非モテは自己責任とは限らない。その理由と現実を徹底解説!

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「非モテ」とは、
単純にモテない人を示す言葉です。

モテないので、恋人がいない、
モテないので、結婚できない…
そんな感じですね。

人間が非モテと呼ばれる状態になる条件は
色々と存在します。
もちろん、単純に「本人に問題がある」場合もあれば
「生まれ持った容姿が原因でどうにもならない」場合もありますし、
「病気などが原因」の場合もあります。

が、そんな”非モテ”と呼ばれる状態に対して
”自己責任”みたいなことを言う人もいます。

非モテは本当に自己責任なのか、
悪いことなのかどうか、
その点について、詳しく解説していきます。

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「非モテ」は悪いことなの?

まず、最初にお話しておくと
「非モテ」と呼ばれる状態は
別に悪いことではありません。
何も犯罪を犯しているわけではありませんし
モテる、モテない、ということに関しては
あくまでも”人生の要素”の一つでしかなく、
他にも大事なコトはたくさんあります。

恋愛が全てではありませんし、
恋人が全てでもありません。

モテない、ということは決して悪いことでは
ありませんし、
そこは、悲観する必要はありません。
それで、人間の優劣が決まるようなことも、ありません。

例えばモテモテで結婚もしているような人にだって
どうしようもない人はたくさんいるわけですし、
逆に、一度もモテた経験がなくても、
一生懸命働いて、趣味などが充実している人だって
たくさんいるわけです。

ですので、あくまでも「モテる」という要素に
関しては苦手だった、というだけのことですね。

スポーツが得意・苦手
ゲームが得意・苦手
勉強が得意・苦手。

そういったことと同じで、
モテることが得意・苦手。

それだけのことです。

ですので、理由にもよりますが、
”自分の性格が悪すぎる”だとか、
”悪いことをしていてモテない”とか
そういうことでなければ
何も気にする必要はありません。

非モテは自己責任なの?

これは「そうとは言えない」というのが
答えになりますね。

ネット上などでは時折
「非モテは自己責任だ」みたいな人もいますが、
それは「相手の立場を想像できていない意見」です。

私も”どうすることもできない”人を
見てきましたが
本人の努力などでどうにかなる問題ではない、
という人もたくさんいるわけです。

ですので、非モテは自己責任とは限らない、
というのが現実です。

自分が「そうではないから」と、
それが当たり前の考えになってしまう、ということは
他の物事においても、あまり良いことではありませんので
「非モテ=自己責任」という間違った考えを
思っているのであれば、
その考えは捨てたほうが良いでしょう。

自己責任の場合もあれば、
そうでない場合もある。

これが、現実ですね。

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自己責任のケースとは?

まず”自己責任”な非モテには
どのようなケースが考えられるでしょうか。
それを見ていきましょう。

・性格の問題
性格が悪すぎてモテない。
これは、どうすることもできない部分ではなく、
性格は変えることができます。
もちろん、努力は必要ですが「不可能」ではありませんし
性格の部分でモテない場合は、これは自己責任と言ってよいでしょう。

・身だしなみ
容姿の話ではなく「それ以前」の部分の問題です。
例えば、お風呂に入っていない、だとか、
髪の毛がふけまみれ、とか、体臭(病気の場合などを除く)を
そのまま放置している、だとか
そういう「改善しようと思えばある程度改善できる部分を放置」
している場合は、自己責任でしょう。
顔は変えられません。体質上の問題も変えられません。
ただ、上のようなことであれば、変えようと思えば
変えることはできるはずです。

・素行の問題
素行不良でモテない。これは自己責任です。
罪を犯している、悪いことばかりしている、
浮気ばかりしている…
こんなんじゃ、非モテになっても仕方がありません。

・行動を起こさない
「恋人がほしい」と、言いつつも何も行動を起こさないのであれば
基本的に「非モテ」のままです。
何もせず、相手から寄って来るような人は、本当にごく一部なので、
「何も行動を起こさず」「恋人がいない」と嘆いているのは
努力不足、と言えます。
↓のような要素(自己責任以外の部分)があって行動を起こせない、
というなら、また別問題ですが、
特にそうでもないのに「恋人がいないーでも何もしないー何で非モテなんだ?」
は、ただの努力不足と言えます。
(別に恋人がいらないなら、努力する必要もないのですが…)

↑のような部分に関しては、これは完全に
”自己責任”に当てはまる部分ですし、
そもそも「モテるモテない以外の部分」にも
影響が出かねない事柄ですから、
注意したいところですね。

自己責任ではないケースとは?

先ほども書いた通り「非モテ」は自己責任ばかりとは
限りません。
「どうすることもできない部分」というのも
世の中にはあるわけです。

・容姿の問題
顔、体型、声…こればっかりは本当にどうにもできません。
身だしなみを整えろ、とかおしゃれを、とか、言う人もいますが
それは「容姿に悩んだことのない人」の戯言です。
世の中には、本当に容姿に悩んでいる人もいますし
容姿だけで、そもそも恋愛市場(?)からはじきだされる人もいます。
どんなに努力しても、です。
容姿を理由にした「非モテ」は、決して自己責任とは言えません。
本当に、凄まじいほどに悩んでいる人や、容姿に恵まれない人も
世の中にはたくさんいるのです。

・体質や病気の問題
体質や病気などから「非モテ」になってしまっている
場合も、これは自己責任ではなく、どうにもできない部分です。
私も(モテ云々はさておき)、皮膚関係の病気持ちですが
なりたくてそうなったわけではありません。
そもそも私は恋愛をしようという意欲が(少なくとも今は)全くないので
良いのですが、もししようとしても、これは大きなハンデと
なるでしょうし非モテになるでしょう。
他の部分でカバーするにも、体質や病気によっては
難しいケースもあり、これは自己責任とは言えません

・家庭の問題
親がどうしようもない親で…などのパターン。
「縁を切れ」みたいな人もいますが、
それも、現実的にはそう簡単なことではありません。
これも、やはりどうにもならない部分になるでしょう。

”お金”に関しては
自己責任(単純に働けるのに働かない)の場合もあれば
自己責任ではない(家族が借金、会社がブラックすぎる)の場合もあり
これも一概に自己責任とは言い切れないのが実情です。

本人の努力ではどうにもならない場合もある

「努力すれば非モテは解消できる」
これは、
”本当の非モテ”の状況を想像できない人が
言う言葉です。

「努力すれば、どうにかなる」という立場にいるからこそ、
言える言葉ですね。

世の中は努力すれば報われる、というほど
綺麗な世界ではありませんし
厳しいようですが「一生非モテから抜け出せない」人も
(自己責任ではないのに)いるわけです。

努力すればどうにかなる。
そんなことはなく、
どうにかなる人もいれば、
どうにもならない人も、いるのです。

まとめ

”非モテ”は自己責任とは限りません。

”自分が努力してモテるようになった”
という人もいるのは現実ですが、
”どんなに努力してもどうすることもできない”
という人が世の中にはたくさん存在するのもまた事実です。

加えて、”運”の要素もモテる、モテないには
関わって来るものになりますから、
自己責任ではない人も、当然いるわけですね。

非モテは決して悪いことではありませんし、
(すべてが)自己責任でもない、
そのことは、忘れないようにしておきましょう。

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