上司から好意を抱かれたり告白されてしまったらどうすればいいの?

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会社勤めだったり、アルバイトやパートとして働いていると、
どんな職業でも、たいていの場合は「上司」が居るかと思います。

本来、上司と部下は、
上司と部下の関係であり、それ以上でもそれ以下でもないのですが、
時々、勘違いしてしまう上司も居ます。

上司と部下と言う立場を越えて、
好意を抱いたり、最悪の場合は「告白」してくる人までいる、
ということですね。

もしも上司からそういう好意を抱かれてしまった場合、
どのように対処すれば良いのかをまとめていきたいと思います。

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厄介な好意!どう対処すれば?

上司から好意を抱かれてしまう、というのは
非常に厄介なことです。
拒めば、嫌がらせなどを受ける可能性もありますし、
かと言って、受け入れるのもいろいろなリスクがあります。
もちろん、好きでもない人の好意を受け入れる必要なんて
ありませんし、それを拒む権利もあります。
が、対応を間違えると、予期せぬトラブルに巻き込まれてしまったり
面倒くさいことになってしまう可能性もありますから、
ポイントを押さえておき、しっかりと対処したいものですね。

それでは、上司から好意を抱かれてしまった場合の
対処方法と注意点をまとめていきたいと思います。

中途半端な対応はNG

まず、中途半端な対応は絶対にしてはいけない、
ということが大切になります。
告白された場合でも、明確な好意を示された場合でも
はっきりとNoを伝えるようにして下さい。
嫌われるリスクはありますが、それ以上に、
中途半端な対応をすることは危険な方向に
物事が流れていく可能性があるため、
きっちりとNoを伝える必要があります。

相手が上司だからと有耶無耶な対応をしていると、
後から「相手も乗り気だった」だとか「急に態度を変えやがって」だとか
逆恨みを喰らう原因にもなるのです。
そのため、とにかくまずは、相手に対して「No」の意思を
伝えることが大切になります。
はっきりとしない態度は「その場しのぎ」にすぎず、
後々大問題に発展してしまう可能性も否定はできません。

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プライベートな接点は持たないようにする

プライベートな接点はなるべく持たないようにしましょう。
特に、上司と部下がプライベートな接点を持っている、
ということは非常に危険なことですし、回避するべきことでもあります。
業務連絡以外のやりとりやなどは避けるべきですし、
もしも上司から食事に誘われたりだとか、休日に遊びに
誘われた場合に関しては、必ずNoを突きつける、
ということが大切になります。

1対1で何かをしにいく、ということは
それが食事であっても、遊びに行くであっても、
会社の話し合いであっても、相手に勘違いの口実を
与えることになります。
特に異性同士の場合は注意しなくてはいけません。

遊びに行く、というのは明らかに会社の上司部下の関係を
飛び越えていますから断るのも比較的簡単だとは思いますが、
食事や、会社の相談だとなかなか断りにくい部分も
あるかと思います。
はっきりとNoを伝えるのは難しい場合でも、
誰かを交えて1対1にならないような状況を作り出すなどの
工夫が必要になってくると思います。
とにかく、相手に勘違いさせないように努力することは
大切になりますし、それが自分の身を守る、ということにも
繋がってきます。

2人だけにならないようにする

これは”告白される”などして、身の危険を感じる場合限定ですが、
もしも告白されたり、明確な好意が相手から感じられる場合は
1対1になることはなるべく避けるべきです。
相手は上司である前に、人間でもあります。
人間は過ちを犯す生き物ですから、正直に言ってしまえば、
何をしてくるか分からない、ということです。
そのため、1対1になることは極力避けるように
することが、自分の身の安全を守るためのポイントにもなります。

どうしても不可能な場合を除き、
出来る限り2人だけの空間にならないようにすることも
重要なポイントになります。

しつこい場合は上司に相談する

もしも、相手からの好意や告白がしつこい場合や、
それを拒んだ場合に、不当な扱いを受けた場合は
その上司のさらに上の上司に相談するようにしましょう。

ただし、注意したいのが、上司も、”上司”と呼べるぐらいの
立場に居るわけですから、ある程度の”悪知恵”を身に着けて
いるでしょうから、そのまま何も考えずに
上の上司に報告しても、上手くごまかされてしまう可能性があります。
そのため、相談する際には”決定的な証拠”を持っていくようにして下さい。
そうでなければ、上手くごまかされるどころか、逆に自分が
悪者にされてしまう可能性だってあるわけです。
それは避けるためにも、しっかりと証拠を持っていくようにしましょう。

その後の対応は上の上司に任せるしかありません。
その上司次第で、対応は左右されると思います。
何らかの対応をしてくれると願いたいところですが、
何も動いてくれない可能性も0ではありません。
また、あなたに好意を抱く上司からの報復じみた行動にも
念のため、注意しておく必要があるかと思います。

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リスクを理解する

上司から好意を示されたり、告白されて、必ずしも
自分が嫌だと感じる場合ばかりではないと思います。
人によっては、上司からの好意や告白を嬉しいものと
思う人も居るでしょう。

ですが、それは危険なことであり、
できれば避けるべきことである、というリスクは
しっかりと理解しておかなくてはなりません。

理由の一つは「会社上の問題」
社内恋愛に関しては、会社によって反応が違います。
OKなところもあれば、禁止なところもあるでしょう。
もしも、禁止の会社、あるいはあまり会社側が良い反応をしない会社で
恋愛関係を作ってしまうと、後々大変なことになってしまう可能性もあります。
場合によってはどちらかが異動させられたり、とそういうこともあるでしょう。

もう一つが「相手の問題」
上司と恋愛関係になるということは非常にリスクが高く、
もしも喧嘩したり、別れたりした場合、会社内でその上司から
嫌がらせのような行為を受けてしまう可能性があります。
そうなってしまうと、最悪の場合は会社に居られなくなってしまう、
というリスクもしっかりと考えておかなくてはなりません。
最初は仲が良かったとしても、何らかの原因で
仲が悪くなる可能性は充分に考えられます。
そういうリスクについても、しっかりと考えましょう。

最後に周囲からの目線。
上司と恋愛関係になっていることを祝福してくれる人も
居るかもしれませんが、鬱陶しく思う人も居るのは事実でしょう。
そのあたりについても、しっかりと考えおきましょう。

最悪の場合は警察に

会社に相談しても改善されず、上司の好意が
エスカレートするような場合は、ザンネンながら
警察に通報するしか道は残っていません。
我慢していると、さらにエスカレートしてしまい、
事件沙汰になる可能性も否定はできません。
警察が動いてくれるかどうかは分かりませんが、
身の危険を感じた場合には、警察に通報しておく必要が
あるかと思います。

本当に身の危険を感じる場合は、
会社を辞めてしまう方法もありますが、
それはなるべく回避したいことだと思いますから
色々な手段で解決を図るようにしましょう。

対応はお早めに

上司からの好意は、放置しておくと
やがて大変な結末を迎えることになってしまう
可能性も十分にあります。

”曖昧な反応をしない”ということは
上にも書きましたが
もしも、上司からの好意が”ホンモノ”であると
確信した場合は、早めに対処するべきです。

生半端な対応をしたり、放置をしておくと
どんどんエスカレートしていくものですから
そのあたりはよく注意しておきましょう。

まとめ

上司から好意を抱かれたり、告白されてしまうことは
純粋に働いているだけの身にとって、とても面倒なことであると
思いますし、できればトラブルにしたくない、
という気持ちも分かります。

ですが、かと言って曖昧な態度をとっていると、
後々大きなトラブルに繋がってしまう可能性もあるため、
注意することが必要になります。

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