ＮＨＫと契約していない場合、
ＮＨＫとの契約を迫る訪問や、
集金人が自宅にやってくることがあります。
ですが、これには注意する必要があります。
もちろん、実際にテレビでＮＨＫを見ているのであれば
契約しないのはＮＧですが、
実際に見ていなかったり、
そもそもその集金人がホンモノかどうか、分からなかったりと
注意するべき部分もあるのです。
偽物が居るのも事実ですから、
しっかりと注意点を覚え、対策しておかなくてはなりません。
また、見ていない場合、契約したくない場合の撃退方法も
含めてご紹介していきます。
撃退・対策マニュアル
では、ＮＨＫの訪問員への対策を
まとめていきたいと思います。
まず、前提として放送法というものがあり、
テレビや、ワンセグ受信端末などを持っている場合は
ＮＨＫと契約する義務が生じます。
これは、見たくない人にとってはザンネンながら
法律で決まってしまっていることです。
そのため、テレビを持っている時点で、
ＮＨＫと契約しなかったり、
契約しても支払を拒んでいる場合は
”裁判沙汰”になる可能性も０ではありません
（可能性は限りなく低いのですが
０ではなく、実際に裁判沙汰になって負けているケースも
見受けられます）
ですので、テレビなどを持っている場合に
撃退する際は自己責任、ということになります。
なお、”本当はＮＨＫを見ているのに支払わない”というのは
単純にお話にならない行為ですから、
ちゃんと契約して支払うようにしましょう。
（ただ、訪問員は偽物の可能性（後述）もあるので、
その点は注意しましょう）
目安として、
実際にＮＨＫを見ているけど支払わない・契約しない
＝これは論外です。見ているならちゃんと支払いましょう。
当然、裁判沙汰になる可能性は高くなります
（１００人に一人程度の確率、だとか言われます）
見ていないけど、テレビやワンセグ受信機器は持っている
＝契約しなくてはならないことになっていますが
契約を拒否し続けた場合も、裁判沙汰になる確率は
何十万人に一人程度の可能性と言われています
ほぼ、何も起こらないと言うことになりますが可能性は０ではありません
見ていないケド、契約してしまった場合で支払っていない
＝これは、裁判沙汰になる可能性が高まります。
契約はしてしまっている以上、料金を支払わないのは「違反」ですからね…
テレビを持っていないし、ワンセグ受信機器もない
＝契約する必要はありません。法律上も一切問題ないので
堂々と撃退して下さい。
これを踏まえた上で、あとはどうするかは
個人の考え方次第になります
では、撃退方法とポイントを見ていきましょう
居留守を使う
居留守を使うのも一つの方法です。
居留守を使われた訪問員は、諦めて帰るしかありません。
ただ、これは”その場しのぎ”の方法であり、
根本的な解決方法にはなりません。
職員はまたやってくるでしょうし、いずれ居留守を
疑われるようになります。
なので、とりあえず今は話をしたくない！という場合は
居留守を使うのも良いですが、
一時的な対策方法にしかなりません
偽物の可能性も考慮して、断る
ＮＨＫの職員、委託業者が尋ねてきた…とは言え、
それがホンモノかどうかは分からないわけです。
実際に、暴言を吐くようなホンモノかどうか
怪しい職員もいるようですし、実際に偽物も
いるのが事実です。
そのため、実際に契約をするつもりでも、
突然やってきた”得体のしれないＮＨＫ”に関しては
とりあえずお断りしてしまった方が良いです。
撃退目的でも、そうでなくても
急にやってきた人を信じるなんて
今の時代ではやってはいけないことです。
これはＮＨＫがどうこうではなくて、
何に対しても言えることですが、まず疑うこと。
とても大事なことになります。
「直接電話をして契約します」とお断りすることもできますし
会社名などを訪ねて、名乗らなかったり
よく分からない会社名を言うようであれば
そもそもホンモノかどうかも分からないわけですから、
これに関してもお断りするのがベストであるかと思います。
実際にＮＨＫとの契約をしようと思っているのであれば
そのあとに直接ＮＨＫに問い合わせをすれば
良いだけのお話ですし、
