インディーゲームとは?普通のゲームとの違いは?

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「インディーゲーム」
(「インディーズゲーム」と呼ぶことも)という言葉を
最近では度々聞くようになったと思います。

「インディー」って何?
普通のゲームとは何が違うの?
と、思う人もいるのではないでしょうか。

こちらでは、インディーゲームとはどのようなゲームなのか、
普通のゲームとは何が違うのか、などについて
それぞれ解説していきたいと思います。

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どんなゲームのこと?

インディーゲームとは
個人、小規模な会社、同人サークルなどによって
開発されたゲームのことを示します。

比較的、通常のゲームよりも
小規模な環境・人員によって開発されている
作品のことですね。

日本国内では
「インディーズゲーム」などと呼ばれることもあり、
主にダウンロード販売を中心に
PCやスマホ、家庭用ゲーム機向けに
それぞれ配信されています。

明確な基準はない

「インディーゲーム」という言葉は
法律で明確に決まっているようなものではなく、
「こういう条件を満たしているとインディーゲーム」とか
そういう基準があるわけではありません。

開発者の自称だったり、
ユーザーからそう呼ばれたり、
インディゲームと呼ばれる基準については
あいまいで、はっきりとした決まりは存在しません。

開発側や遊ぶ側が
「これはインディーゲームだ」と思えば
インディゲーム、ということです。

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開発人数は小規模

インディーゲームと呼ばれるゲームは
小規模体制での開発がほとんどです。
大手のメーカーが作るゲームのように
何百人と携わる…というような感じの
ゲームは、基本的にインディーゲームと
呼ばれることはありません。

一般的にインディーゲームは

・個人による開発(一人で完成させたようなゲームもあります)
・同人サークルや、個人+知り合いでの開発
・小規模な開発会社などによる開発

と、なっています。

人数的には数名~多くて数十人程度、というケースも
多いですね。
予算に関しても、大手のゲームメーカーのように
莫大な開発費をかけて、などということは
できませんので、予算的にもやはり、小規模となります。

開発費は、個人が出しているケースや
クラウドファンディングなどによるもの、
小規模な会社であれば会社として出しているもの、などなど
色々ですが、大手よりも厳しい懐事情であることには
変わりはありません。

ゲームの内容はどんな感じ?

インディーゲームの内容は、
ボリュームとしては、インディーではないゲームに
劣ることが多い傾向にはあります。
グラフィックなどの技術面に関しても
やはり、大手に比べると…な感じのゲームが
多いのもまた事実です。

しかしながら、その内容は
大手のゲームでは絶対にできないような
独創的なものであったりと
「自由」であるが故に、
色々と幅広い作品を楽しむことができます。

どうしても大企業となってしまうと
企画の段階で「NG」になってしまったりして
王道的な作品しか作れなくなってしまうことも多いですが、
個人や小規模な会社では、ある意味で柔軟に動くことができるので
大手では作ることのできないような
斬新なゲームも、ゴロゴロと転がっているのが事実です。

また、面白いか、つまらないか、については
これはゲームによります。
インディーゲームでないゲームでも
「つまらない」ものは多く存在しますし
逆にインディーゲームにも「楽しい」ものは
存在しています。

さらに言えば、楽しいかどうかは
個人の感じ方次第でもありますので、
なかなかここを断言することはできません。

インディーゲームに関しては
私も色々遊んでみましたが
十分面白いものも沢山あります。

ダウンロード販売が中心

インディーゲームはダウンロード販売が中心です。

小規模なゲームが多く、
価格帯も数百円程度の作品もあるため
なかなかパッケージ版が発売されることはありません。

また、販売ルートなどに関しても
大手のように自分たちで全てが出来るような
環境が整っていない場合が
ほとんどなので、
インディーゲーム、と呼ばれるようなゲームは
パッケージ販売が主流の
家庭用ゲーム機においても、
やはり、ほとんどがダウンロード専売になっています。

が、家庭用ゲーム機では一部、
他の会社から発売される形で、
インディーゲームがパッケージ版になって
登場することも、稀にあります。

そのため、
全てがダウンロード専売、というわけではありませんが
パッケージ版まで出ているものは
わずか、ということになります

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フリーゲームや同人ゲームとの違いは?

このあたりは、明確に基準が決まっているわけではなく、
なんとなく感覚的分けられている…
レベルになります。

フリーゲームは「無料」のゲームですから
ちょっと意味合いは異なりますが、
同人ゲームに関しては無料・有料どちらも含まれるため
何とも言えません。

インディーゲームのほうが
より「商業的な意味合いが強い」ぐらいの
イメージですね。

ただ、具体的に基準が設けられているわけでは
ありません。

まとめ

インディーゲームは規模では
大手のゲームにはかないませんが、
開発環境の自由度が高く、
縛られる部分が少ないため
(採算も度外視しようと思えばできます)、
大手の企業から発売されるようなゲームでは
ありえないような内容が
ゲームになるようなこともあります。

そういった意味では、規模は小さくとも
ゲームとしてとても面白いものもありますので、
ゲームが好きな人は色々と
注目してみると、
思わぬ隠れた名作に出会えるかもしれません。

なお、インディーズゲームと呼ばれることもありますが
これは、どっちでも大丈夫なので
あまり気にする必要はありません。

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