
貯まっていたような場合でも、処分してしまえば最後、
0ポイントとなります。
場合によっては、ポイントの復活のようなことができるお店なども
あるかもしれませんが、
（紛失時の対応と同じような形で）
基本的にはポイントカード自体を捨ててしまった場合は、
そのポイントは無効になる、ということは
認識しておく必要があります。
そのため、ポイントカードを処分する場合に関しては
”本当に必要ないかどうか”をよく考えてから
処分するようにしてください。
他人への譲渡は基本的にNG
ポイントカードがいらなくなったからと言って、
基本的に”他人への譲渡”はNGです。
多くの場合、ポイントカードを作る際に
名前などの情報は登録しているか、記入していると思いますし、
名前がどこかに結びついていることが多いです。
そういったものを他人に譲渡してしまうと、
知り合いであっても、後々何らかのトラブルに
なったりする可能性も否定はできませんので、
いらなくなったポイントカードであっても
”他人に譲渡する”というのは、できれば控えておいた方が
確実です。
あげたポイントを使うことができたとしても、
その後、（あなたからポイントカードを貰った人が）
ポイントカードを使っていて”名義が違うから利用停止”⇒”ポイントが全て消滅”
みたいなことにもなりかねないので、
あげる側にとっても、もらう側にとっても
不幸な結果になる可能性は十分に考えられます。
ですので、ポイントカードに関しては
他人にあげる、ということは控えた方が良いですね。
個人経営のお店の、名前が管理されていないような
スタンプカード的なものであっても、
やはり”他人への譲渡”は控えた方が良いです。
（個人経営のお店の場合、結構店主の方が
お客さんのことを覚えているので
「あれ？何でスタンプカード貯まってるの？」
みたいなことになってしまう可能性があるのです）
処分する際にはしっかり処理をすること
ポイントカードを処分する際には
そのままゴミ箱に放り投げたりするのではなく、
しっかりと処理をして処分するようにしましょう。
ポイントカードに個人情報などが登録されている場合、
そのまま捨てることで、個人情報が流出してしまう
リスクは当然ありますし、
登録されていなかった場合でも、勝手に使われるなどの
リスクはあります。
そのため、必要ではなくなったポイントカードを
処分する際には
しっかりと処理を行ってから処分することが
重要な点の一つになります。
ポイントカードが”紙”の場合に関しては
”シュレッダー”、あるいはシュレッダーがなければ
ハサミなどで細かく切り刻んで処分すると良いですし、
カード形式の場合でも、ハサミ（100円などのものでは厳しい場合も）で
細かく切り刻んで処分すれば、
悪用される心配は低くなります。
カードの場合（分厚さにもよりますが）
無理にシュレッダーに入れようとすると、
シュレッダーが故障してしまいますので、
そのようなことにならないように注意しつつ、
分厚い場合はハサミなどを使って処分してください。
特に”名前などが記載されている部分”
”ポイントカードに読み取り部分がある場合はその部分”
”カード番号などが記載されている部分”に関しては
重点的に切っておくと、
悪用されたりするリスクを減らすことができます。
ポイントカードなので、神経質になりすぎる必要はありませんが
個人情報などが紐づいている場合、そのまま捨ててしまうのは
無警戒すぎるので、そのあたりの点については
注意しておいた方が良いかと思います。
何か手続きは必要？
クレジットカードなどの処分だとか
そういったお話ではないので、
ポイントカードの処分ぐらいであれば
特に何も必要はないかと思います。
もちろん、自分でどうしても気になってしまう場合は
ポイントカードの解約（できるものの場合）を
行っても良いですが
”お店のポイントカード”とか、そのぐらいのレベルのものの場合は
解約とかそういったこともない場合が多いので
その場合は”特に何もしなくても良い”というのが答えになります。
ポイントカードを処分する場合は、
”一応細かく刻んで処分する”ぐらいで、十分かと思います。
まとめ
いらなくなったポイントカードは
個人情報や、カード自体の悪用などを
防ぐために、念のため細かく刻んで処分するように
しておくと、確実であるかと思います。
ポイントなどが残っている場合は
先に使ってから（可能であれば）処分するようにするのが一番ですが
他人にポイントをあげてしまうと
場合によってはトラブルの原因になる可能性もありますので
それは避けるようにし、
いらない場合は誰かにあげたりせず、処分するようにしてください。