わざわざ得体のしれない人間を通して契約したりお金を
支払ったりする必要はありません。
撃退目的の場合は、訪問者が帰ったら
それで、あとはスルーで問題ありません。
トラブルになった場合は通報
訪問してきた人間とトラブルになってしまった場合は
即座に通報するようにしてください。
契約していても、していなくても、これは
同じことです。
例えば、帰ってくださいと言っているのにずっと
玄関先に居座っている場合に関しては
これは法律的に問題のある行為（不退去罪）となります。
警察に通報する旨を伝えて
（ふつうであればこの時点で帰ります）
帰らなければ通報し、対応してもらいましょう。
また、あまりにも酷い暴言、暴力、自宅内に勝手に
入ってくるなどの行為があった場合、
これはＮＨＫであろうと、なんであろうと許されることでは
ありませんので、通報してしまって問題ありません。
これに関して言えば、仮にあなたが本当は見ているのに
支払っていない（この行為自体は問題ありです）場合でも、
相手が悪いことをした場合、ためらわずに通報
することが大切になります
持っていない撃退
テレビやワンセグ受信機器を持っていません、と言えば
家の中に入ることができない訪問者は、そのまま
帰らざるを得ません。
もちろん、玄関から見えている場合や
ワンセグ受信のできるスマホなどを手にしている場合は
論外ですが、見えないのであれば
ひとまずそれで撃退はできるはずです。
また、本当に持っていないのであれば、
堂々とそう伝えて下さい。
本当に何も持っていなければ、そもそもＮＨＫとの
契約義務もありませんから
契約させられる方がおかしいのです。
毅然とした態度でお断りして問題ありません。
相手も人間であることは忘れないように
撃退方法！などと強引なことが書かれている
ところもありますが、あまり過激な撃退方法は
しないことをおすすめします。
撃退するだけの目的であれば、上記のような対応でも
撃退できますし、あまりに酷ければ防犯カメラや
音声録音（ボイスレコーダー）などを利用すれば、
相手も意気消沈するはずです。
あまりに強引な手を使うと
「ＮＨＫ職員」としてではなく「個人」として恨みを
買ってしまい、嫌がらせをされたりする可能性も０ではありません。
相手も人間ですから、その点は注意が必要ですし、
おかしな人間はどこにでもいます。
その点は、忘れないように、注意をしておいた方が良いでしょう。
あまりに過激な撃退方法は、使わない方が
良いかと思います。
相手はあなたの住所を知っているわけですから、
それがどんなに怖い事かは分かるはずです。
当然、ＮＨＫとして何かしてくることはないとは思いますが
その職員が、仕事外で、「あの野郎の態度は…」となってしまって
個人で嫌がらせしてくる可能性は０ではありませんから、
”やりすぎ”には注意です。
まとめ
ＮＨＫとの契約は色々複雑な面も多いです。
スクランブルかけたり、ＮＨＫを完全に受信できないテレビを
開発したりと、そういった放送局としての努力をして、
見る人が気持ちよく見れるようにすることは今後、必要になってくると思いますが
そういう動きはありません。
上でも述べたとおり、「本当に持っていない」というケースを除けば
撃退することにはリスクが伴います。
「これで撃退できる！」とだけ叫んでいるところもありますが、
仮に裁判になってしまった場合、サイトは助けてくれません。
ですので、先に「裁判沙汰になる可能性は０ではない」ということは
ここではっきりと伝えておきます。
撃退法を教えるだけでなく、現実もお伝えしておかなければなりません
確率としては、かなり低いです。
個人ひとりひとりを相手に裁判なんて起こしていたら
時間も人員も足りませんから現実的に不可能です。
ただ、”運悪く”当たってしまうこともあるのです
宝くじが当たる人もいれば
ＮＨＫの裁判に当たる人もいる、ということです。
ですので、撃退をする際には
”そういう可能性もある”ということは視野に
入れておかなくてはいけません。
一番良いのはＮＨＫ側はスクランブルや視聴できないテレビを
用意することなのだとは思いますが…。
