安くなるゲームソフトの特徴は?早い段階で値下がりする理由とは?

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ゲームソフトの中には
早い段階で値下げが始まり、
発売から半年も経たないうちに、中古だと1000円以下!みたいな
ソフトも稀にありますし、
場合によっては新品のソフトも発売して数か月のタイミングで、
半額以下の価格で販売されているようなこともあります。

その一方で、発売日から何年経過してもなかなか
値段が下がらないようなゲームも存在しており、
それどころかメーカーの生産が終わるとプレミア価格に
なってしまい、定価よりも高い価格で販売されているような
ゲームソフトもあります。
(※生産終了品の話なので、最近問題になっている転売とは
少し異なるお話です)

では、”早い段階で値段が下がる”ゲームは
どのようなゲームになるのでしょうか。
その点を解説していきます。

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あっという間に値下げされるゲームソフト…その理由は?

あっという間に値下げされるゲームソフトは、
「まだ買っていない」人からしてみれば
「ラッキー」ですし、安くソフトを買うことができます。

その一方で、そのソフトを発売日に購入した人からすれば
発売して間もないのに、自分が高いお金を出して購入したソフトが
あっという間に安くなっていたりすれば、
少なくとも、面白い感情は抱かないとは思います。

とは言え、そのゲームが安くなるか、それともならないのかは
なかなか事前に判断することは難しく、
「欲しかったら買う」しかありません。

値下げを待っていたら、永遠に値下がりしないような
ゲームもありますからね…

それでは、早期に値段が下落するようなゲームの
特徴について、お話していきましょう。

在庫が余ってしまったソフト

「売れなかったソフト」=「安くなる」ではありません。
元々生産数が少なく、売れなかったソフトは
「元々数は存在しない」ため、意外と安くはなりません。

早い段階で新品も含めて安くなる可能性が高い理由の
一つとして多いのが
「メーカーがたくさん売れると思っていて、大量に出荷したソフト」
「お店がたくさん売れると思っていて、大量に入荷したソフト」
つまり”売る側”が売れると思って大量に生産・入荷したけれど
実はあまり売れなかった…というケースですね。

このケースの場合、猛烈な勢いで値下がりすることがあります。

例えば
「1000本出荷されて、売上950本だったソフト」と
「20万本出荷されて、売上3万本だったソフト」では、
売上自体は後者の方が高いですが、
「売れ残り」も後者の方が圧倒的に多いわけです。

そうなると、前者は値下がりせずに、後者のソフトの方が
値下がりすることになります。

そのため「純粋な売上本数」が値下がりに影響してくるわけではないのです。

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発売後の評価が悪いソフト

これも「大幅に値段が下落する」ケースの一つで、
発売直後に「新品も含めて」値段が下落する理由として
↑の理由と並び、多い理由です。

ゲームソフトの中には
「致命的なバグ」が存在するまま発売されてしまった作品や
「ゲームとして完成度がかなり低い」状態のまま発売されてしまう
作品も実際にあります。

現代はネット上ですぐにゲームの評価も広がりますから
「内容があまりにもひどい」と、瞬く間にその情報が広がり、
買い控えをする人、即座に売却する人など
色々な人が現れます。

また、実際につまらないソフトの場合
「遊んですぐに見切りをつけて売りに行く人」もいますから、
そうなってくると、あっという間にそのゲームソフトの
販売価格は「下落」します。

特に、人気のシリーズの最新作などで、
最初にある程度売れてしまった場合、
その反動はすさまじく、
中古の買い取りをしているようなお店には
あっという間に「中古の山」ができ上がります。

実際に私がお店にいた際の実例として
「ガンダム」のとあるソフトや「ジョジョ」のとあるソフト、
「バイオハザード」の外伝作品など、
ものすごい勢いで中古の買い取りがやってきて、
瞬間的に値段が暴落してしまったソフトもありました。

「クリアすると終わり」のゲームソフト

評価が低いわけではないけれど、
中古の値段がすぐに下がってしまいやすいパターンとしては
「一度クリアすると、それ以上やることがない」タイプの
ソフトですね。

これは別に悪いことではないのですが
「クリア後に特にやることがない」ゲームの場合、
クリアすると満足して売却する人が多く、
その結果、中古の本数が増える⇒価格が落ちる、という流れに
なっていきます。

ただ、このパターンで値下がりしているゲームは
「つまらない」とかそういうネガティブな理由ではなく
単純に「クリアして、満足して、売る」という流れに
なっている感じです。

逆に言うと「クリアしたあとにもやり込み要素が多いゲーム」や
「対戦がメインのゲームでいつまでも持っておきたい感じのゲーム」の
場合だと、なかなか中古の買い取りがやってくることなく、
中古の値段もいつまでも下がらないことが多いです。

続編などが発売された場合

これは、発売後数か月以上はかかると思いますが
「続編」が発売されると前の作品は
値段が下がることが多いですね。

特に「スポーツゲーム」はその傾向が非常に強く
例えばサッカーゲームなどの場合は
「次の年」のゲームが出ると、大幅に値段が下がる
ケースも多いです。

逆にストーリーがずっと続いているような
シリーズの場合は、続編が発売されても
あまり売上が落ちないようなこともあります。

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ベスト版などが発売された場合

ゲームの中には
「ベスト版」という形で、前に発売したゲームの
定価を下げて、再度発売されるようなことが
行われるものもあります。

最初は定価6800円で発売したけれど、
1年半後に定価3800円の「ベスト版」(内容は同じ)を
発売するという感じですね。

このベスト版が発売されることにより、
必然的に「ベスト版ではないもの」の
値段は落ちることになります。

大きく下落する可能性は低いですが
値下げの理由の一つになりますね。

完全版が発売された場合

最近では「追加要素を少し加えた完全版」が
発売されるゲームも多いです。

この完全版が発売されると
当然のことながら「元々の作品」の価値は
下がるケースが多く、
場合によっては、相当激しく値段が下落するような
ことも起きてきます。

「完全版じゃなくてもいいや」という人にとっては
ねらい目なタイミングであるのも、事実ですね。

「旬」の時期が終わる

「旬」の時期が終わることにより
値段が下がることもあります。

例えば、人気アニメや人気ドラマなどを
原作としたゲームの場合、
その原作のブームが過ぎ去ることで
あっという間に価格が落ちる可能性もあります。

また、ハードでもそうで、
ゲーム機は数年に1度程度、新しいゲーム機が
発売されています。
発売直後はともかく、新しいハードが
発売されてから数年が経過したりすれば、
当然「前のハード」のブームは過ぎ去ります。
そうなってくると、こちらも値段が下がる要素になります。

さらに、ゲームソフト自体のシリーズもそうで、
かつてブームを築いた「妖怪ウォッチ」のように
シリーズ自体のブームが過ぎ去ってしまうケースもあります。

まとめ

どのゲームソフトがすぐに値段が下落するかどうかは
実際に発売されてみないと未知数な部分があります。

発売直後に急激に値段が下落してしまうような
ソフトはごくわずかですが、
時間をかけてじわじわと落ちていくソフトや
中古を中心に価格が落ちていくソフトは
結構な数、存在しています。

その一方で、いつまで経ってもなかなか安くならないソフトなどが
存在するのも事実で、そのあたりは見極めが難しいところです。

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