ワンオペしているお店の店員は休憩はどうしてるの?体験談を語る!

この記事は約6分で読めます。

お店でワンオペしている店員を
見かけたこともあると思います。

実際に私もワンオペ状態で仕事を
していた時もありました。

ワンオペになってしまっている事情は色々とあり、
例えばスタッフが二人配置されていても
買い出しなどで一時的に外に出ていれば
お店に残るのは一人になりますし、
一人が休憩に出かけていれば、
やはり、お店に残るのは一人になります。

また、スタッフに急に欠員が出るなどして、
やむを得ず一人でお店を回しているような
スタッフもいるでしょう。

その事情は様々です。
(可能な限り、ワンオペは避けるべきだと思いますが
 休憩中や急病による欠勤などの場合は
 どうにもならない場合もありますからね…)

では、この”ワンオペの店員”はどのように
休憩しているのか。
私のワンオペの経験談も元に、解説していきます。

スポンサーリンク

ワンオペの店員はどうやって休憩しているの?

お店でワンオペしている店員は
いつ、どうやって休憩しているのか。
気になる人もいると思います。

確かに、お店に一人しかいないと
”休憩すらできないのでは?”と
思いますよね。

一時的にお昼の休憩時間などが
設定されているお店もあるにはありますが
全体的に見ればやはりそれは稀な話で、
コンビニでも牛丼チェーンなどのお店でも
一度オープンしたら、閉店時間(24時間営業の場合はずっと)まで
ずっとお店は開いていることがほとんどです。

では、どうやって休憩しているのか、
それを経験を元に解説していきます。

休憩をしていない場合も

ワンオペの場合、下記のような方法で
休憩を取れない状況のときは
”やむを得ず休憩なし”でずっと仕事を
している可能性もあります。

私は店長時代、人員確保が困難(急な体調不良で欠員が出たため)な日に
1日中ワンオペをしていたこともありましたが、
どうにもならなかったため、
休憩なしで1日中働いていたこともありました
(流石にトイレは行きますけど笑)

そのため、開店前に朝食を食べて、
あとは昼食抜き、夕食抜き、閉店後の夜9時過ぎに
晩御飯を食べる、というやり方で
仕事をしていました。

バイトスタッフさんの場合、このような状況にさせてしまうことは
絶対にいけないことですし、店長が責任を取るべきですが
当時、私は店長だったので
まぁ、仕方がなく…というところですね。

実際にこのように”どうにもならない”のであれば
休憩なしになってしまうこともあるので、
そういう店員は、全国を探せばたくさんいるでしょう。

本当は、休憩取れた方が良いに決まってるのですけれどね。

スポンサーリンク

他の人がいる時間帯に休んでいる

ワンオペをしている時間が”ずっと”でない場合は
普段、休憩する時間であっても
その時間には休憩せず、
他のスタッフがやってきたら(あるいは帰る前に)
休憩する…というケースも多いです。

例えば9時~18時までの勤務で、
16時まではワンオペで、そのあとスタッフが来る!という場合は
普段は12時ぐらいに休憩しているけれど
我慢して、16時になったら休憩に入る、という感じですね。

お客さんの立場からすると、その間ずっとお店にいる!
なんてことはまずないと思いますから
”あの人ずっとワンオペなのかな?”と思うかもしれませんが
そうとは限らず、”ある時間になれば他の人が来る”というケースも
多いため、その場合は”他のスタッフが来る時間帯”に休憩を
ずらして休憩を取る、という方法で対応することが
多いです。

↑とは逆で、9時~18時の仕事で、
12時まで他のスタッフがいて、以降はワンオペなら
休憩を早めて11時に休憩する、みたいなことも
場合によってはすることがあります。

お客さんがいない隙に休憩している

お店によっては、お客さんが
ずっといる…!とは限りません。

実際にそれほど来客数の多くないお店の場合、
1時間近くお客さんが来ないことも
実際にあることです。
(特に平日の昼間など)
そういった場合に関しては
”お客さんのいない合間”で休憩することは
十分に可能ですので、
(レジが見えるところにいる必要はありますが)
休憩をしている人が実際にいるのは事実です。

私も、お客さんがいないタイミングを
見計らって休憩していることは
実際にありました。

ただ、この場合、当然のことながら
昼食の買い出しなどに行くわけにはいかないため
”今日はワンオペだな”と事前に分かる日に
関しては紗季に食料を購入しておき、
休憩の時にそれを食べる、という感じになります。

流石にワンオペの状態でお店を開けたまま
コンビニに行ったり、ラーメンを食べに行ったり
するわけにはいきませんからね…

そのため、食べるものに関しては
パンだったり、おにぎりだったり
”温める必要のないもの”が中心でした。

(事務所に電子レンジなどがあるお店で
働いているなら、それを使うことも
できるとは思いますが)

とは言え、”お客さんがいない”という状況が
いつまで続くのかは分からないですし
”この先20分お客さんが来ない”なんて
保証はありませんので、
せっかく昼食を食べ始めたと思ったら…!
なんてことも、あったのは事実です。

なかなかタイミング的には難しく、
気持ちは休まらないことも多いですが
それでも休憩できないよりはマシなので、
このように隙を見て休憩している店員も
いると思います。

食べないけど休憩している

私がワンオペの時に時々使っていた方法で
”何か食べたりはしないけど、休憩はしている”と
いう方法ですね。

例えば、自分で”休憩時間”と決めた時間の間は
パソコンで自分の趣味に関する調べ事をしていたりして、
仕事はせずに、”休憩”しているという
状態ですね。

この場合は、お客さんからすれば
”パソコンで仕事をしているようにしか見えない”わけですし
何かを食べているわけでもありませんから
休憩中であることを悟られる心配もありません。

特に雇われ店長時代にワンオペになっていた際には
ブラックなお話ですが
”休憩なしで働いても”休憩ありとして扱われてしまうために
ずっと仕事をしていれば”その分損をする”という
状態でした。

そのため、お客さんが多く、なかなか休憩できないような時でも
この方法で”レジと接客以外の仕事をするのは一時中断して”
休憩をするようにしていました。

食べる=休憩、ではないですからね。

スポンサーリンク

休憩が必要ない勤務の場合も

ワンオペをしているスタッフが6時間未満の
シフトであれば、法律上、休憩は必要なくなるため、
もしもそういうスタッフがワンオペを
している場合は、最後まで休憩を取らないケースも
考えられます。

私はそのような経験はありませんでしたが
例えば4時間だけシフトに入っていて、
その間、一緒の時間にシフトに入るはずだった
人間が休んでしまったとしても、
”休憩なし”で働いても、法律上も
特には問題ない、ということになります。

それほど長い時間でなければ
食事も終わった後に取れば大丈夫だと思いますし、
あとはトイレだけ何とかすれば
全然やっていけるとは思います。

もちろん、ワンオペを回避できるのであれば
それに越したことはありませんが、
なかなか難しいこともありますからね。

まとめ

ワンオペで働いている店員の
休憩方法についてまとめました。

私も、ワンオペをした際には
休憩なしで働き続けたり、
食べずに休憩だけしたり、
お客さんのいない隙をついて食事を食べたり、
色々なことをしていました。

意外と、ワンオペの状態で働いている人も
何らかの形で休憩を補填している可能性も
十分に考えられる、ということですね。

個人店などであれば、
堂々と店内で昼食を食べているようなケースもありますが
いずれにせよ、店員も人間なので、
休憩すること自体は、当たり前のことなのです。

タイトルとURLをコピーしました